LEE5月号のインテリア特集は、イケア・セリア・ニトリ・無印良品の、今すぐマネしたくなる『本当に使える「収納名品」510』！

定番商品のプロならではの活用術から、知る人ぞ知るアイテム使いまで。大満足60ページの別冊付録です！

今日のLEEコーナーでも各ページをピックアップ中。それぞれの家で＂本当に使える＂収納グッズが同じとは限らないからこそ、センスよく4ブランドのアイテムを空間になじませているプロのテクニックをうかがいました。

人気整理収納アドバイザーの収納テクニック02
収納は、いる・いらないを分けた後のお楽しみ。最後の＂ご褒美＂と考えましょう

整理収納アドバイザー 七尾亜紀子さん 「LIFE WITH」代表。著書に『忙しい人専用 収納プログラム』（KADOKAWA）。実は元LEE100人隊！ブログhttps://ameblo.jp/lifewithboys/

「どれだけ収納グッズが優秀でも、物があふれている状態ではうまくいきません。中身の要・不要を仕分け、配置を決め、収納方法を決める。そこでやっと収納グッズの出番です。
まず空間のイメージを固めて理想に近いアイテムがないか画像検索することが多いですね。その後、サイズや機能などをチェック。4ブランドも、ネットで下調べしてから店頭へ行きますよ。
私にとっての収納名品とは、使い回しがきくもの。整理や分別が終わった後のお楽しみとして、お気に入りの一品を選んでください」（七尾さん）

リビング収納のキャビネット内は＂仕切り＂ がカギ

上2段は引き出し、下2段は扉にカスタマイズした、無印良品のスタッキングキャビネットに収納を集約。
男の子2人と暮らす家とは思えないほど整えられた各スペースには、七尾さんが厳選した収納アイテムがぴたりと収まっていました。

カメラや工具などハード系収納におすすめ

一眼レフカメラやラベルプリンターなどのハード系アイテムには、頑丈なイケアのVARIERAボックスが◯。持ち手付きで、使いたいときにすぐに取り出せる。

100均ボックスとEVAケースで細かく仕切って

100均で購入したボックスに、半透明で中が見えにくく、ごちゃついた印象が抑えられる無印良品のEVAケースを組み合わせて。
ハガキや切手などの紙ものや、散らかって見えるカラフルな筆記用具を細かく分類。見た目もすっきり！

1軍の本・雑誌はここのボックスに入る分だけ収納

キャビネット下段は本棚に。イケアのFJÄLLAマガジンファイルに、雑誌や本を収納。左の無印良品のファイルには、子どもの年間プリントをファイリング。

見せる・隠すをバランスよく。子どもも自分から片付けやすい空間作り

優先書類はニトリの収納ボックスへ

ニトリの木製マガジンラックは、家族の最優先書類入れに。ファイルは夫、七尾さん、子どもの3つに分類。底にフェルトの脚付きなのも親切。

ペン＆ハサミを磁石でペタリ

キッチンカウンター裏に、セリアのマグネット用取り付けパネルを貼って、ペンとペン型ハサミをマグネット接着。ちょっとした書き物に便利！

こんなアイデアも！テーブル裏の隠しワザ

テーブル裏に100均のワイヤーラックを面ファスナーで設置。子どもが自分で取り出せるランチョンマット置き場に。

テイストを同じにして空間に統一感を

テレビまわりは木調＆シンプルに統一

脚付きで下が掃除しやすい木製AVラック。中にある無印良品のブリ材バスケットには子どもが使うゲーム機を、右の引き出しにはDVDなどを収納。壁に付けられるフック、棚もオーク材の同シリーズに統一。

使わないときもスマートな木製フック

無印良品の壁に付けられる3連ハンガーは、来客時のアウター掛けに。使わないときは、フックがしまえてすっきり。左は、同シリーズの長押タイプ。

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子どもの成長に合わせて使い方を変えたり、使いにくいと感じたら見直したり。バージョンアップしながら暮らすことが、日々の楽しみでもあるという七尾さん。

「子どもが自分でできる収納の仕組み作りも大切にしています。片付けの成功体験を積み重ねることで、子ども自身も自信がつきますし、私もラクになります。
時短できた時間をそれぞれが好きなことに使えて、親子どちらも幸せ。収納の仕組みを作っておくだけで、いいことずくめですね（笑）」（七尾さん）

撮影／大森忠明　取材・原文／武田由紀子
※商品の価格は本体価格（税抜き：2020年4/7発売LEE5月号現在）で表示しています。クレジットのないアイテムは私物で、すでに購入できないものも含まれています。詳しくはLEE5月号をご覧下さい。