七五三を温泉旅館でゆったり過ごそう!
我が家の次男は、ちょうど数えで5歳。七五三は近所の神社へお詣りに行って、写真館で撮影かな?とぼんやり考えていたところ、なんとも素敵な温泉旅館でお祝いができるプランがあるということで体験取材へ行ってきました!
今回訪れたのは、星野リゾート 界 伊東。東京駅から特急踊り子号に乗り、1時間46分で伊東駅に着きます。伊東駅からはタクシーで5分、徒歩でも10 分というアクセスのいい場所にあります。ご紹介するのは、1日限定1組の『七五三ステイ』というプランで最大8名まで宿泊可能な特別和室での宿泊。温泉もゆっくり楽しめるので、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に、三世代でお祝いするのも素敵ですね!
ウェルカムスイーツは景色のいいロビーで
到着してホッとひと息。大きな窓から見える庭園を眺めながら、ウェルカムスイーツをいただきました。三島にんじん入りの餡がサンドされた、どら焼きと伊東のぐり茶という緑茶、子ども用にはアップルジュースを。このどら焼きが本当に美味しくてほっこりしました!
ロビーラウンジがとても心地よい空間になっていて、日常の慌ただしさを忘れさせてくれました。コーヒーや紅茶、ハーブティーなども自由に飲めます。トラベルライブラリーが併設されていて、伊豆に関する本や絵本などがズラリと並びます。子どもたちはお部屋に案内される前にすでに夢中。借りてお部屋で読むこともできるそうですよ。
伝統的なつるし飾りが印象的な和モダンなお部屋
最上階の角部屋に位置する特別和室には、広々とした明るいリビングルームを挟んで2つのベッドルームが用意されています。お部屋に入っていちばんに目に飛び込むのは、伊東の伝統工芸である〝つるし飾り〟。
フクロウやうさぎやカメなどの動物のほかにも、着物や草履などのモチーフがたくさん飾ってあって、子どもたちは一目散でした! その下はクッションマットになっているので、ゴロンと寝転がったり、かわいらしい和柄のクッションを重ねて遊んだり……と子どもも大人もワクワクするような空間です。
このお部屋の最大の特徴は8名まで宿泊が可能で、4人ずつの2つのベッドルームがあるということ。おじいちゃんおばあちゃんと旅行に一緒に行っても、いままではお部屋が別になっていました。このお部屋なら、子どもが遊んでいる様子も見てもらえるし、リビングでゆったり別荘感覚でくつろげますよね。
「ちょっと疲れたから先に休むね」なっていうおじいちゃんと「まだまだ遊びたい!」という子どもの両方が気兼ねなく過ごせるお宿はなかなかないです!今回は家族4人だけだったけれど、次回はぜひ三世代で来てみようと思います。
レンタルした衣装はお部屋で着付け!
次男は初めての羽織袴!素直に着てくれるのかどうか心配していましたが、お部屋でリラックスしている状態での着付けだったため、スムーズに着せてもらいました。まずはお部屋で記念撮影。写真館でキメキメで撮るのもいいですが、旅の思い出とともに残る写真は格別ですね!
衣装レンタルはオプションプランとなっていますが、衣裳を着たまま近隣の神社へ、七五三詣でに出かけることも可能です。徒歩10分のところに「葛見神社」があります。タクシーもフロントですぐに手配してもらいますよ。
旅館の
館内にも撮影ポイントがいくつかあります。庭園は緑が美しいので、写真映えすること間違いなし!
お部屋でゆっくり「お祝い茶会」を楽しむ
このプランでは「お祝い茶会」をお部屋で楽しむことができるのです。子どもと一緒だと、ほかのお客様がいる場所では、なかなかゆっくり和菓子を楽しむことって難しいんですよね。これ、本当にうれしいサービスでした!
三段の小さなお重の中に、いろどり鮮やかな和菓子が用意されています。一段めには七五三らしい羽織袴をかたどった生菓子が。開けた瞬間に全員で「かわいいー!」と声が揃いました。二段めにも、縁起のいい神社の鈴や鶴などをイメージしたものが並びます。
こだわりの2種類のお茶が用意されていて、ひとつはロビーでもいただいた「伊豆半島の名産品 ぐり茶」。もうひとつはこのプランのテーマにもなっている椿のお茶です。こちらは界 伊東オリジナルで、ノンカフェインの椿茶にみかんをブレンドしているそうです。ほんのり甘くて癒されました。
こちらの「三世代で集う七五三ステイ」は、界 伊東と界 日光の2か所で用意されているプランです。次回は、美味しい夕食やご当地楽という地元の伝統にちなんだワークショップの様子をレポートします。お楽しみに!
【星野リゾート 界 伊東】
住所:〒414-0016静岡県伊東市岡広町2-21
界予約センター(9:00~20:00)
0570-073-011
この連載コラムの新着記事
-
サステナブルな「Öffen(オッフェン)」のシューズを3足ご褒美買いしました!/高橋夏果
2024.12.17
-
南米から2年ぶりに帰国後びっくりした3つのこと/世界中の人が旅したい「日本」のすごさって?
2024.12.08
-
無印良品の「蒸篭(せいろ)」が最高におすすめ!実際に作った料理から洗い方まで徹底解説
2024.12.04
-
【神戸】2泊3日の家族旅行へ行ってきました!ネイチャーライブ六甲、神戸須磨シーワールド…おすすめスポットをご紹介【2024年】
2024.11.17
-
【40代ママライターが試して実感】汗冷え・ムレ・におい…冬の汗悩みは、あったかインナー「ファイヤーアセドロン」で解消!
2024.11.08
上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳