台湾が恋しくて……
昨年の8月に台北短期留学へ行った筆者は、実は今年のGWにも2回目の短期留学を予定していました。もちろんこの状況ですので早々にキャンセルとなったわけですが……健康であることに感謝しつつ、健康であるがゆえに台湾の味が恋しくなってしまうわけです。食べたいなと思う台湾料理店は徒歩圏内にはなく、買い物の制限の要請も出ている中、なんとか無理のない範囲で台湾の味を求めました。
そうしたら、ありました!カルディ コーヒー ファームに!!あれこれ試してみたかったので、目についたものをいくつか買ってきました。簡単に作れそうなこともポイントでしたが、お味は本格的なのでしょうか!? カルディは実は台湾にもあって人気があるので、期待できるかも。
オンラインショップを覗いてみたところ、今回購入した『台湾フライドチキンの素(鸡排)』や『馬告』、冷凍の『ルーローチャーハン』を発見! そして『豆花』や『台湾風味付けゆでたまご(茶葉蛋)』のほかにも、気になる現地の調味料なんかも取り扱っていたので、オンラインショップを活用するのもいいですね!
まずは『麺』から!
やっぱり麺が食べたくなります!『麺にかけるだけスープ タンツーメン(台湾風ラーメン)』からお試し。売り場で並んで置いてあった『アジア麺』も雰囲気がよさそうだったので一緒に購入しました。半生麺で茹で時間は3~4分。湯煎したスープをかけるだけ。これで楽しておいしいランチにありつけそうとワクワク。
トッピングには、冷蔵庫に常備しているネギの塩こうじ漬けと、台湾のスーパーで購入した葱油酥(フライドエシャロット)のみ。もやしやゆで卵をプラスしてもよかったですね。なんせ、この日はパワーが残っていなかったもので……(笑)。思ったよりもそぼろ肉が入っていてうれしくなりました。現地の擔仔麵は日本のラーメン1人前よりもかなり小ぶり。食べ飽きない量に調整されていると聞いたことがあります。まさに今回のこのスープの量はそれでした!お味も個性ぶっちぎりというわけでなく、飽きの来ない台湾色も感じられるバランスの良さでした。
かつおだしの麺線はそうめんで再現!
「麺にかけるだけ」シリーズから『メンセン』も。できるだけ細いそうめんを選んで茹でました。現地で食べる麺線はホルモンが入っているのですが、私はあまり得意ではないので、あえて具なしで。かつおだしに山椒が利いてとてもおいしかったです!あのトロリとした感じも出ていていい感じです。
麺類には途中で『馬告』を足して味変!馬告は台湾原住民の希少なスパイスで、コショウの刺激とレモングラスの香りが合体したような味です。カルディの馬告はわりとマイルド。馬告を初めて食べるという人にも受け入れやすい味だと思います。
台湾の若者に大人気のフライドチキン
その場で揚げたてをいただく、台湾のスパイシーなフライドチキン「鶏排(ジーパイ)」。漬け込みダレがありました!『台湾フライドチキンの素』です。タレに付け込んで、片栗粉をつけた鶏モモ肉をまるごと一枚皮つきで揚げました。鶏排の「排」というのは、平たくて大きいお肉を意味します。唐揚げみたいにお肉を小さく切って作るのもいいですが、鶏排らしさを出すなら、大きく揚げるといいかも。唐辛子、シナモン、花椒などの8種類のスパイスをブレンドしているそうで、しっかり辛くて甘さもある、やみつきになる味でした!
炊飯器で作るルーローファン!
お次は『ご飯に混ぜるだけルーローファン』です。これが本当に簡単!炊飯器に2合のお米と一緒に入れて炊くだけなんです。これなら誰も失敗しませんね。有難い!
我が家は5分づき玄米で炊いてみました。炊きあがる前からもう台湾っぽいあの香りが漂ってきてテンション上がります!醤油&五香粉の香りですね、きっと。ゆで卵とネギ&葱油酥(フライドエシャロット)をかけて食べたら大満足!!一緒に炊き込むので、つゆだくにはできませんが、逆に全体に味が行き渡ってあっさりとしていて日本人向けの味かもしれません。子どもも食べやすかったようで、台湾で食べた時よりも箸がすすんでいました。
LEE本誌の6・7月合併号『魯肉飯の「台湾定食」でおうち旅』企画はもうご覧になりましたか?魯肉飯のレシピのほかにも、魯肉焼きそばが気になります!ぜひイチから作ってみたいと思います。鶏肉飯や魚丸湯、台湾スイーツの豆花などのレシピもありますよ。もう少しおうち時間が続きそうなので、何度も作って我が家の定番メニューにしたいと思います。
次回の台湾旅行を妄想中!!
『台北日帰り弾丸旅食べまくり!』の著者、弾丸トラベライターの門司紀子さんが、Instagramで新たに@taipei_tabemakuriというアカウントを立ち上げ、「台北Loverの今食べたい最愛台北グルメをつなぐ、台北食べまくりリレー」のバトンを回しています。私もpostさせていただきました。みなさんのpostを見ては、「まずこのお店に行って、そのあとここでこれを食べて…」と妄想しまくり(笑)。思う存分台湾旅行が楽しめる日が一日でも早く来ることを祈りつつ、stay homeで台湾を愛でます。
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳