人によって＂いい距離感＂の女友達の定義は異なるものの、それぞれに思いや考えが。

本日はhal オーナー 後藤由紀子さんが、経験や年齡を重ねて今あらためて思う女友達との関係性、付き合い方などを語ってくれました！

hal オーナー
後藤由紀子さん

静岡県沼津にて器と雑貨のお店「hal」を営み、その抜群のセンスが支持を集める。近著に『毎日のこと、こう考えればだいじょうぶ。』（PHP研究所）。

子育て中は鎖国時代ここ数年で友達関係が復活

交友関係が広いことで知られる後藤由紀子さん。今はよく遊ぶ友達チームが3つあるそう。

「数年前に同窓会で再会した地元の同級生たちに、現在は各地方に在住のチーム。また店を始めてから知り合った東京チームの友達とはごはんを食べたり、カラオケなどの趣味を一緒に楽しんだり。ただ、私は自分の育児中を“鎖国時代”と呼んでいるのですが、子どもが小さい頃は、仕事で外出しても夜ごはんまでには家に帰るというルールを課していたので、自分の時間がなくて友達とは自由に会えなかったんです。下の娘が高校生になったここ3年ほどで、遅れてきた青春とばかりにたくさん友達と会って話しています」

また、ママ友ともいい関係を築いていると言います。

「子どもが小中学生の頃は、学校への提出物を教えてもらったりとママ友に助けられました。数が多いわけではなくて、今も腹を割って話すことができるママ友は2人。仕事のグチや子どもの反抗期の文句を言い合ったり（笑）。同じ立場で話せる相手がいて支えられましたね」

後藤さんが今思う、女友達といい距離感を保つ秘訣とは？

「地元の同級生たちのように、連絡を取らない時期があっても、子育てが落ち着いたり、年齢を重ねるとまたつながることも。仲よくしたい人には自分から連絡してしまえばいいんじゃないかなと思います。私は、遠方の友達によく贈り物をするんです。SNSで様子を見て、今は農作業で忙しい時期だから焼くだけの干物を送ろうとか。もちろん相手の反応次第ですが、会えなくても思い合う友達付き合いもいいなと、今は思っています」（後藤由紀子さん）

後藤由紀子さんの
女友達と＂いい距離感＂を保つ極意

1.
数は少なくても本当に気が合うママ友を持つと心の支えになる！

2.
会えなくてもSNSで様子を見て遠方の友達には贈り物を

『今欲しいのは＂いい距離感＂の女友達』詳しい内容は2021年LEE4月号（3/5発売）に掲載中です。

撮影／細谷悠美　イラストレーション／いいあい　取材・原文／野々山 幸（TAPE）
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