みずみずしい新玉ねぎなら、火を入れて煮込めばすぐにとろとろ。甘味をたっぷり引き出せます。
卵&玉ねぎのとろとろ感がたまらない
豚こまと玉ねぎの甘辛卵とじ
新玉ねぎ特有の食感と甘さは、旬だからこその特別感。どんぶりにしても美味。「砂糖を少し焦がしてコクを出します」
材料・2人分
豚こま切れ肉……200g
新玉ねぎ……1個(200g)
溶き卵……3個分
砂糖……小さじ2
A)
和風だし……1カップ
酒、しょうゆ……各大さじ2
みりん……大さじ1
サラダ油……小さじ2
作り方
- 玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉をさっと炒める。砂糖を加え、少し焦げたらAを加えて煮立て、①を加えて5分煮る。
- 弱めの中火にし、卵を半量加え、少し固まったら残りを加える。フタをして1分ほど蒸らす。
卵は2回に分けて時間差で加えることで、少し固まった部分ととろとろ、2つの味わいを。
教えてくれたのは
堤 人美さん
雑誌や書籍でのレシピ紹介のほか、企業のレシピ開発なども手がける。旬の手頃な食材を、簡単な手順でシンプルなおいしさのひと皿に仕上げる手腕に定評がある。
【特集】「豚薄切り肉」と「春キャベツ・新玉ねぎ」 でごちそうができた
詳しい内容は2021年LEE5月号(4/7発売)に掲載中です。
撮影/松村隆史 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。