モデルとして、ますます人気を集める辻元舞さん。笑顔のベースにある、夫や子どもとのコミュニケーションのとり方から、元ダンサーという意外な経歴まで。余すところなく、辻元さんの今を語ってもらいました。
「夫婦円満の秘訣はため込まないこと! 不満を言葉にするとすっきりして、 また笑顔になれます」
● 辻元 舞 Mai Tsujimoto
1987年2月6日、京都府生まれ。モデルとして本誌をはじめ、数多くの女性誌で活躍。4歳、2歳の2人の男の子ママ。出演中のTBS系『プレバト!!』では得意の絵の才能を生かして、水彩画などで高い評価を得る。著書に『Mai Life』(SDP)。最新情報は公式インスタグラム(mai_tsujimoto)にて。
ワンピース・ピアス/スタイリスト私物
「子どもを寝かしつけたあと、夫と乾杯して会話を楽しむ時間」
「半年ほど前、次男の夜泣きがなくなり私に少し余裕ができたので、夫婦の時間がとれるように。毎日は難しいけど『今日は夜話そうね!』と声をかけ合うこともあります。ちょうど同じぐらいのタイミングで、このノンアルコールのスパークリングワイン(ラシャス ジュドポワレペティアンとアンナ・スピナート オーガニックスパークリングジュース)を見つけて、とてもおいしくて常備しています。おつまみの定番は、わさビーフ!」
楽しいけど大変な育児。赤ちゃん返りに戸惑いも
華やかな笑顔とその美肌ぶりが注目を集め、モデルとして大活躍中の辻元舞さん。2人の男の子のママでもあり、多忙な辻元さんの一日を締めくくるのが、夫と一息つく時間。
「子どもたちを寝かしつけたあとに、お互いお酒が飲めないので、ノンアルコールのスパークリングワインを味わいながらいろいろと話します。子どもの進路や将来のこと、夫はスタイリストで同じ業界なので仕事の話題も。お互いの考えを共有できるし、夫婦のいいコミュニケーションになっていますね。夫とは、日中もよく連絡を取り合っていて、隙間時間に電話やLINEをしたり。次男の八重歯の話とか、なんでもない内容を送り合っています(笑)」
うらやましいほどの仲睦まじさ。その秘訣を聞くと、ズバリ“ため込まないこと”だそう!
「もともと夫が気になったことを我慢しないで伝えたいタイプなので、私もつられてズバズバと言うように。年齢とともに夫の体型が崩れてきたことをツッコんだり、野球が大好きで、試合が放送されている時間帯は家事も育児も何もしてくれないので『無能なの?』と冗談交じりに不満を伝えたり(笑)。イライラしていても、ため込まずに言葉にすると、すっきりしちゃうんですよね。もちろんお互いさまで、お金の管理など私の苦手分野は彼が担当してくれているので、何かあれば言ってくれます。夫婦で足りない部分を補い合えているから私もいつも気分よくいられるし、ありがたい存在だなと思いますね」
現在4歳と2歳の息子さんたちと過ごす時間も、笑顔の素に。
「長男がママ大好きで、夫が『ママはパパのだよ』と言うと『ちがうよ! ママはぼくとけっこんしたんだよね』なんて言ってくれて、もう天使のよう(笑)。その分、ママじゃなきゃダメが強くて、特に次男の産後は赤ちゃん返りがすごかったんです。私が入院中はテレビ電話でギャン泣きだし、弟とすべて同じがいいから離乳食を2つ用意して同じものを食べさせたり。なかなか育児本のとおりにはいかなくて、結局は息子本人を見て、何が欲しいのかを探っていったら落ち着いた気がします。
ステイホーム期間中も、子どもと一緒にいられてうれしい反面、大変な毎日で。子どもに呼ばれると料理など中断しなくてはいけないから、どうしてもストレスがたまる。家事も育児も中途半端になるより、一旦しっかり子どもと向き合って遊んだほうがいいと気づきました。それからは、お絵かきや風船、お風呂で本を読みたいと言うので持ち込んだり、ルンバに飾りをつけて動かしてみたり……普段は時間がなくてできないことを家族みんなで楽しみましたね」
実は元USJのダンサー!肩書にとらわれず活動を
辻元さんがモデルとして本格的に活動を始めたのは、第1子妊娠中の5年ほど前。それまではダンサー、ウェブデザイナーなどさまざまな仕事を経験。
「高校を卒業してからの4年間、USJでショーのダンサーをしていました。多い日は1日3回のショーと、数㎞を踊りながら移動するパレードもあって体力勝負。そこでスカウトされて芸能の仕事を始めたのですが、背が低いこともありモデルの仕事は少なかったんです。時間があったので、アルバイトでウェブデザイナーに。もともと絵を描くことが好きだし、デザインは天職だと思えるほど楽しかったものの、システムを組む部分が大変で……。今はありがたいことにモデルの仕事が忙しいのですが、あまり深く考えすぎずに、いろいろなことにチャンレジしたい、という思いは常にあります」
今後も肩書にとらわれず、さまざまな活動をしていきたいと話す辻元さん。
「物作りのデザインの仕事をしたいと思っていて、最近はデザイン画を描く時間が充実しています。あとは、SNSにもアップしているのですが、育児についてのイラストエッセイを描いているので、いつか本などの形にできたらいいな。ほかにもダンスや英語などやりたいことはたくさんありますね」
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/加藤 恵 スタイリスト/前田順弘(服) 河野亜紀(物) 取材・文/野々山 幸(TAPE)
LEE10月号『教えて! 笑顔の素』から。詳しくは2020年9/6発売LEE10月号に掲載しています。
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