今月、LEEマルシェは14周年を迎えます。
2006年のスタート時から変わらず大切にしているのは、使うたびに愛着が湧き、心から買ってよかったと実感できるもの選び。
そんな思いを乗せたスペシャルなアイテムを、LEEマルシェでおなじみの4ブランドと作りました。大人気Scyeの別注ブラウスからご紹介します!
LEE marché × Scye
念願の前開きデザインが実現!
英国式のテーラリングを基盤に、クラシカルかつモダンなベーシックアイテムを発信する「サイ」。
一見するとシンプルですが決して“無難”ではなく、確かな存在感が醸せるデザイン。そして素材の製造から縫製に至るまでMADE IN JAPANという、日本のものづくりの技術を大切にする姿勢に共感し、お付き合いが始まりました。
「サイ」の代表作であるタックブラウスがLEEマルシェに初登場したのは、2017年1月号のこと。コンパクトな肩のラインと、肩下に施した繊細なギャザーとタックによるドラマティックなAラインシルエットの美しい対比。初リリースから10年以上たっていましたが、時が過ぎてもあせることのない洗練感に惚れぼれ。
掲載後、想像以上の反響もいただき、以来さまざまなタイミングで別注モデルを作ってもらいました。そして今回お願いしたのは、羽織り物としても素敵に決まる前開き仕様。本来はプルオーバーですが"もっと長く、もっとたくさん着たい"という、私たちのタックブラウスを愛するがゆえの欲張りなリクエストに特別にこたえていただきました。
しかもこのデザインは「サイ」でも初めての試み! 日常を“とっておき”にしてくれるブラウスです。
Scye サイ
前開きリネンタックブラウス (各)¥39000/サイズ:38、40
クラフトマンシップが息づくディテールが
日常コーデをひとつ上へ引き上げてくれる
前開きではありますが、もちろんプルオーバーブラウスと同じ雰囲気も楽しめます。
デニムやチノ、カーゴパンツといった定番ボトムに合わせるだけでもこなれ感がぐんとアップ。ふっくらとボリュームのある長袖と腰まで隠れるAラインシルエットは、気になる二の腕やおなかまわりのカバーにも有効です。また袖丈は、手の甲が半分隠れるやや長めの設定。カフスを閉じたままたくし上げたり、ロールアップしたりと、アレンジを加えてもサマになります。
フロントボタンを開けてラフにはおると
大人にぴったりな品のいいこなれ感を演出
こんなふうにタンクトップをインしたサロペットや、ノースリーブのワンピースなどにはおると、ボタンを閉じていたときとは違う、肩の力の抜けたやわらかい印象に。
夏場は紫外線や冷房対策としても重宝します。さらに気軽に洗えて、干す際に軽くのばすだけで着られるケアのしやすさ、シワが味わいになるのもリネンの特長。その扱いやすさは旅のお供にもぴったり。
素材はナチュラルなハリと膨らみのある、最高級のベルギー産リネン100%。肩下を囲む約160本のタックは、一方向に倒した後、ひねりを加えて逆方向に固定することで、まるで波のような動きと立体感に。その下から落ちる細かいギャザーと、ふわっと広がるAラインシルエットも相まって、ほかとは一線を画す華やぎを実現した「サイ」のベストセラーブラウス。
今回の別注ではプルオーバーから羽織りとしても活躍する前開きデザインにリモデル。カラーはリネンの風合いがぐっと引き立つやわらかなホワイトと、シックな雰囲気のネイビー。シーズンを問わず、長く愛せる2色で用意しました。
(左から)
2017年1月号 2017年1 月号にて「サイ」の名品にクローズアップした企画で初登場。瞬く間に完売し、入荷待ちをする人が続出するほど大ヒット!
2017年5月号 初登場の大反響を受け、5月号では5年前に販売した半袖を復刻別注。以前より袖口に余裕を出し、さらに幅広い人が楽しめる一枚に。
2019年1月号 春夏だけでなく一年中着られるのがこのブラウスのいいところ。昨年1月号ではシックで冬の装いにもマッチするキャメルで色別注。
撮影/西出健太郎(人物) 魚地武大(TENT)(静物) ヘア&メイク/吉岡美幸 スタイリスト/松野裕子 モデル/理衣 取材・文/鈴木絵美
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。