「インテリア」というと、まず思い浮かべるのは家具の配置。でも実は、インテリアの印象を左右するのは、家具よりも壁の存在かも!?
「視界に占める面積が多い分、壁は空間の印象に大きく影響するんです」と教えてくれたのは、企業や店舗からも引っ張りだこのインテリアスタイリスト、石井佳苗さん。
今回は、石井さん宅のリビングを例に、お気に入りの雑貨や小物を飾る、壁コーディネートのコツをご紹介します。
石井佳苗さん宅のリビングインテリア
大きな壁を飾るならアクセントカラーを効果的に
白の世界に、ほどよくダークカラーや真鍮のアイテムを差し込みます。
さらには、主役をしっかり決めるのもポイント。
白壁をゆったりとバックにした「オートゥルノトゥルス」の真鍮製オブジェがその役を担っています。
リビングの壁インテリアアイデア01
壁に棚を作れば、飾れる場所はもっと増える
家で一番"まとまった壁"があるのがここ。
「さらに上に棚をつけることで、よりたくさんのものを飾れるように。白ベースの中に、紺色の絵画やフロアランプを印象的に入れ込んで」(スタイリスト石井佳苗さん)
リビングの壁インテリアアイデア02
まずは、素材と色合いを揃えて組み合わせてみる
棚上のテーマカラーは白。とはいえ、その色合いは並べてみれば実にさまざま。
「陶器類は、ふたつと同じ色合い、質感がないので、初心者でも組み合わせて飾りやすいですね」(スタイリスト石井佳苗さん)
リビングの壁インテリアアイデア03
目立たせたいものは、ポツンと壁掛けしてもいい
ぽつんと掛けたオブジェは、笹本雅行さんの作品。
「女性にも見えるし、男性にも見える。このような想像力をかき立てる存在がひとつあると、空間にグッと深みが生まれます」(スタイリスト石井佳苗さん)
教えてくれたのは…
インテリアスタイリスト 石井佳苗さん
アパレル会社勤務後、インテリアへの興味が高まり「カッシーナ・イクスシー」に入社。独立後は雑誌、書籍、広告など多方面で活躍。インテリアのオンラインレッスンも好評。
https://www.kanaeishii-stylist.com/
撮影/宮濱祐美子 取材・原文/福山雅美
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年12/7発売LEE1月号現在)で表示しています。詳しくはLEE1月号をご覧下さい。
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