学校で教えてくれた、台湾で得する方法!
8月中旬に、国立台湾師範大学の国語教育センターにプチ留学した私。【グルメ編】、【おみやげ編】に続いて、今回は、授業の中で習った、台湾で得するための情報をお届けします。これまで、私が日本の中国語レッスンでは教えてもらったことがなかった内容。これは中国語を勉強している人でなくても、知っておくとお得に買い物ができるかもしれないので、ぜひご紹介したいと思います。
「買1送1」、「8折 起」って?
お店の値札やPOP、看板の表示で見かける、「買1送1」って、何のことでしょうか?これはちょっと想像がつきますが、1個買うともうひとつおまけでもらえますよという意味。「送」は贈る=プレゼントするという意味なのです。〝お得〟が大好きな台湾は、結構このパターンが多くて、ほかにも「買大買小」と書かれたものは、大きいのを買うと小さいものがおまけでついてきます。なかなかいいですよね♪
私がややこしいなあと感じた、割引表示がこちら。たとえば、元値が1000元の商品で、「8折」という表示があると、「20%OFF」という意味なのです。1000×0.8=800元。もし「3折」と書かれていたら、70%OFFの300元です。つまり数字が小さいほどお得なんですよね。慣れるまでちょっと考えてしまいます。
もっとややこしいのは、「8折 起」と書いてある場合。この「起」がくせもので、「スタート」とか「ここから」という意味なんですね。これがまた、とっても小さく書かれていることが多い!惑わされちゃダメです(笑)。「8折 起」というのは、「20%OFFが最高の割引率」という意味なんですよ。8折からというと、そのあとは数字が大きい9折が続くわけですから、必然的に割引率が下がります。
20%OFFなら買おうかなと思って、レジに行ったら10%OFFにしかなっていない……という場合は、看板の「起」とう小さい字を見落としている可能性大!得をするには注意力が必要ですね。
一獲千金!?「そのレシート、捨てないで!」
日本人はどちらかというと、レシートを煩わしく思って、さっさと捨ててしまう人が多いのではないでしょうか?授業の中で、先生が「台湾人はレシートが大好きなのよ」というのです。プロジェクターから映し出されたのは、こんな感じの写真。
「あ、このレシート、そういえば、昨日コンビニでもらった」QRコードが並んでいて、8桁の数字が書いてあります。実はこれ、宝くじになっているんですって!2か月に一度、抽選があって、2019年7月~8月のレシートについての当選番号は2019年9月25日に、台湾の「財政部税務入口」というホームページ内で発表されます。(今回分は10月6日から2020年の1月5日まで、当選金が受け取れます)
私たち外国人でも、パスポートや居留証があれば当選金を受け取ることができるんです!
当選金の受け取り場所は、何等かによって取り扱い場所が違いますが、、銀行や信用金庫などで受け取ることができます。5等、6等だと、セブンイレブンやファミリーマート、OKマートなど一部スーパーマーケットなどでも受け付けています。
いま、ちょうど私が滞在していた期間中のレシートについて当選番号が発表されていました!
2019年7月~8月の統一發票の当選番号
↓
http://invoice.etax.nat.gov.tw/
結果は……残念ながらすべてハズレ!当選金を実際に受け取るときは、印紙税0,4%と所得税20%を差し引いた金額となるようですが、最高金額の「特別賞」は1000万元≒3400万円(約3,4円:10月7日現在)という驚きの金額です。その次の「特賞」は200万元(約680万円)から順になっていて、6等が200元(約680円)。旅から帰ってもワクワクできるなんて、やっぱり台湾最高!
ちなみに、2019年9月~10月分の当選発表は11月25日です。旅行へ行かれる方は、ぜひレシートを保管しておいてくださいね。当たりますように!
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳