家での時間が長くなった今、皆さんはどんなふうに日々を送っていますか?
「簡単でいいから普段と違う特別感をプラスすることが、おうち時間を退屈せずに過ごす秘訣です」と教えてくれたのは、人気インテリアスタイリストの河野亜紀さん。
「ちょこっと非日常」をデザインするのに、難しいことは必要なし! まずはおうちごはんから取り入れてみては?
週末おうち時間の楽しみ方
おうちごはんをカフェ仕様に!外食気分でワクワク!
「楽しみ方に変化をつけると、子どものテンションも変わりますよね」と河野さん。
盛りつけやテーブルコーディネートを変えるだけで、いつものランチが、おしゃれなカフェ時間に早変わり!
子どもはもちろん、大人だって気分が上がっちゃう!少しの工夫でワクワク感がアップする、週末おうちカフェ、5つのコツをご紹介します。
花は小ぶりなものを選んでフラワーベースで動きを
花は季節のものから、主張しすぎない小ぶりなものをチョイス。グリーンと高低差をつけることで、テーブルが平面的にならず立体感が出ます。
「ベランダガーデニングで育てた花をちょっと摘んで飾っても素敵です。フラワーベースのほかに、ジャムの空き瓶などを使うのもおすすめ」(スタイリスト河野亜紀さん)
テーブルの中心にはグリーンの枝で高さを出して
グリーンを置くだけで、ダイニングが爽やかですがすがしい印象に。
「大きめのフラワーベースを使う場合も口は狭めのものを選ぶのがポイント。生けたときに枝ものが倒れずに高さが出るので、バランスがとりやすいです。特にガラス素材のものだと、テーブル上がごちゃごちゃ見えず、すっきりまとまりますよ」(スタイリスト河野亜紀さん)
カフェ風に大きめの一皿に盛りつけて
カフェ気分を高めるには、料理の盛りつけが重要。お店のように一人一皿、ワンプレートにすることで特別感が演出できます。
「大きめのプレートを選ぶことで、料理と一緒にボウルに入れたスープもセットできます。これだけで一気にカフェっぽさが出ますよね」(スタイリスト河野亜紀さん)
食卓の雰囲気はリネンの一枚で変えられる
クロスをサッとテーブルにかけるだけで、ダイニングの雰囲気をガラリと変えることができます。
「リネンは食卓で使って汚れても、気軽に洗えるのがいいところ。シワも霧吹きをシュッとしてノンアイロンで伸ばせるので扱いがラクちんです。柄違いで何枚かあると重宝しますよ」(スタイリスト河野亜紀さん)
リネン1枚では滑ってしまうため、下に片ネル生地を敷いておくのがおすすめ。生地の片面が起毛していて滑り止めに。
煮込み料理は優秀鍋にお任せ
カフェごはんだからといって、あれこれ何品も作るのは面倒。そんなときは一品でごちそうになる煮込み料理がぴったりです。
「鋳物ホーロー鍋は熱伝導や蓄熱性に優れているので、手間をかけなくてもシンプルな煮込み料理がとってもおいしく仕上がります。見た目もいいので、料理が楽しくなりますし、そのままテーブルに出すこともできます」(スタイリスト河野亜紀さん)
内側がブラックコーティングされていて焦げつきにくい。
トーストとコーヒーは人気家電を使ってラクして、おいしく
「トーストとコーヒーは使うだけでおいしく仕上がる家電に頼りましょう」(スタイリスト河野亜紀さん)
極上のトーストが焼き上がるバルミューダのトースターは、さらにおいしく、使いやすくなってこの秋リニューアル発売。
コーヒー豆本来の風味と甘味が味わえ、ペーパーフィルターがいらないゴールドフィルターを装備。
揺らぐ灯りで癒し効果も抜群
「夕方以降はランタンやキャンドルを取り入れると、温かい雰囲気に。このランタンはLEDですが揺らぐような灯りが楽しめます。夜に大人だけならキャンドルをつけるのもおすすめ」(スタイリスト河野亜紀さん)
撮影/大森忠明 ヘア&メイク/杉山えみ スタイリスト/河野亜紀(物)高橋美帆(服)フードコーディネート/橋本彩子 モデル/金床麻由(LEEキャラクター)泰輔 恭輔 取材・原文/石橋夏江(verb)撮影協力/UTUWA
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年10/7発売LEE11月号現在)で表示しています。詳しくはLEE11月号をご覧下さい。
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