4月号で特集した、インテリアスタイリスト石井佳苗さんプロデュースによる蛯原友里さんのご自宅の子ども部屋とリビングのキッズコーナー改造が大反響!
今回は、蛯原さんの手持ちの家具をベースにして、ステイホームが楽しくなるパーソナルスペースを提案。すべてネットで買える北欧雑貨やヴィンテージ小物を加え、石井さんならではのテイストミックス感も感じる素敵なお部屋が生まれました!
デンマークのブランドGUBIのダイニングテーブル&チェア、フィン・ユールのキャビネット、アルテックのティートロリー、ヴィンテージのティーセットや食器、花瓶など、蛯原さんがネットや旅先で購入したお気に入りの北欧家具。これらをベースにして、夢のお部屋作りをスタート!
(右)Yuri Ebihara
雑誌や広告、CM等で活躍する人気モデル。夫はフィンランドにゆかりがあり、昨年までは毎夏、5歳になる息子さんとファミリーで北欧に旅をしていた。高校はデザイン科、大学では空間デザインを学んだインテリア好きでも知られる
(左)Kanae Ishii
インテリア会社勤務を経て、スタイリストに。説得力と夢のあるスタイリング提案で、雑誌やテレビ等で引っ張りだこ。多数の著書のほか、石井さん責任編集の季刊誌『Heima』も人気
コロナ禍で需要が増えている自宅内のパーソナルスペース
石井 友里さんは以前、ネットでインテリア小物を探すのが好きだとおっしゃっていましたね。
蛯原 はい、大好きです! 特に春の外出自粛期間中は、気分転換にもなるので、頻繁にチェックしていました。ずっと気になっていたアルテックのトロリーも、ネットで購入したんです。
石井 ステイホームが長くなって、家族皆で過ごすリビング以外に、パーソナルなスペースが欲しいという声を、最近よく聞くんです。今回は、友里さんの私物家具や小物をベースに、ネット通販で買える北欧アイテムをプラスして、友里さんの好きが詰まったパーソナルなスペースを提案したいと思います。
蛯原 すごく楽しみです。どうぞよろしくお願いします!
ネット通販でインテリアアイテムを買うときのポイントは?
特に大きめの家具はしっかりサイズを測ること。見逃しがちなのが、アーム付きのダイニングチェア。アーム部分がテーブルの天板に引っかからないかを必ずチェックして。
WEBに特化したショップは物流やクレーム対応が確立されています。一方、実店舗があると実物も見られるし、電話での問い合わせが気軽。それぞれメリットを生かして。
きれい色をきかせた明るいスペースに
友里さんの私物トロリーをメインに、くつろげる一人掛けチェアをプラスして、友里さんらしい北欧風のきれいな色を生かしたスペースを作りました。光を反射する窓辺のガラス小物がポイントに。(石井さん)
黒のポットとティーカップは蛯原さんがネットで購入した、Bing&Grondahl社で人気のコーディアルシリーズ。
「ハート柄をあしらった甘さと漆黒のクールさのバランスに一目惚れしました」(蛯原さん)
「憧れの一人掛けチェア。ここでゆっくり本を読んだり音楽を聴いたりしたいです」(蛯原さん)
「ガラス小物は、日本では夏のイメージがありますが、北欧では年間を通じて好まれています。特に日照時間が短くなる冬には、こうして窓辺に飾り、日差しや雪を反射させて楽しむ役割を持つアイテムなんです」(石井さん)
フィンランドの名品家具を直営サイトで
https://webstorejapan.artek.fi
今年7月、待望の公式ウェブストアがオープンしたばかり。
「ティートロリーは、大きさのわりに背が低いのが特徴。ワゴンとして移動させられるほか、ディスプレイを楽しむスペースとしても楽しめる名品です」(石井さん)
ブランケットやリネン類が豊富に揃う
フィンランドの西部にある小さな町、ラプアに本社を構える老舗のテキスタイルブランド。
「北欧らしい優しいデザインがとても素敵」(石井さん)
ノルウェイデザインの世界観を感じて
http://norwegianicons-onlineshop.com
「ノルウェイのアイテムって、実はとても珍しい。北欧の中でもシャープさを感じさせるデザインで、和にも映えると思います」(石井さん)
人気ブランド「HAY」も充実
個性的なアイテムが揃うシボネのサイトでは、デンマーク発のHAYの商品も購入できる。
「シンプルな小家具と、デザインや色のきいた小物が多くて取り入れやすいHAY。単独のECサイトもオープン準備中だそう」(石井さん)
状態のいいヴィンテージ小物が見つかる
エリック・ホグランのガラスアイテムや、イッタラの食器など、北欧モダンデザインのヴィンテージアイテムやアートピースが豊富に揃う。
北欧ブランド中心のセレクトサイト
「ファームリビングはデンマークらしいニュアンスカラーが得意なブランド。デザイン性があるけれど主張しすぎずプラスワンするのにちょうどいいんです」(石井さん)
公式ショップならではのラインナップ
定番のテーブルウェアやガラス製品のほか、オブジェや布製品など、公式ならではのアイテムが勢揃い。
ヴィンテージ家具と雑貨、2つのサイトが充実
「東京・神田にhaluta kandaという素敵な実店舗を構えていますが、オンラインの在庫も充実しています。家具のサイトからも飛べる雑貨専用サイトもあり、ヴィンテージ食器も豊富なのでおすすめです」(石井さん)
ファブリックからポスターまで幅広いセレクト
http://triangle-tokyo.stores.jp/
「スウェーデンの人気ブランド、ファインリトルデイの商品をはじめ、北欧らしい木製品を扱うお店のオンライン。優しい柄ものなど日常使いできるアイテムが見つかります」(石井さん)
詳しい内容は2020年LEE11月号(10/7発売)に掲載中です。
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/石井佳苗(インテリア) 徳原文子(服) モデル/蛯原友里 取材・原文/磯部安伽
※掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しています。掲載商品に消費税は含まれていませんので、ご注意ください。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。