在宅率が上がり、今までのプランが合わなくなっている?
新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言を経て、私たちの暮らしはずいぶん様変わりしました。休校が長期間に及び、さらにリモートワークも日常になり、加えてステイホームの呼びかけもあって、家で過ごす時間が24時間中23時間という日もあったのでは。今後コロナ禍が和らぎ、徐々に日常を取り戻していったとしても、生活スタイルは以前とは明らかに変わっていくでしょう。
そこで、新しい生活となる夏に向けて、お金と消費について注意しておきたいことを考えてみました。まず、在宅率が上がったことと、酷暑の夏をこれから迎えるタイミングでやっておきたいことは電気料金プランの見直しです。
コロナ前と比べて明らかに電気使用料が変化してきているなら、電力会社のシミュレーションや、「価格.com」や「エネチェンジ」などの電気料金比較サイトで、それに応じた最適なプランを探してみましょう。また、これまで共働きで電気を使うのが夜間中心だったお宅では、夜の電気代が安くなるプランを選んでいたかもしれません。そういう人も見直しが必要になりそうです。同じく、食事を作ることが増えた家庭のガス料金や、オンライン利用が増加した通信費のプランも、コロナ後の生活にはあっていないかも。これらは毎月払う固定費。過不足のないプランに変えて節約につなげましょう。
夏物家電はコロナで混雑する可能性あり
これから夏に向けてエアコンや冷蔵庫を新しく買い替える予定があるなら、早めの購入・手続きが安心です。というのも、企業の営業時間もコロナの影響を受け、受付時間やサービススタッフが動ける時間を短縮しているため、配送や工事の手続きに時間がかかりがちだからです。
先日我が家も突然冷蔵庫が壊れてしまい、点検から修理終了まで1週間ほどかかりました。壊れたのが真夏だったらと思うとぞっとします。また、気になっているのが、エアコンはコロナ対策としての換気には不向きという点。時々エアコンを止めて、その間は扇風機や冷風機でしのごうと考える人が増えれば、お手頃価格の商品から売れて品薄になっていくかも。
購入を考えているなら、それこそ早めに動くのが吉でしょう。5%キャッシュレス・ポイント還元事業の対象になっているネット通販サイトで買えば、更にお得に買えそうです。還元事業の期限は現在のところ2020年6月末までなので、予定している買い物があればそろそろ急いで。夏休みに向けたアウトドア
グッズやおうち生活を心地よく整える家具、あるいは防災用品なども、ポイント還元が利用できるこの機会に揃えておくのも一案だと思います。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。