紅葉の季節を控え、今、京都はホテルのオープンラッシュ。数ある新ホテルの中から、子連れ旅におすすめの「ポテル」というユニークな名前を持つホテルへご案内します。
1:鉄道博物館、水族館、公園。キッズウェルカムな施設がいっぱいの立地
「ポテル」があるのは京都駅の隣、梅小路京都西駅。こちらには京都で最も大きな公園であり、一部紅葉も楽しめる梅小路公園と京都鉄道博物館、京都水族館と子どもが大好きな施設があります。
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エントランスに向かう「ポテル」のアプローチ。
京都鉄道博物館と京都水族館でそれぞれ1日遊べば、周辺だけで2泊はいけますね。「ポテル」は京都駅から徒歩15分ほどの距離。京都駅からのんびり散策しながら向かうのもおすすめ。
2:ボールプール、ボードゲーム…子どもが喜ぶパブリックスペース
パブリックスペースが多いのが「ポテル」の特徴。「Park」というスペースでは京都シネマキュレーションによる映画の上映を行うほか、木のボールプールやおもちゃが用意されています。
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「Park」は土足厳禁なので、ハイハイ赤ちゃんも安心。
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「Park」にある木のボールプール。
底冷えする京都の冬でも安心な床暖房完備です。
「Game」には、世界各地のボードゲームがずらり。
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珍しいボードゲームもある「Game」。
うちの息子はボードゲーム大好き。止めるまでずーっと遊びたがります。もし雨に降られたら、ここですごすのもいいかも。
さらに「Book」は京都の書店、誠光社セレクトの多彩な本がずらり。子ども向けの本もありますし、かなり古い雑誌のバックナンバーもあります。
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子ども向けの本もあるので、寝かしつけに利用しても。
ここにある本は客室に持っていくこともできるため、ゆっくり読書タイムなんてすごしかたも贅沢ですね。
ゲストだけが入れるルーフトップテラスもあります。
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眼前には梅小路公園の木々が茂り、冬が近づけば一部紅葉も楽しめます。
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お寺と新幹線が同じフレームに入るのは、京都ならではの風景。
こちらからは京都タワーなどが望めるうえ、東寺を背景に走る新幹線を目の前で見ることができます。子鉄の息子歓喜!
3:ホテルなのに銭湯がある!
ホテルの客室内に設置された浴室は狭く、子どもと一緒に入浴するのは大変。こちらにはホテルでは珍しい銭湯、その名も「梅小路銭湯 ぽて湯」があります!
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内風呂のほか外風呂もあります。
銭湯絵師によるペンキ絵も掲げられ、気分も盛り上がる〜! そしてここが大事、お風呂の温度! あつ湯ではないので、子どもも入りやすいのもポイントです。
4:京都の文化を間近で感じられるゲストルーム
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梅小路公園に面した「ガーデンツイン」の洋スタイル
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「ウッドボックスツイン」と呼ばれる和スタイル。
ベーシックな洋室、裸足になれる和室のほか、「アエルルーム」という京都の伝統を感じられる部屋もあります。京都が生み出してきた伝統産業品の中から原料にスポットライトを当て、丹後ちりめん、箔押し、北山杉、京銘竹を用いた4部屋をラインナップ。
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枕元には刷毛で染められた丹後ちりめんのパネルが飾られています。
丹後ちりめんの部屋では、実際に染めに使われた刷毛が飾られ、職人さんの息吹が伝わってくるよう。「アエルルーム」にはあえてTVを置いていないので、じっくり世界観に浸れます。宿泊料は大人1名につき、未就学児1名が添い寝扱いです。
5:カフェでテイクアウトして近所の施設へ。
子連れだと食事もできるだけ館内で完結したいもの。「ポテル」にはレストランとカフェがあります。
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店内にグリーンが飾られているほか、大きな窓からも梅小路公園の緑を楽しめます。
ブッフェの朝食とランチ、コースのディナーが楽しめるレストランは天井の高い開放的な空間。朝食では下鴨茶寮のごはんに合うおばんざいといった京都らしいメニューが味わえます。野菜は環境にやさしい農業に取り組む農家のものだけを取り扱う「坂ノ途中」から取り寄せ。フレッシュな味わいや食感に箸が止まりません。
コーヒーやテリーヌがおすすめのカフェは、テイクアウトが可能。
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100%ビーフ、照り焼きチキン、フィレオシャークの中から1種が選べ、ドリンクがセットになった「バーガーボックス」¥1200(税込)
ハンバーガーなどのフードもあるので、持って近くの梅小路公園や京都鉄道博物館にお出かけしてもいいですね。
子連れで京都観光を計画中のみなさんは、ぜひ「ポテル」をチェックしてください。
「ポテル」公式サイトはこちら!
住所:京都府京都市下京区観喜寺町15
電話:075-284-1100
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。