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LIFE

子連れ海外

子連れ海外ならグアム!【後編】幼児連れで楽しめる過ごし方

  • 相馬由子

2016.12.12

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2カ月ほど前、遅めの夏休みをとって家族で行ったグアム旅行。

実はそれまで、失礼ながら「グアム=ベタなビーチリゾート」などと思っていた私でしたが、行ってびっくり!アウトドアアクティビティから、グルメやらショッピングまで何でもそろっているうえ、日本から近く、時差も1時間という、子連れ旅行にぴったりの島でした。後編では、幼児連れでの楽しみ方をお届けします。

湖のような静かなタモン湾でシーカヤックを満喫

まずグアムに着いてホテルの窓からタモン湾を見下ろして驚いたのは、湾内にほとんど波が立っていないこと。まるで湖のような静けさで、朝からシュノーケリングやシーカヤックを楽しんでいる人が見えました。

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こんな静かできれいな海、私たちもシーカヤックに乗りたいとさっそくタモンビーチへ。「アウトリガー・グアム・ビーチ・リゾート」の前のビーチには、マリングッズのレンタルショップが2軒ほどあり、シュノーケルや子どもの遊び道具、シーカヤックやボートなどをレンタルできます。

以前は、夫婦2人でよくシーカヤックツアーに参加していた私たち。久々のカヤックに、子ども以上にワクワク。3人乗りのシットオントップ型のカヤックをレンタルしました。シットオントップ型のカヤックなら安定性も高く、湖のように静かな湾内なら問題ないだろうと、3歳にして娘は早くもカヤックデビュー。水面近くをスイスイっと気持ち良く進むカヤックに乗って、透明度の高いグアムの海を満喫しました。

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もう少し子どもが大きければ、船で離島に行ったり、ジャングルの中をカヤックで進むツアーに参加したり、トレッキングツアーなども楽しそうですよ。

雨の日なら、ショッピングや水族館に行っても

私たちがグアムに行った9月下旬は、実はまだ雨季。天気の良い日もありましたが、あまりよくない日もありました。そんな時にはショッピングです。ブランド品を扱う大型免税店はもちろん、ショッピングモールやディスカウントストアもあります。その中でも、デパートの「メイシーズ」や「ペイレス・スーパーマーケット」などが入っているマイクロネシア・モールへ。メイシーズで子ども服を買ったり、スーパーでお土産用のお菓子や調味料を大量に買い込みました。

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また、タモン地区の中心部には、全長100メートルもの水中トンネルの中を進む本格的な水族館「アンダー・ウォーター・ワールド」もあります。今回、私たちは行けませんでしたが、こちらも雨の日に子どもと一緖に楽しむ場所としていいかもしれません。



アメリカンなステーキから地元料理までグルメも充実

アメリカらしい肉料理を中心に、レストランのバリエーションも豊富です。その中でも、現地の人にも人気と評判の、チャモロ料理をベースにした肉料理が楽しめるレストラン「Proa」に行ってみました。

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食べてみると、まるで照り焼きっぽい和風な味つけで食べやすい!大きなお肉でしたが、ぺろりと食べてしまいました。

また、朝食の人気店「The Kracked Egg」もおすすめです。その名の通り卵料理の専門店。オムレツやパンケーキ、エッグベネディクトなどがあります。

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シンプルな味で美味しくいただきました。こちらの営業時間は深夜12:00から翌日の14:00までという変わった時間帯なので、早朝の散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。

グアムが居心地がいいのは、アジア系の人が多いから?

ところで、なぜ日本人がこんなにグアムに行くのか、行ってみて初めてわかったことがあります。この居心地の良さ、なぜだろうと考えてみると、現地の人はほとんどがアジア系であるということが理由としてありそうです。グアムはアメリカですが、アメリカっぽい感じが全然しませんでした。

現在グアムに住んでいる人は、フィリピンや韓国、中国などからの移民が多いのだそうです。ゆっくりした英語で話してくれるし、英語が下手でも気長に聞いてくれるし、せかせかしている人がいないのも、東南アジアの国に来たようです。だから日本人が行っても「アウェー」な感じがしないんですね。親子3世代旅行にも良さそう。

初めてのグアム旅行で、すっかりグアムの魅力にはまった我が家なのでした。

相馬由子 Yuko Soma

ライター

1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。

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