以前はヒールパンプスが主流だった通勤の足元に、フラットやスニーカー派も徐々に増えているこの頃。でも、実際どこまでアリなの？　社会性を保ちながらおしゃれも快適さも叶う、スニーカー通勤のボーダーラインを研究！

「スニーカー通勤」していますか？

職場により左右されるものの、思った以上にスニーカー通勤は浸透しており、なんと7割近くに！　「職場まで」と通勤のみに使っている人もいれば、「社内のみで、外回りはパンプス」という人も。ただ、履いている人たちからも「カジュアルに見えないスニーカーが知りたい」という声が多く聞かれました。

「スニーカー通勤」していない理由は？

「職場環境的に履いていきにくい」ということに集約される上位2つを除けば、履きにくい理由はやはり「コーディネートの難しさ」に。「カジュアルになりすぎていないか心配」「スーツには合わない」などの意見が挙がりました。一定のきちんと感を保ちつつ、スニーカーを取り入れるアイデアが求められているよう。

「スニーカー通勤」している理由は？

1、3、4位とも快適さや歩きやすさという意味では同義。通勤靴のプライオリティを履き心地に置いている人が最多数に。「自転車に乗るから」「立ち仕事なので」と必要に迫られて履く人もいれば、「外部の人に会わない日やリラックスモードの金曜によく履く」などと気分で選んでいる人も。

どんなスニーカーを履いていますか？

通勤に取り入れるからには、カジュアルすぎるものはやはりNG。スニーカーを採用している人のほとんどが、ビジネスコーデに合わせやすいモノトーンのシンプルなものを選んでいます。「ソールまで黒のものだときれいめに履ける」「クリーンに見えるから白を」などの意見が。

読者の声からわかったのは、ある一定の＂きちんと感＂をクリアすれば、スニーカーも積極的に通勤に活用できるということ。ほとんどの人がその条件に挙げていた、「シンプルデザイン」「定番色」「とにかく快適」という3つのポイントをもとに、LEEが提案するのはこのラインナップ。早速夏の通勤コーデに取り入れてみて！

シンプル白レザー

＼ここがいい！／

ハトメなしのクラシカルなデザインは、きれいめ服とも好相性。ツヤありレザーにドレッシーさが漂って。

すっきり黒ハイテク

＼ここがいい！／ 

クッション性の高いミッドソールが抜群の歩きやすさを叶える人気モデル。美脚見えにつながるシャープなフォルムもイマドキ。

上品スリッポン

＼ここがいい！／ 

ローファーのように履けるレザースリッポンは、3足の中で最もきちんと感高め。履き口まわりにゴムを使用し、スムーズな着脱を可能に。厚いソールで、脚長効果も期待できます。

シンプル白レザー

地味にまとまりがちな通勤スタイルを白レザーが持つ清潔感と抜け感で明るく溌溂とした印象に

王道の黒テーパードは白の力で爽やかに更新！

装飾を削ぎ落としたシンプルスニーカーなら、通勤コーデにも見事にフィット。メンズライクになりがちな黒パンツの迫力を適度になごませ、ポジティブなイメージに。

すっきり黒ハイテク

柄やカラーボトムもおまかせ！ シャキッとした細身の黒がコーデをハンサムにまとめて

行きすぎないハイテク感がスマートな着こなしを叶える

キレのあるALLブラックのハイテクで締めれば、チェックのスカートもカジュアルムードに転びません。

上品スリッポン

女らしい服装にも自然になじみ、スニーカーならではの気さくさをさりげなく与えてくれる

きかせず＂なじませる＂足元で今旬なブラウンコーデを堪能

サラリとしたリネン混のシャツワンピースは、少ボリュームのフラットパンプスより、ソールに厚みのあるスニーカーを合わせたほうが今年らしく。ソフトなベージュは悪目立ちせず、ブラウン系コーデのニュアンス出しに重宝。スリッポンひとつで、通勤の着こなしがぐっとこなれる！

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次回は、「最旬シャツワンピ」×「きれい色ローテク」が着映えのベストコンビ！をお届けします。

撮影／須藤敬一　魚地武大（TENT）（静物）　ヘア＆メイク／TOMIE（nude.）　スタイリスト／吉村友希　モデル／優木まおみ　取材・原文／栗田瑞穂
※特集内、シューズの価格の前の[　]内はスニーカーのモデル名を表記しています。
※商品の価格は本体価格（税抜き：2020年5/7発売LEE6・7月合併号現在）で表示しています。詳しくはLEE6・7月合併号をご覧下さい。