女性らしい柔和さと親しみやすさを持ち、一瞬で好印象が得られる「白」と「きれい色」。

マスクで顔のほとんどをおおっていても、オンラインの画面越しでもその効果は健在で、＂人との会い方＂が大きく変わった今、いっそう心強い味方に！

甘辛上手なスタイリスト石上美津江さんに、2021年春コーデのポイントを教えてもらいました！

甘辛バランスの名手・石上美津江さん直伝
着ていて気分が上がる、褒められる！
＂2021年春カラーコーデ＂

「上品で清潔感があり、自然と顔映りが明るくなる＂白＂。

私の場合は、黒やネイビーよりも背すじがスッと伸びて、同時に気分を上げてくれる色でもあるので、直接でもリモートでも、誰かと会う予定がある日は意識的に白い服を手に取るようにしています。

そして＂きれい色＂は、いつもと違う表情をくれて、それが会った人にもストレートに伝わるところが魅力。

今季はベーシックカラーにスッと溶け込むような、ニュートラルなトーンが豊作なので、照れずに挑戦できます。

優しく、柔らかいという共通のイメージがありながら、それぞれに個性を持つ＂白＂と＂きれい色＂。

ここで紹介するコーディネート提案が、少しでも皆さんの毎日のおしゃれに役立ったらうれしいです」（スタイリスト石上美津江さん）

柔らかな「白」なら、遊び心あるデザインを楽しめる！

キリッと深くあいたVネックのシャツは、一見マニッシュなようでセーラーカラー。こんな遊び心あるデザインを気負わず楽しめるのも、清潔感ある白ならでは！

今季注目のベルテッドパンツとのワントーンで、颯爽と着こなして。

シャツ￥26400／デ・プレ　Tシャツ￥9680／スローン　ベルト付きパンツ￥28600／トゥモローランド（バッカ）　イヤーカフ￥6600／アナイ　チョーカー￥17600／ヴァンドームヤマダ（ケンゴ クマ プラス マユ）

コミュニケーションのとり方が変わった今こそ＂色の力＂を借りて

この春のきれい色は、オフホワイトや淡いグレーを混ぜたような、まろやかな発色が特徴。

＂パッと＂ではなく、＂ふと＂目に留まる優しい存在感が、今どきな好印象へ導いてくれます。

フーディコート￥64900／トラディショナル ウェザーウェア 二子玉川ライズ店（トラディショナル ウェザーウェア）　テーパードパンツ￥36300／エブール GINZA SIX店（エブール）　オーバーサイズシャツ￥33000／アングローバル（イレーヴ）　ボーダートップス￥12100／ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店　ワイドパンツ￥26400／フィーニー

スタイリスト石上美津江さんの私服コーデをチェック！

着ると褒められる頻度が格段に違うという、くすみピンクのスウェット＋プリーツスカートのワントーンコーデ。

さまざまなトーンの白を重ねて上品に仕上げる着こなしも、石上さんの得意ワザ。

撮影／田村昌裕（FREAKS）（人物）　坂田幸一（静物）　ヘア＆メイク／YUMBOU（ilumini.）　スタイリスト／石上美津江　モデル／今井りか　取材・原文／鈴木絵美
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