使われないまま眠っている切手、ありませんか?

2021年4月に日本郵便が切手のデザインを一部変更すると発表しました。
対象になるのは94円、100円、120円、140円の普通切手の4種です。従来のデザインに加えて、光沢のあるインキで料額印面の右上に「〒」マークおよび左下に「桜の花」を追加しますとのことですが、報道によればこれは偽造対策とのこと。デザイン変更になった100円近辺の切手で、どうも偽造品が発見されたようなのです。
とはいえ、いま手元にある切手が使えなくなるわけではなく、窓口の在庫がなくなり次第、順次変更していくとのこと。
私たちが日ごろ使う切手の種類としては、ハガキの63円、封書(定形・25g以内)の84円切手がおなじみでしょう。定形外郵便で大きなサイズのものを送るのに、対象になっている120円、140円切手を使うケースはあるかもしれませんね。
と言っても、メールやLINEなどのSNSでやりとりすることが増えた昨今では、個人間で手紙を出すことはどんどん減っています。
日本郵便が発表した「2019 年度郵便物・荷物の引受物数」によると、普通郵便物の数は対前年比でマイナス2.7%減、数字にして約4億4000万通の減だそう。
4億通も減ったとはすごい数ですね。郵便物の数は2001年を境に右肩下がりで、ネットの普及と反比例して減る一方。ピークの2001年の約262億通から、2019年は163.5億通にまで減ってしまいました。
この状況では、なかなか使われないまま自宅に眠っている切手も多いのではないでしょうか。
ゆうパック等の支払いに再利用も

切手は金券、つまりお金として使えるので、そのまま眠らせておくのはもったいない。
手紙以外に使える方法はないでしょうか。
よく知られているのは、ゆうパックの代金が切手を使って支払えることでしょう(ただしコンビニで出す場合は使えない)。現金との併用も可能なので、使ってない切手に不足分の現金を足して払うのが効率的。
また、書留の料金代わりにも使え、私自身は現金書留を送る時に使用したことがあります。
他にも、レターパックやスマートレターの封筒などと交換できますが、1枚につき42円の手数料が必要になるので注意。外出がはばかられる昨今、ステイホームで片付けに目覚め、いらなくなったモノをフリマアプリで売るようになった人も多いでしょう。ついでに、家のどこかに不要な切手が眠っていないかもぜひ探してみて。
ゆうパックやレターパック・スマートレターなどでフリマアプリやネットオークションの品物をやり取りすることが多いなら、売れた不用品の郵送料として切手が役立つかもしれませんよ。まさに一石二鳥の節約に。
もしかすると貴重なお宝切手が発見され、臨時のお小遣いゲットなんてことも――あればいいですね。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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