当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

LIFE

ワタナベマキさんの毎日ごはんと片付けルール

暮らしながら整えていく「収納術」

2016.12.22

この記事をクリップする

暮らしを快適に、スムーズに回す段取りのカギは「収納」にあり?

人気料理家ワタナベマキさんの、毎日を笑顔で過ごす暮らしの秘訣。今回は、キッチン周りや洋服の収納に注目してお届けします。
ポイントは、「同じジャンルのものでも、使いやすい場所に分散して置く」こと。
「器は食器棚、調味料はまとめて、服は1カ所に」という先入観を捨てたら、驚くほど快適に。

 

Part3 片付けルール「収納編」

291m3-1

何かを取りに行くのを面倒に感じたとき。その瞬間こそ、収納の見直しのチャンスだと、マキさんは考えています。

「じゃあ、どこにあれば楽かな?と想像してみるんですね。まさに、朝食の器や、家族の下着の収納場所は、そんな『面倒だな』がきっかけでした」

291m3-3s

仕事柄、持っている食器は大量ですが、多くは、リビングの棚に収納。右は大皿と漆器、中央は日常使いの器、左は使用頻度の低いものとお弁当箱などを。

メインの食器棚

291m3-5

棚板は高さが変えられるように注文。中央の棚の手前は、より頻繁に使うものが収まる。ざっくりと、上は和食器、下は洋食器で分けて。

291m3-6

カトラリー類は木箱に入れてまとめて収納

朝食用食器

291m3-9

朝食では、使う器を決めてしまい、キッチンの戸棚にまとめて収納。リビングに取りに行く手間も省ける。

「これも、朝仕事のルーティン化のひとつですね。『どの器が合うかな?』と迷うのは、時間に余裕のある晩ごはんのときの楽しみに」

茶器

291m3-10

湯飲みはさっと出せるよう、テーブルわきにスタンバイ。小さなもの、特に豆皿は、棚に入れると迷子になりがちなので、木箱にまとめて収納し、取り出しやすく

ガラス器

291m3-8

「ガラスはここ」と決めてあれば、器を選ぶときに手間取らない。棚は「リネンバード」で購入。リビングのソファ横に、ディスプレイ感覚で配置。

 

291m3-2s

使いやすい配置は人それぞれ。時には、1カ所にまとめないほうが、効率がいい場合もあります。ムダなく回し、使い切るための秘訣あれこれ。

291m3-13

頻繁に使うので、塩はいつも出したまま。個性豊かな壺に入れれば、可愛らしくもあり、種類も一目瞭然

しょうゆ・みりん

291m3-20

頻繁に使うものは、一升瓶で購入。そのままだと重く、キャップを回し開ける手間が面倒なので、保存容器に移し、すぐ出せるガス台横にスタンバイ

その他の調味料

291m3-12

調味料も、新鮮なほうがおいしいから、大きいものは買わず、小さめサイズを短期間で使い切る。左からざっくりと、中華→和→洋と分類してある

スパイス類

291m3-11

ガス台後ろの棚にまとめて収納。容器は、棚の高さに合うものを選ぶのがすっきり見せるポイント。

291m3-21

詰め替え用が入りきらなかった場合は、まとめて保存容器に入れ、この"余った分から使う"のが、余計なものをため込まないコツ。"うっかり二重買い"を防ぐ効果も

 

291m3-4s

洋服も、使い勝手を考えれば、ひとつにまとめる必要はありませんでした。着替える場所によって、3つに分けて収納します。

291m3-15

寝室で着替えると、家族が起きてしまうので、朝一番に身につける普段着はリビングに。上段には、季節外れの衣類を収納。衣替えは、ケースの中身を入れ替えて終了。

291m3-17

折りジワが気になるもの、アウター類は寝室のクローゼットに。バッグ、帽子類もこちらに。

291m3-16

入浴後に身につける下着類は、脱衣所がベスト。家族3人分を、それぞれの棚に分けて。

 

子供のもの、どうしてる?
出しっ放しのおもちゃ、おやつ、学校で描いてきた絵……。子供がいるからこそ、うれしいもの、少し困ってしまうもの。

「特に片付けは、子供自身ができるように、"とりあえず入れ"をつくりました。自分のものは、自分で管理する練習に」

291m3-19

おやつは手が届かない場所へ。

291m3-7

描いた絵は、大きなトートバッグに入れて収納。

291m3-18

リビングのおもちゃはとりあえず、かごに緊急避難。


物の置き場所に合わせて人が動くのではなく、暮らす自分に合わせて物を配置する。それに気づいたとき、暮らしのリズムは、軽やかになりました。
いつでも心地よくあるために、マキさん宅の収納は、日々、アップデートを繰り返しています。

次回は掃除編!マキさんの愛用道具にも注目です。

撮影/大森忠明 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子、福山雅美
詳しくは2016年12/7発売のLEE1月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる