King Gnu『CEREMONY』
邦楽界に現れたニュースター。ボーカル2人の作る世界にハマる

メジャーデビュー1年目にして年末の『NHK紅白歌合戦』に初出場を遂げた東京藝術大学出身の常田大希（Gt.Vo.）率いる実力派4人組。その音づくりにも独特のセンスを感じるが、常田と幼なじみで東京藝術大学声楽科出身という井口（Vo.Key.）のハイトーンボイスと常田のオルタナ的な声が交じり合い、彼らだけの世界観を色濃いものに。映画『スマホを落としただけなのに　囚われの殺人鬼』主題歌『どろん』など全12曲収録。1月15日発売。（アリオラジャパン）

SOIL＆“PIMP”SESSIONS『MAN STEALS THE STARS』

演奏力の確かなメンバーが奏でる爆音ジャズは国内海外問わずフェスでも人気を集める。1年半ぶりのアルバムはバンドがずっと掲げてきた＂ボーダーレスで自由な音楽＂をより感じさせる楽曲に。表現の幅広さと文句のつけようのないカッコよさにジャズのイメージが一変するかも。（Getting Better Records）

FAITH『Capture it』

近年話題のアーティストを輩出している長野県伊那市。そんな伊那市を拠点に活動する平均年齢19歳の5人組。日米ハーフのメンバーが3名というのもあってか、英語詞もしっくりくる洋楽ルーツの王道ポップロックサウンドを奏でる。10代ならではの甘酸っぱさのある歌詞とのバランスが新鮮！　１月１５日発売。（VAP）

リアム・ペイン『LP1』

ワン・ダイレクションのメンバーとして活動していたリアム・ペインのソロデビューアルバム。ジョナス・ブルーが参加する『ポラロイド』、エド・シーラン作詞作曲の『スタック・イット・アップ』など先行シングルを含む全20曲を収録。豪華ゲストに引けを取らないクールな歌声が聴ける。（ユニバーサルミュージック）

取材・文／古川はる香