昨年、「便利!」「使いやすい!」と大好評を博したコラボレーション「ひとりっぷ®×レスポートサック」。あっという間に完売したアイテムばかりで、再発売希望の声もたくさん届いたそう。そんな声にお応えして、このたび新たに2型を加え、待望の第2弾が決定! 11月18日(水)発売です。今回もかゆいところに手が届く(!)「便利」がつまったアイテムたちが出来上がりました。
そこで、ひとりで旅を気軽にぞんぶんに楽しむ「ひとりっぷ®」の生みの親にして、このコラボレーションをディレクションした「ひとりっP」こと、元SPUR編集長・福井由美子さんと、一部に「かなりのレスポ好き」として知られるライター・中沢が「レスポのここがすごい!」を熱く語り合う、レスポマニア緊急対談をお送りします!
旅に便利な、ひとりっぷ®コラボは日常の相棒にもなる!
中沢:レスポートサックの何がすごいって、型数も生地も種類がびっくりするくらい豊富で、仮にレスポ好きでなかったとしても、何かしらひとつは使えるアイテムが見つかることだと思っています。そんなレスポートサックに旅のエキスパート、ひとりっP先輩がディレクションした新しいアイテムがまた加わると聞き、いてもたってもいられず、大先輩をお呼びしてしまいました!
ひとりっP:今回もすごく使えるアイテムを作りましたよ!
中沢:バックパックはエッセンシャルシリーズの「CR URBAN BACKPACK」がベースですか? あのモデルも相当便利なのに、ひとりっぷ®モデルは、さらにアレンジが加えられているんですね。
ひとりっP:「URBAN EDITORS BACKPACK」と名付けて、旅でも日常でも使い勝手がいい機能をいくつも加えた自信作です。
中沢:「旅に便利は、日常でも便利!」が、ひとりっP先輩のモットーですもんね。
ひとりっP:日常生活の中でも緊張感を持って過ごさねばならないコロナ禍で改めて思うのは、日々の小さなストレスを失くすことの大切さ。バッグやお財布という存在は、まさに日常とともにあるでしょう? 毎日のパートナーとして、使いやすさを追求したアイテムを取り入れることで、ストレスが軽減されると思います。レスポにはそんな期待に応えるアイテムがたくさんありますよね。企画段階では今年こんな状況になるとは思いもかけなかったけれど、このひとりっぷ®コラボも、日常生活で便利にお使いいただける機能性を備えている、と自負しています。
中沢:本当に機能性抜群ですね。まず、このバックパックのトップハンドル、肩にもかけられる長さになっている! 背負えて、肩にかけられて、手でも持てる、3WAY仕様。先輩、いきなり、便利すぎるじゃないですか……。
ひとりっP:私は旅の間に感じた、ちょっとした不便を解消することに命をかけていますから(笑)。たとえば、空港の荷物検査の時ってバタバタしがちでしょ。荷物を出したり入れたり、バッグを持ち替えたりするストレスを極力減らして、サッと済ませたい。それで、背負っていたバックパックを肩にかけて、PCやら何やらを出せたら便利だろうな、と思ったの。だから、トップハンドルの長さにはこだわりました。肩にかけて、ガバっと開けて、中身が取り出しやすくなっています。これって、旅に限らず、日常使いでも、絶対便利なはず。
中沢:今日もひとりっP先輩は「URBAN EDITORS BACKPACK」と前回、大好評だった「RYAN TRAVEL TOTE」の2個持ちで現れて、これからまたどこかに旅に出かけるのかしら、と思う荷物量でしたが、必要なものをサクサク取り出していましたね(笑)。
ひとりっP:PCやカメラを持ち歩くから、いつも荷物が多いのよ~。だから、ひとつひとつのバッグやポーチの機能性と軽さを追求しています! そんなわけで、自分の不便が解消されている、このコラボアイテムたちは本当にヘビロテ……というか、もはやこれしか使っていないかも(笑)。
中沢:サイドのポケットのサイズ感もいいですね。500mlのペットボトルやタンブラーが、きれいに収まるサイズ。
ひとりっP:そうそう。ここもどうしてもこだわりたかった部分。500mlサイズがしっかりホールドされるので安心。それから、このショルダーのクリップ! 見て見て!
中沢:ん? これはどういう機能なんですか?
ひとりっP:ショルダーの長さを調節したうえで、余った紐を固定させる可動式クリップです。背負った時、紐がヒラヒラしないから、背負っても、肩にかけても、見た目がスッキリします。これ、実はレスポートサックさんから提案してもらった機能なんだけど、すごくないですか?
中沢:ほんとだ、余った紐が見えない! 確かに、バックパックの余った紐って、うっかりひっかけたりするから地味に邪魔でした。
ひとりっP:ですよね。私も、なるほど、こうできるのか!とワクワクした機能です。紐が収まるとビジネス・シーンでも使える、きれいな雰囲気になるでしょう。たとえば、丸の内OLの方にも、ぜひ使ってほしいな。
「内側カラフル仕様」は、ひとりっぷ®コラボの絶対条件。その理由は?
中沢:生地が艶やかなパテントだから、きれいめコーディネートにも合いますね。移動中は背負って、打ちあわせなどでは手持ちでトートバッグとして持てば、スマートに使えそうです。
ひとりっP:パテントって、派手すぎない華やかさがあるのが良いんですよね。もっと鮮やかなカラーもラインナップに加えようかな、と少し悩んだんですが、やっぱり、いろんな服のコーディネートに馴染むカラーにして、パテントでアクセントをつけました。最近、私はブラウンが気になっていますが、このココアのようなタッセルパテント、シックで大好き。内側の生地も各色に合わせて変えています。
中沢:内側の生地をカラフルにしたのは、視認性を高くするという意図でしたよね。
ひとりっP:これなら、バッグの中身が見えやすいでしょ? 内側がブラックのバッグって多いじゃない? だから、私はバッグの中で行方不明になりがちなブラックのポーチなどは選びませんが、これならブラックの小物も見つけやすい。
中沢:この「内側カラフル仕様」は、ひとりっぷ®コラボ商品、すべてに共通。ひとりっP先輩の譲れない条件なんですね。今回のもう一つのニューフェイス「ZIP POUCH SET」はレスポの代表的なアイテム「3ZIP COSMETIC」がベースですね。
ひとりっP:各国のお金や名刺を入れるのに便利な3ジップポーチは、愛用している超お気に入りアイテム。ただ、ひとつだけ難点だったのが、お札は折らないと入らないことだったんです。だから、横幅を少し広げてもらいました。これで、お札を折って入れる手間が省ける! すばらしい!
中沢:セットとしてついているミニ2ジップポーチは、もしや香港限定の交通カード用ミニ3ジップポーチがヒントになっていますか?
ひとりっP:そうそう。あのサイズも何かと便利で、香港に行った時、気に入った柄があったらゲットしているんです。ただ、3ジップの一番下のポケットに入れるものが思いつかない(笑)。だから、潔く、私は2ジップにしました。
中沢:このミニミニなサイズ感が絶妙でかわいい。私だったら、コンタクトレンズや薬、リップクリームを入れたいです。それから、なんといっても、取り外しできるリストレット付き、というのがすごく便利そう! これなら、ランチタイムのお財布代わりにも使えそうですね。
ひとりっP:そういう使い方もあり! 前回「MULTI PASSPORT WALLET」として発売したモデルにもリストレットをつけ、「RYAN TRAVEL TOTE」につなげられる仕様にしていましたが、「URBAN EDITORS BACKPACK」にも搭載したリストレットホルダーに、ウォレットもポーチもつなげられます。
中沢:前回、即完売したトートとウォレットも今回、再販されるので、前回、逃した方は要チェックですね。
ひとりっP:「MULTI PASSPORT WALLET」はペンホルダーをゴムから布に変えるなど、一部仕様を変更した「MULTI TRAVEL WALLET」として再発売します。
誰でも絶対お気に入りが見つけられるから、レスポはすごい!
中沢:コラボアイテムの詳しい仕様やカラーはリンクしたページをご確認いただくとして、ここからは我々のありあまるレスポ愛を語り合いたいです! 僭越ながら、私からいいですか? さっきもチラッと言いましたが、レスポのすごいところって、まず、とんでもない数の品数が揃っていることだと思うんです。そのわかりやすい見本が、ひとりっP先輩の所有する3ジップポーチの数々(笑)。どんだけ持っているんですか!
ひとりっP:たぶん、もっと持っているんだけど、これでも厳選して買っているんですよ。やっぱり、生地や柄、色味には好みがあるから、愛用アイテムで「これは好きだ!」という柄やカラーに出合ったら、とにかくおさえておく(笑)。なぜなら、逃すと二度と出合えない可能性があるから。
中沢:そうなんですよね。レスポはどんどん商品が入れ替わるから、一部の定番カラーやアイテムをのぞき、意外と回転が速くて、ぼんやりしていると買い逃す。それがまた、自分だけのお気に入りを見つける楽しさにもつながっていて。さまざまなブランドやキャラクターとのコラボ商品も多いですし、「気に入ったら、とにかくおさえておく」の気持ち、めっちゃわかります。
ひとりっP:お気に入りは旅に、日常にガンガン使い倒すので、時間が経てばそれなりに傷みます。だから、代わりをバックヤードにキープしておかないと!
中沢:レスポは商品の数が多いのと比例して、客層の幅がすさまじく広いのもすばらしい。たとえば、空港など旅先でレスポのバッグをしっかり持ってウキウキしているご高齢の女性たちを見かけるたび、「楽しい旅の思い出とともにレスポがあるんだな~」とこちらも楽しくなりますし、スーパーマーケットで使い込んだレスポのバッグを斜めがけしている女性を見ると「日常に欠かせない相棒なんだなあ」と思います。かと思えば、ひとりっP先輩のように、ファッションのプロとして仕事をしている人にも愛されている。こうしたブランド、あまりないと思うんですよ。
ひとりっP:確かに、レスポって、本当に顧客層の幅が広い。モデル数やカラー、柄が豊富すぎるほど豊富だから、さまざまな需要に応えられるのよね。
中沢:たとえ「レスポはあまり好きじゃない」という人でも、その人にとって便利な機能×好きなカラーや柄の組み合わせが必ず見つかるはず。そこがすごい! 我々のように大好きな人には無限に欲しいものが出てきちゃうから、それはそれで大変ですが(笑)。
ひとりっP:本当にそう。それでいうと、私、エッセンシャルシリーズも大好きで。
中沢:エッセンシャル、私も大好きで思い入れがあります。
ひとりっP:本当に超軽量でかさばらず、丈夫な生地が採用されていて、とても使いやすい。まだ持っていない方にはぜひ、試してみてほしいです。通常のラインより若干、お値段が張るから選びづらいかもしれませんが、その価格分の価値があるシリーズです。それで、ひとりのレスポファンとして言いたいのが、好きだったモデルのいくつかがすでに廃番になっていて悲しい、ということ。廃番モデルをぜひ復刻してもらえたら!と思っています。
中沢:私の超お気に入りのエッセンシャルのポーチも廃番になったようです。いくつか別の柄を買い置きしていますが、復活を心から望んでおります……。私はポーチマニアでもあるんですが、超軽量&結構物が入る容量とサイズ感&分別しやすい3層と作りが絶妙なポーチで、人にもおすすめしていました。
ひとりっP:レスポマニア同士で、声を大にしてエッセンシャルシリーズの良さも伝えましょう(笑)。
中沢:そうしましょう。ひとりっぷ®コラボを買うついでに、ぜひエッセンシャルシリーズもチェックしていただきたいです。今日はレスポマニア同士という共通点ゆえ、大先輩とキャッキャとレスポトークができてうれしかったです。先ほども言った通り、レスポは売り切れ御免!商品が多いので、ひとりっぷ®コラボも気になる商品があったら、急いで検討&購入してくださいね!
取材・文/中沢明子 撮影/山崎ユミ
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中沢明子 Akiko Nakazawa
ライター・出版ディレクター
1969年、東京都生まれ。女性誌からビジネス誌まで幅広い媒体で執筆。LEE本誌では主にインタビュー記事を担当。著書に『埼玉化する日本』(イースト・プレス)『遠足型消費の時代』(朝日新聞出版)など。