年末年始で増えきった体重……減らすなら、がっつり肉を食べるべし!? 頼るべきはダイエットの常識をひっくり返す「ロカボ」。
気にするのは“糖質”だけ。体験済みの料理家が考案するとっておきレシピを1カ月食べ続ければ、いつの間にか理想の体型に!
教えてくれたのは
ワタナベマキさん
ちょっと体型が気になりはじめた夫を、ボリュームある低糖質おかずで見事にやせさせた経験あり!「お肉も油もOKな糖質オフおかずは、本人もダイエットを意識せずに続けられるので、ストレスがありません。食べ盛りの子どもにもぴったり」
肉+油がOKなロカボはおしゃれ料理が得意
鶏むねのミラノ風ハーブカツ
糖質量 7g
淡白なむね肉に白ワインをもみ込んで風味づけ。「衣には小麦粉を使わず、パン粉も細びきタイプを薄くつけるだけ。低糖質なうえに食感も軽やかに」
材料・2人分
鶏むね肉(皮なし)……小2枚(300g)
カリフラワー……1/3個
白ワイン……大さじ1
溶き卵……1個分
A)
パン粉(細びき)……大さじ3
ミックスハーブ(ドライ)……小さじ2
塩……小さじ1/2
揚げ油……適量
作り方
- 鶏肉は厚い部分をそぐようにして開き、1.5㎝厚さにして白ワインをしっかりもみ込む。カリフラワーは小房に分ける。
- Aを合わせる。
- ①の鶏肉に溶き卵をつけ、②を押さえながらまぶす。
- フライパンに深さ2㎝ほど油を入れ、170℃の中温に熱する。③を入れ、揚げ焼きにする。
- 片面がこんがりと揚がったら裏返し、①のカリフラワーを加え、時々返しながら揚げる。
- 鶏肉が両面こんがりと揚がったら、カリフラワーとともに器に盛り、塩を振る。
短時間で揚げムラなく仕上がるよう、むね肉の厚い部分に包丁を入れ、開くようにして厚みを均等にする
【特集】がっつり肉で日本一おいしい「やせおかず」カレンダー
詳しい内容は
LEE 2021年2月号
がっつり肉で日本一おいしい「やせおかず」カレンダー
に掲載されています。
詳しい内容は2021年LEE2月号(1/7発売)に掲載中です。
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美 撮影協力/UTUWA
※レシピの糖質量は1人分あたりの概算。北里大学研究所病院 山田 悟先生の著書などを参考に計算したものです。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。