本を読むことが好きです!
子供の頃は好きというより嫌いじゃない程度でしたが、大人になればなるほど好きになりました。
本は好きなタイミングで読める自分本位でいいところが好きなのかもしれません。
時間も場所もあまり選ばない。
電車で移動中に読んでもいいし、天気の良い日ピクニックしながら読む本も格別。今の時期、ぬるめのお湯に長く浸かりながらの読書は至福の時間です。
選ぶ本は今最も興味があることであり、学びたいこと。
好奇心をそそられる本を選んでいるわけだから今の自分の状態を見るバロメーターとしての役割も果たしていると思います。
本を選びながら、読みながら、今の自分の心と対話しているようです。
昨年たくさん読んだのは
お洒落にまつわる本ばかりです
きっとなかなか外出もできず、お洒落したい気持ちが心のどこかで爆発していたのでしょう(笑)
LEE2月号で特集して頂いた企画の中でもいくつかご紹介させて頂きましたが、私が好きな本はお洒落な先輩方の自伝のようなタイプです。
憧れの人のファッションやファッションに対する考え方やライフスタイルとのバランスなどなど、本を読みながら空想を膨らませたりするのが大好きです。
スカーフ一つでも同じものを持っていたりするととても嬉しくなったりして!
おしゃれになりたい、と思ったらまずは憧れの人を見つけることです。
往年の女優でもいいし、会社の先輩でもいい。
真似でいいからそこに近づくために工夫してみることです。私はこの本達を読んで色々なことを真似したくなりました。
色の合わせ方、靴選び、ベッドリネンから所作まで……
毎日がもっと楽しくなるようなアイデアがつまっているので、見るだけでも学ぶことは何かしらあるのではないでしょうか。
迷ったら本屋さんへ!(笑)
ファッションの本も大好きですが、個人的には最近は風の時代の本やマインドフルネスの本がマイブームです。
遠い話のようだけどどちらもとても生活に密着していて役に立つ学びばかりです。
読書する時間というのは私の場合今は限られた時間の中だからこその選択かもしれません。
そしてそれはここ数年小説を読んでいないことにも関係しているのかも。
10年前くらい前は小説が好きでしたが、妊娠出産してから育児本やレシピ本、ビジネス本などとにかく今すぐ使える生きた情報が載っている本ばかりを読むようになりました。
それが今も続いている、そんな感じです。
今はそれでいいのかも。
きっとそれが今の私に必要なものだから。
何も考えず身にならなくても気になる本を選べる日が必ず来るはず!
ゆっくり小説を読めるようになったら、人生ネクストステージかもしれません(笑)
そんな日が来るのを待つのも年をとる楽しみの一つです。
愛読書たち
レジェンド白洲正子さん
彼女の本はたくさん持っていますが気になる言葉を手帳に書き写しています。
“ほんとうのお洒落とは、ちょっと見には平凡で目立たないくせに、どこか人に違って見える人の事を言うのです“
これは去年の手帳に書き写していた言葉。
おしゃれって特別なものじゃない、日常のちょっとしたことにも宿っているんだと感じます。この時代に生まれ、この人の考えに生で触れてみたかったなぁ。
憧れの益永みつ枝さんの本
自伝です。伝説のショップF.O.B COOPがどんな風に誕生したのかを初めて知り感動しました。10代の私の憧れの店だったので!彼女のセンスに触れることができます。いつか私もあんなふうに白髪をかっこよく伸ばしたい!
この本で高峰秀子さんを知りました
あまりにも面白くて一晩徹夜してしまった。。
冒頭の、
“母ちゃんは、趣味がいいね“
“いいかどうかはわからないけど、あるね、趣味は“
が、心に残りすぎて今もたまに思い出します。
まさに流儀。この本に出逢えて自分の流儀ってなんだろう?と考えるきっかけに。
写真もたくさんあるのでめくるだけでも楽しいです!
光野桃さん!今、一番会いたい方です
昔からファンでしたが、最近エッセイを読みまくって勝手に感動しています。
ファッションについて書かれていることが多いので共感する部分が多いのだと思います。
光野桃さんの言葉はみずみずしくて、情景が浮かびます。
そんな言葉で書かれているおしゃれの本が面白くて!
この記事へのコメント( 2 )
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LEE編集部