壁を主役にすれば、自分らしく、おしゃれな空間が手に入る！

LEE1月号では、次号2月からはじまる、インテリアスタイリスト石井佳苗さんの新連載を前に、初回拡大版として石井さんの自宅を大公開！
今日のLEEコーナーでも、壁の余白を使っておしゃれなインテリアを叶えるコツを、部屋ごとにお届けしています。

今回は、雑多になりがちな玄関。お気に入りを配置して、ひと味ちがう空間を作り上げて。

石井佳苗さん宅の玄関インテリア
一瞬で通り過ぎる場所だから、個性的でインパクトあるものを

リビングなどとは違い、自分も来客も長くはいない場所が玄関。

だから壁インテリアも、カラフルでインパクトがあるものが中心。

「ようこそ！」の気持ちを表す場所だから、この先に続く空間へのわくわく感を予想させる雰囲気も大切にします。

玄関の壁インテリアアイデア01
カラフルな空間にはあえてひとつ、白を

越智香住さんのオブジェにはネックレスを掛けて。カラフルな空間の中、ここだけ静謐な空気が漂う。

「立体オブジェがひとつでもあると、空間に奥行きが出るんです」（スタイリスト石井佳苗さん）

玄関の壁インテリアアイデア02
背の低いものは、目線に入るよう椅子に

白壁に映えるように置いたヴィンテージランプ。合わせたのは、やさしい色調のピア・ストラングさんの絵画。

「ランプは床に置くと目に入りづらいので、椅子にのせて」（スタイリスト石井佳苗さん）

玄関の壁インテリアアイデア03
次の空間への＂わくわく＂をかきたてる

立った状態で入ってくる玄関だから、壁に飾るものも視線を考えてやや高めに。壁の両側を飾ることで、ダイニングに続くドアを開けたときの開放感がいっそう高まる。

教えてくれたのは…
インテリアスタイリスト 石井佳苗さん

アパレル会社勤務後、インテリアへの興味が高まり「カッシーナ・イクスシー」に入社。独立後は雑誌、書籍、広告など多方面で活躍。インテリアのオンラインレッスンも好評。
https://www.kanaeishii-stylist.com/

撮影／宮濱祐美子　取材・原文／福山雅美
※商品の価格は本体価格（税抜き：2020年12/7発売LEE1月号現在）で表示しています。詳しくはLEE1月号をご覧下さい。