「もともとアウトドア派ではなかったのですが、仕事でお疲れぎみの夫が『たき火がしたい』と言い出したのがきっかけ。
たき火できる場所を探したところキャンプ場ばかりで、休日は子どもと公園に行くことが多かったので『キャンプなら子どもも自然の中で遊べるし一石二鳥!』とデビューを思い立ちました」(辻元舞さん)
昨年6月~
夫が「たき火がしたい」と言い出し、キャンプグッズを買い始めたものの…
「モノ選びにこだわる夫がキャンプ道具の候補をセレクト、その中から私が機能や使いやすさをチェックして購入。
振り返れば『もっとコンパクトで軽量なものを選んでもよかったかも…』と後悔したものもちらほら。」(辻元舞さん)
- 最初に買ったものテント
- 寝袋
- テーブル
- 3段ラック
- ツーバーナー
- ランタン
- クーラーボックス
- フライパンセット
- シェラカップ
- ハンマー&ナタ
- ストーブ
- テーブル
- たき火台
- ケトル
- ポータブル電源
- 電気毛布
- グランドシート
- アルミマット
- 家族4人分のあったか肌着
最初から揃えすぎでは?とも思ったけれど…(汗)
昨年11月~
公園でテントの試し張り
「子どもたちを見ながら設営できるか心配だったので、テントが張れる公園で夫と試し張りを2回しました。
子どもを見ている係も必要だと思い、1人でも立てられるよう確認。私がリードしつつ、設営は無事成功!」(辻元舞さん)
camp 1回目
渋滞から片付けまで、ハプニング続出!
ドッタバタ&ヘトヘトで放心状態に…
「渋滞で予定より3時間遅れの到着で、テントが設営できた頃には夕方に。夕食のすき焼きはおいしくできたものの、お湯が出ない洗い場で油汚れが落ちず、片付けに苦戦。
ポータブル電源の充電が切れ、電気毛布が途中で使えなくなりました。ハプニング続きで、たき火をやる頃にはへとへとでした(笑)」(辻元舞さん)
camp 2回目
友人家族と合同キャンプ。初回の反省を生かし、余裕ができて楽しめた!
「2回目は仲よし家族と一緒にキャンプ。大人の目と手が多い分、子どもは遊びに、大人は準備に集中できました。
テントロープにライトをつけたことで子どもが転ばなくなったのも改善点。夕飯はBBQとあさり汁、焼き芋など。たき火でゆっくり大人時間も過ごせて『また来たい!』と思えました。」(辻元舞さん)
キャンプのプロがアドバイス!
教えてくださったのは?
アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん
アウトドア関連の企画監修や執筆を行う。著書『いちばんやさしいキャンプ入門』(新星出版社)は初心者に最適。
「最初から無理せず手を抜くのがポイント」
「初心者は予定を詰め込みすぎて、ハードルを上げがち。『手ぶらで行ってみよう』という気楽な気持ちで始めるのが、続けるコツです」(長谷部雅一さん)
キャンプデビューのおすすめ4ステップ
step 01
日帰りキャンプや、イベント・教室、およばれキャンプでプレデビュー
手ぶらで行ってグッズはレンタル、教室で設営を学ぶ、およばれで参加など、お試し感覚でスタート。
step 02
家族で作戦会議して、キャンプ場を決める。最初はコテージ泊やグランピングも◎
キャンプで「何をやりたいか」「いつ」「どこを予約するか」決定。初回はテント泊にしないのも手です。
※キャンプ場選びのポイントは2021年LEE5月号別冊 P.54を参照
step 03
最低限必要な道具を揃える。レンタルや家にあるものでの代用もおすすめ
普段使いもできるチェアなどは購入してOK。鍋や皿は家にあるものを代用したり、レンタルも活用。
※道具の揃え方のポイントは2021年LEE5月号別冊 P.10を参照
step 04
設営の練習、当日のスケジュールをシミュレーションしてみる
テントやタープ、たき火台はテスト設営を。大まかなタイムスケジュールを立てておくと安心です。
デビューで気になるQ&A
Q.子どもは何歳からキャンプに行ける?
A.言葉が理解できる3歳頃からがおすすめ。動き出す前の乳児だと連れていきやすい場合も。
Q.お金はどのくらいかかる?
A.下は一例で、コテージ泊、グッズレンタルの場合は3万円より高め。予算と手間のバランスで選択を。
4人家族・テント泊の場合
●キャンプ道具一式を揃える
→最低10万円
●キャンプ場使用料・有料道路・ガソリン代・飲食費・嗜好品
→1回のキャンプで約3万円(コテージ泊の場合は金額UP)
Q.インドア派の夫を乗り気にさせるには?
A.夫が「行ってみたい」と思える提案が大切。また初回に素敵なひとときを作ってあげると「またキャンプしたい!」となるはず。
詳しい内容は
LEE 2021年5月号別冊
初心者家族のための「キャンプ」デビューBOOK
に掲載されています。
次回は「話題のギア『メスティン』を使うメリットとごはんの炊き方」をご紹介。詳しい内容は2021年LEE5月号(4/7発売)に掲載中です。
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/TOMIE(nude.) スタイリスト/河野亜紀(物) 徳永千夏(服) モデル/辻元 舞 浅野雄太(GIG MANAGEMENT) 藤本フウゴ 取材・文/武田由紀子
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年4/7発売LEE5月号現在)です。
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