イケア・セリア・ニトリ・無印良品のアイテムから、今すぐマネできる実例たっぷりの収納テクニックや、イチ押しを詰め込んだ『本当に使える「収納名品」510』!
それぞれの家で"本当に使える"収納グッズが、同じとは限らないからこそ。まずは暮らしのプロが考える名品の選び方・使い方に学んでみては?
センスよく4ブランドのアイテムを取り入れているプロの自宅にうかがいました!
人気整理収納アドバイザーの収納テクニック03
購入前にサイズを測って、しっかり下調べ。適材適所なアイテム選びが肝心です
整理収納アドバイザー・ルームスタイリスト しょこさん ブログ「毎日うち暮らし。」(https://ameblo.jp/uchino-uchi/)著者。インスタグラム(sho.ko_ie)。コラム執筆も。大阪在住。 |
しょこさんにとって、収納名品とは、「自分だけでなく、家族全員で快適な空間を作るためのもの」。誰もが簡単に片付けられるよう、シンプルで使いやすいアイテムを揃えているそうです。
「インテリアが好きなので、以前は収納も、どちらかと言えば見た目重視だったんです。少しずつ家事をラクにする方法を考えたり、資格の勉強をしたりするうちに、使いやすさのうえでも満足できる収納を目指すようになりました。
選ぶときは、まず置く場所や入れるものを決めて、必要なもののサイズを確認。候補を絞ったら、検索サイトやハッシュタグで情報を集めます。
すると失敗が減り、別の場所でも長く使える商品に出会えると思いますよ」(しょこさん)
インテリアに合うルックスと機能を兼ね備えた収納に
キッチンでは、毎日使うツールだけをイケアのバーで吊り下げ収納に。その他のものは、引き出しや棚にしまって。
上から見渡せてワンアクションで手に取れる収納に
シンク下は、中のものを上から見渡せるように。上段のセリアのプルアウトボックスには、ビニール袋や手袋を。下段は無印良品のファイルボックスで仕切り、ボウルなどはイケアの鍋ぶたオーガナイザーで立てて入れている。
サイズが合いやすい無印良品のアイテムで棚の中もすっきり
キッチン背面では、無印良品のアイテムを多用。違う種類の商品でもサイズが合いやすいのでスッキリ。いろいろな組み合わせを楽しめます。
上段の無印良品のトタンボックスには、来客時や運動会など限られたときにしか使わないものを。ボックス本体のクールな見た目も気に入っているそう。
家電置き場の下には、無印良品の引き出しを並べてキッチン用品を収納。中はセリアのケースで仕切って。
使用場所と頻度を考えて、アイテムを整理
子どもにも届く位置に"おたよりポスト"を
キッチンの入口付近には、イケアのKVISSLEラックを設置して、おたよりポストに。子どもの手が届く位置に取り付けて、自分たちでプリント類を分けて入れられるように。
ダイニングのデッドスペースの棚はジャンルごとに分けて
生活感が出やすいアイテムは、ジャンル別にボックス収納。下段の無印良品の帆布バスケットには、ぴったりサイズのファイルボックスを入れ、犬のトイレグッズを入れている。このまま持ち運べるので便利。
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「収納用品は、サイズの合ったシンプルなものを中心にして、子どもも手に取りやすい場所に置く、ラベリングをする、などの工夫をしています。お母さんだけが大変な思いをするのではなく、家族みんなで協力しながら、暮らしやすい空間を作っていけたらいいな、と。
規格が統一されていてフレキシブルに使える無印良品、デザイン性が高いイケア、作りがしっかりしているニトリ、数を揃えやすいセリア。
4ブランド、それぞれのよさがあるので、家じゅうで活用していますね。白のプラスチックばかりだと無機質になりがちなので、見えるところは木やステンレスなどの異素材をミックスしたり、黒を入れて引き締めたりして、バランスをとるようにしています」(しょこさん)
撮影/仲尾知泰 取材・原文/藤本こずみ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年4/7発売LEE5月号現在)で表示しています。クレジットのないアイテムは私物で、すでに購入できないものも含まれています。詳しくはLEE5月号をご覧下さい。
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