狭いマンションのベランダでも、植物やディスプレイの工夫次第で立派なくつろぎの空間に。室内が狭くてもリビング代わりに使えたり、外出しなくても季節を感じられて、いいことずくめ。
本日は、ベランダのインテリアやくつろぎタイムを満喫している、達人4名の「ベランダリビング」をご紹介。用途やテーマを絞ることで、家族にとって最高の快適空間に!
朝夕問わず、天気がいい日は
簡易テーブルでベランダごはん
イラストレーター しんかわまさみさん
水彩やアクリル絵の具を用いてイラストを発表。雑誌や広告、WSで活躍。インスタグラムは(shinkawamasami)
天気がいい日は、組み立て式の簡易テーブルと椅子を出して、朝夕関係なくベランダで食事するのがしんかわさん親子の習慣です。
「気候がいいと、ここで夜風に当たったり、月光浴を楽しんだり、のんびり夜空を眺めることも。育てやすいオリーブの木や多肉植物を置いて、ささやかな土いじりも満喫しています」(イラストレーター しんかわまさみさん)
テーブルはアウトドアで使えるアルミ製の組み立て式を愛用。
椅子は軽量で通気性のいいヘリノックスのチェアワンを使っています。
その日の気分でテーブルクロスを広げ、ファブリックも楽しんでいるのが素敵。
週末は近所の子どもたちが集まってBBQを満喫!
夕方はカフェスペースに
ライター 仁田ときこさん
ライター。昨年都内から海辺の葉山に移住。男児2人の母。インスタグラムは(tokikonitta)
週末になると近所の人が集まってベランダBBQやランチ会を楽しむ仁田さん。
「わざわざベランダ用に椅子やテーブルを購入せず、キャンプのワゴンをテーブル代わりにして活用しています。速乾性があるので雨が降っても出しっぱなしで大丈夫。夕方はここでコーヒーをいれてボ〜ッと楽しむのが大切なリフレッシュタイム」(ライター 仁田ときこさん)
アウトドアブランド・コロンビアのワゴンとミニチェアを愛用。
ワゴンに専用の天板をのせることでテーブルとしても使えます。
普段はワゴン内部に器やカトラリーを収納。
グルーミングも!
愛猫コムタンと息子の楽しい憩いのスペースに
SUNDAY ISSUE、Cat’s ISSUEディレクター 太田メグさん
アートイベントやディレクションを手がける。猫好きによるグッズの企画販売も。インスタグラムは(megmilk5628)
愛猫コムタンのブラッシングやひなたぼっこのスペースとしてマンションのベランダを活用している太田さん。
「小ぶりな椅子やクッションを置いて、そこで息子が猫のグルーミングを行うのが日課です。スツールをテーブル代わりに、息子と友達がピクニック風ランチを楽しむことも多いですね。植物は、多肉植物やコウモリランなどのシダ植物を飾っています」(SUNDAY ISSUE、Cat’s ISSUEディレクター 太田メグさん)
味のあるインテリア雑貨が並びます。
猫のグルーミングタイムに使っているスツールやソファは、アンティークやヴィンテージショップで購入したものばかり。
都会の喧噪を忘れて横になり、
植物やバードウォッチングを堪能
HEIGHTSオーナー、YORK.代表 山藤陽子さん
アポイント制サロン「HEIGHTS」を運営。ライフスタイルコーディネーターとしても活躍。インスタグラムは(heights_yokoyamafuji)
ベランダに簡易ベッドを置いて、空や植物を眺めつつ読書やティータイムを楽しむ山藤さん。建物が隣接していないので、隣の大きな木からは鳥のさえずりが終始聞こえてくるそう。
「植物は、ミントやティートゥリー、ゼラニウムなどのハーブ、ライムや藤の木、ねむの木の大きめのものを育てています。緑に囲まれてバードウォッチングを楽しむのがお気に入りの時間」(HEIGHTSオーナー、YORK.代表 山藤陽子さん)
体をゆったりと預けられる大きめのチェアは、フランスのアウトドアブランドLafumaのもの。
CARE BY MEの心地いいブランケットとYORK.のミニ枕。
寒い日はヴィンテージの火鉢をお供に過ごしています。
『「ベランダリビング」でちょこっとアウトドア気分』詳しい内容はLEE6・7月合併号5/7発売)に掲載中です。
取材・原文/仁田ときこ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年5/7発売LEE6・7月合併号現在)で表示しています。
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