20代の頃に初めてレペットのバレリーナシューズに出会ってから、ファン暦20年以上になるという雅姫さん。「極シンプルなのにキュートで、まるで素足でいるような履き心地も衝撃的でした」と話すサンドリオンは、女優のブリジット・バルドーのリクエストによって生まれたもの。そのメゾンの代表選手を、今回は、アッパーの素材や色まで雅姫さんの感性で選ばせていただきました。
まずは、コーディネートのポイントになるボーダー柄をセレクト。モノトーンの柄がきりっと映えるように、素材は表にコットン混のナイロン素材、裏にキャンバス地を用いた布帛にしました。履き口のグログランテープは黒で引き締めて、内外のソールやヒールには選りすぐりのレザーを合わせて。ロゴもハグオーワーとのダブルネームに。
そして、もう1タイプは、リネン混の無地のサンドリオンに。フレンチらしいシックなカラーを3色選びました。「今まで持っているのがナッパやスエード、パテントなどの革製がほとんど。なめらかなリネン混のポリエステル素材は、ほのかな光沢があって、発色の良さが引き立ちます。」
春夏にかけて、足元にニュアンスを添える、おしゃれの相棒になりそうですね。洋服と靴のカラーコーディネートを考えるのも楽しみです。
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