ちゃんとサイズを測ったのは11年以上前だった!
「下着のフィッティングへ行ったのはいつですか?」と聞かれて、私は遠い記憶をたどります。「長男を妊娠する前だから……えっと……11年以上前ってこと!」本当のことを答えるのをためらうほど、昔のことだったのです。妊娠&出産を経験すると、バストサイズは短期間に変動するし、授乳期間中なんてほぼ裸みたいな状態で。下着にこだわりをもてる余裕がなかったんでしょうね。40歳を過ぎて、バストの形の変化が気になり始めました。そして、ステイホーム中、特に!ノーブラorブラキャミで過ごす時間が長かったからか、元々小さい私の胸はどこかへ行ってしまいました(泣)。
みなさんは最後のフィッティングはいつですか?「別に誰に見せるわけでもないし…」という気持ちと、「いや、諦めちゃダメだ!」という思いが交互に出現する中で、意を決して(大袈裟ですが!)下着のフィッティングに行ってきました。訪れたのは、青山にあるHEAVEN Japanの試着体感サロン。自分の体形にあったブラジャーを選んでもらったところ、思っていたサイズよりも2cupアップするという驚きの展開に!今年一年、いろいろありましたが、自分へのご褒美でいくつか下着をお迎えしましたので、ご紹介したいとしたいと思います。
「ほとんどの人のバストが2cupアップします!」
〝特上脇肉キャッチャー〟や〝タニマドンナ〟ほか、ユニークなネーミングのブラジャーが並びます。「70%の女性が間違ったサイズの下着を着けているといわれています。それはスタイルが崩れる大きな原因です。フィッティングされるとほとんどの人が2cupアップするんですよ」と語るのは、HEAVEN Japanのフィッティングアドバイザー。40代に差し掛かると胸の脂肪は柔らかくなり、バストのしぼみやたるみを感じる人が多いそうです。でも、その分背中に逃げた脂肪を寄せてきてしっかりとブラジャーの中におさめることができれば、胸として形状記憶もしやすくなるのだとか。
私は「でも、しっかり固定するブラは苦しいのでは?」と敬遠していました。しっかりと〝寄せて上げる〟のに、苦しくないブラジャーがあるとのことで、いくつか試してみることにしました。まず選んだのが、ノンワイヤーなのに、バストトップがグッと上がる「脇肉キャッチャーノンワイヤー」。
脇が高くなっていて、脇肉を寄せる力がすごいです。それなのに、苦しくない。ニットを着るときにトップの位置が自然な感じで上がって、とてもきれいなシルエットになるのでお気に入りになりました!
そしてもうひとつは、「ハリジェンヌ」。こちらはもっと谷間の丸みがでるタイプです。授乳後にしぼみや下垂を感じている人向けのブラジャーです。3/4cupよりもやや深い設計でワイヤーが狭め。まあるく持ち上げてくれる。デコルテ痩せが気になる世代におすすめです。私もみごとに2cupアップしました!やったー!
HEAVEN Japanのうれしいところは、フィッティングの結果をメールで送ってくれるところ。ほとんどの人がバストサイズの左右差がありますよね。ストラップの長さを右左それぞれ何センチに設定すべきかということをメールで確認できるので、洗濯後などにチェックしています。実際にフィッターさんに採寸してもらうのがいちばんですが、オンラインショップでフィッティングサービス対象の商品であれば、返品交換が無料で受けられるのもうれしいですね。
おうちでのリラックスタイムにおすすめの下着
大人なら上質な下着を着けたいですよね!こちらは100%シルクの下着。おうちに帰ってから眠るまでの時間やお休みの日などリラックスしたいときに身に着けたい「LOUNGERIE(ラウンジェリー)」というコンセプトのPANTY Bar のAll Silk Soft Braです。まず手に取って思ったことは「え?これがシルク100%なの?」ということ。伸縮性があるので綿のようでいて、綿よりも暖かい!
海外メゾンでの経験もあるデザイナーがデザインし、ベテランパタンナーが型紙を作成。着心地を重視するために背中のホックがありません。これが快適なのです!伸縮性の高いシルク生地と内蔵ゴムがフィット感を高める設計になっていて、ノンワイヤーながらも美しいシルエットをキープ。
レースは国産のストレッチレースを、極力肌にあたらないように縫製しているそうで、とてもやわらかです。私はレースでかぶれることもあるので、かわいいレースの下着も諦めてきたのですが、これなら安心して着られます。
ママだって美しいバストでいたい!?
出産してからは自分の下着のことは常に後回しでした。子どもは成長とともに下着もサイズアウトしていくので、買い替えるタイミングが多いですが、特にブラジャーは替えどきがわからなくなっていました。今回、下着を新調してみると、洋服の見え方も変わって、気持ちにも変化がありました。ママになったからといって、バストの美しさを諦めなくてもいいし、自分のバストにきちんと向き合えば、明るい気持ちで毎日が過ごせるということがわかりました。
実は私が下着を意識するようになったのは、ある本の製作に関わったことがきっかけでした。グラビアイドルの森咲智美さんの『詐欺バスト術』(サンマーク出版)です。育乳をしなくても一瞬でサイズアップできるワザが載っているのですが、「Gカップの森咲さんだからでしょう?」と思っていたら違いました。お試し隊のAカップさんがその場で、谷間ふっくらボリュームバストになったことに驚いたのです。お試し隊には3児のママの人もいて、このワザを使った後の表情がパッと明るくなったことが忘れられず、私も下着を見直すことにしました。みなさんもぜひ、自分のバストと向き合ってみてください。理想のバストに近づくことができると楽しくなりますよ!
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳