【モデル竹下玲奈さん】『鬼滅の刃』の魅力は？子どもと一緒に楽しむ！

2020.10.08

人気沸騰中の少年漫画『鬼滅の刃』。実は、子どもとシェアしたい＆大人も感情を揺さぶられるシーンの宝庫！　今回は、モデル竹下玲奈さんの楽しみ方をご紹介。

鬼滅ラバー
モデル竹下玲奈さん（娘8歳）
“悲しい出来事も、理不尽なだけでは終わらせない「優しさ」があるんです”

善悪の判断、人間の感情…子どもと一緒に考えたい

「タレントの椿鬼奴さんが『鬼滅』ファンとテレビでおっしゃっていたのがきっかけ。読んでみたらおもしろくて、ページを繰る手が止まらなくなって」と竹下さん。

「毒もあり、人情味もあり、いろんな感情を刺激するところがいいんですよね。ただ楽しいだけじゃなくて、笑い、苦しみ、悲しみもある……。一番感動するのは、やっぱり炭治郎と禰豆子の兄妹愛。1巻から泣かされっぱなしです。私にも妹がいるのですが、毎日一緒にいても足りない！というくらい妹のことが大好きなので（笑）。お互いを思いやり、守り合う二人の姿がたまらないんです」

小学2年生の娘さんも、ママと一緒に夢中になっているのだそう。

「自分が読んでみて、あ、これ、娘にも読ませたいなぁと。『諦めずに頑張り続けたら道が開ける』という大切なことがシンプルに描かれているので、子どもにもダイレクトに伝わるんじゃないかと思って。鬼が出てきますし、血が出るシーンもありますが、『怖いよね。鬼はどうして斬られたんだろう』と、なかったことにせずちゃんと話をします。娘もすぐにとりこになって、毎日『鬼滅』クイズを出してくるほど。キャラクターが多彩なところもいいんでしょうね。彼女は珠世さんやお館様（産屋敷耀哉）が好きだそう。渋いですよね（笑）」

漫画だからこそ残酷な描写も受け入れられる、と竹下さん。

「現実のほうが、心情が理解できないような理不尽で悲しい事件が起きていて、子どもに『なんでこんな事件が起こったの？』と聞かれても、理由を答えられない。『鬼滅の刃』の世界では、残酷なシーンの裏側もきちんと描かれているので、人間から鬼になった事情や本当の気持ちについて、一緒に考える機会が持てるんです。こんな体験ができる漫画には、今まで出会ったことがありません。親子でストーリーを楽しみながら語り合える、本当にすごい作品です」