
男性の異性に対する好みは金星や月に現れますが、女性は……
10月になり、秋もそろそろ本番ですが、みなさまにはいかがお過ごしですか。
今日は、男性から見た女性の好み、女性から見た男性の好みについて、お話してみたいと思います。
生まれたときの太陽系の惑星の配置によって、ひとりひとりに太陽星座、月星座など10の天体と星座があり、それに性質や素質が現れることは、これまでもお話ししてきました。
その中で、恋愛の好みを表すのは、愛と美を司る金星とされています。これはとても生理的なもので、男性から見た女性の好みは、金星一択と言ってもいいでしょう。逆に言えば、金星星座は12あり、年によって、多少の偏りはありますが、どんなにモテないと思っている女性であっても、自分のことが好みの男性はこの世には存在しているということです。
でも、これは恋愛の話。結婚となると、金星ではなく、月を求める男性も多くなります。たとえば、金星がいて座にあり、月がやぎ座にある男性がいるとしましょう。いて座の金星らしい自由奔放な恋愛、おもしろくて活動的な女性が好きだったのに、結婚となると、古風で働き者の女性を選んだりします。あるいは、活動的な女性と結婚したのに、無意識のうちに自分のもつ理想の妻であるやぎ座の月の性質に相手を当てはめようとするかもしれません(すると、「モラハラ」と言われたりするわけです)。この夏のTBSドラマ、「凪のお暇」の慎二などはまさにこれ。本当は彼女が大好きなのに素直になれなくて、自分の理想を相手に投影してしまう。一緒にいてほしくて、自分の所有物にしたくて、抑え込んでしまうんですね(登場人物の誕生日がわからなくても、金星や月がやぎ座なんじゃないかなとか想像するのは楽しいものですが、演じている高橋一生さんが実は、いて座ややぎ座に惑星が多いんですね)。
それでも、男性の場合は、女性の好みは、ほぼ金星か月に現れるので、とてもシンプルです。ほかに行動や戦いの星である火星が性的な好みを表すこともありますが、自分の奥さんや彼女に求めるのは、好ましい金星や月の性質のことがほとんど。実際につきあうのは、もちろん相手もあることなので、ドンピシャ好みの星座でないかもしれません。でも、たとえば、やぎ座の金星をもっている男性なら、やぎ座と同じ土のエレメントの星座であるおうし座、おとめ座に主要な天体のある女性に惹かれやすいなど、現実のカップルには大抵の場合、何かしら星の導きがあります。
けれど、これが女性のホロスコープになると、実にいろいろなものを男性に投影するので、ひと口には言いがたいのです。自分の理想像である太陽の性質を男性に投影したり、父親や教師の役を投影して、土星的な男性とつきあったり、中には金星を投影して、可愛いらしい年下の男の子に夢中になることもあるでしょう。
よく「相性の合う男性はどの星座ですか?」と聞かれる
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。
















