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CULTURE NAVI「今月の人」

仲 里依紗さんが「毎回泣いちゃう」と語る、“クレヨンしんちゃん”シリーズの魅力とは?

2021.04.22

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カルチャーナビ : 今月の人・今月の情報

仲里依紗さん_2

セクシー系から清楚系、シリアスもコメディも、なんでもモノにしてしまう役幅の広さで、常に巷を沸かせてくれる仲里依紗さん。そんな仲さんが「昔から大ファンだったので、やっとお話をいただけたと本当にうれしくて」と手放しで喜びを表現するのが、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作だ。

仲 里依紗さん「ユーモアの中に感動が詰まっていて、毎回泣いちゃう」

仲里依紗さん_3

「しかもギャル役と聞いて、待った甲斐があったな、と(笑)。ずっと“好きだったので、いつオファーが来るかな?”と周りに伝え続けてきましたから」

仲さん演じるアゲハは、しんちゃんたちが体験入学する学園の、トップ・エリートクラスに在籍する、多彩な才能を持つギャル!

「見た目はビリのクラスにいそうなのに、口だけじゃなく、ちゃんと成績も残しているのがカッコいい。私は、ギャルの強気で無敵な感じが大好きで。“私はこうだ”と自信を持って言える日本人って少ないですよね? そのテンションさえあれば誰でも、男の人でもギャルですよ」

言葉以上に“ウェ~イ”など音に近いセリフが多いだけに、アフレコは苦労したかと思いきや……。

「けっこう、サクサク進みました。ただ、絵でアゲハの口が開いていなくても、振り向いたときに発する音や鼻歌など、その場で必要なアドリブが難しかったです。声優さんってスゴイとあらためて思いました」

カスカベ防衛隊が、学園で起きた異変に対峙する本作の見どころは、やっぱり“友情”だと語る。

「この春にも、違う環境に移っていく人が、たくさんいますよね。でも友達は離れてもつながっている、いざこざがあっても仲よくつながっている、ということが描かれている。加えて、最初はみんなエリートがいいと思っているけれど、結局は、みんなで一生懸命闘うことが大事。自分が楽しく生活できれば、それでいいんじゃないかなと思います」

仲里依紗さん_1

ズバリ、大好きな“クレヨンしんちゃん”シリーズの魅力とは?

「今回も“ふくらはぎむくみ”という人物が登場しますが、毎回ユーモアのある名前に注目しています(笑)。おもしろい中にいろんなメッセージが詰まっていて、毎回感動して泣いちゃう。私は、しんちゃんの家族関係が好きで。今回も風間くんとケンカするシーンで、“母ちゃんはケツデカだけどダメじゃないゾ!”と母親を庇うんです。ふざけているけど、しんちゃんみたいに心優しい男の子になってほしいな~」

そう語る仲さんは、現在絶賛子育て中。昨年開設したYouTube公式チャンネル『仲里依紗です。』でもすでに、しっかり者の息子さんが評判に。

「“子ども”としてではなく、れっきとした家族の一員として接したり、友達感覚で話を聞いています。毎日“好き”としつこく言い続け、息子にも“誰が好きなの?”“ママ”と、言わせてます(笑)。いつの間にか大人みたいになって、いろいろサポートしてくれます」

仲さんの、歯に衣着せぬ正直で率直な素顔やその生き方は、今や多くの人々を虜にしている。

「芝居でいろんな人になっているので、もはや偽ったり作ったりすることに疲れちゃって。よく“もっと芸能人らしく”と言われますが、女優っぽくすることへの反発かな。普通に自分らしく生きたくて。そんなパワーの源は、買い物と焼き肉と……やっぱり息子の存在かな。息子がいなかったら、こんなには頑張れないだろうな、と思います」

Profile

なか・りいさ●1989年10月18日、長崎県生まれ。アニメ映画『時をかける少女』(’06年)、及び同作の実写版(’10年)に主演し、話題に。近年の出演作に、連続テレビ小説『エール』、ドラマ『恋する母たち』、配信ドラマ『今際の国のアリス』(すべて’20年)など。



『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』

『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2021

ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2021

シリーズ第29弾にして、初の学園ミステリー。風間くんの誘いで、「エリートポイント」導入の天下統一カスカベ学園に、カスカベ防衛隊が体験入学する。ポイントを稼ぎたい風間くんと、奔放なしんのすけが大ゲンカになる中、学生たちが次々と"おバカ"になっていく。そして風間くんも……。他のゲスト声優にフワちゃんほか。4月23日より全国ロードショー。


撮影/イマキイレカオリ ヘア&メイク/近藤志保(reve) スタイリスト/ 高橋法子(4D) 取材・文/折田千鶴子

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