四季折々の食材を使った、体に優しいレシピが大人気の料理家、ワタナベマキさん。
各雑誌の料理ページで活躍し、トークショーやフードイベントも頻繁に行いつつ、2016年内に上梓したレシピ本は、なんと10冊!もちろん家庭では、妻であり母であり……。
山のような予定を同時進行でこなすマキさんですが、その素顔はいたって穏やかで、いつもさわやか。仕事、家事、子育てに追われるLEE世代のはずなのに、どうしてそんなに素敵なの?どんな風に時間を使っているの?
マキさんが毎日を笑顔で過ごせる秘密に迫ります!
Part1 ある日のごはん作り密着LIVE
日々、撮影用の料理をたくさん作るマキさん。その手際のよさ、段取りのよさはスタッフの間でも話題になるほど。今回は家族のための料理をどんなふうに進めているのか、密着させてもらいました。
「土鍋ごはんは強火で3分、煮立ったら弱火で7分、火を止めて蒸らしを10分、合計20分で炊き上がります。この炊き上がりから逆算して、ほかの料理を仕込みます」
Start
1 お米をとぐ
2 しょうがを切る
3 肉に下味をつける
4 お米を炊き始める
5 野菜を切る
6 まな板を洗う
7 下準備OK
8 鍋に材料を入れ点火。15分後には完成!
9 肉の半分は冷蔵保存へ
火の通りに時間がかかる鶏肉の主菜からとりかかりますが、ついでに翌日の分も一緒にオイスター漬けにして、保存容器に入れて冷蔵庫へ。野菜類もまとめて一気に切ります。
10 汚れた道具類はここで洗っておく
下準備を終えたら道具類は洗い、台所をいったんリセット。
11 ナムルの野菜をさっとゆでる
12 ゆでた野菜を調味料で味つけ
13 お皿を出す
14 野菜の盛りつけ
15 洗い終わった道具類は重ねておく
16 主菜の盛りつけ
17 炊きあがり!
Finish
本日の献立
・鶏とウズラのオイスター煮
・いんげんともやしのナムル
・もずく酢
・かぶのおみそ汁
副菜を仕込み終わったら食卓に器類を並べ、おかずを順に盛りつけ、ごはんは土鍋ごと食卓へ。その動きに一切の無駄なし。「段取りのファンタジスタここにあり!」とうなる、見事な20分間でした。
次回は、マキさん宅の気になる毎日の食卓をのぞき見しちゃいます!
撮影/大森忠明 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子 福山雅美
詳しくは2016年12/7発売のLEE1月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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