「肌がごわついている気がする」「化粧水の入りが悪い」「何だか乾燥する」･･･etc.

その悩み、過酷な夏の環境で過ごした肌に現れた、エイジングの兆しかも！

そのままの肌でいると、＂老け印象＂が加速してしまうおそれが･･･。今すぐ始めたい「エイジングケア４つのポイント」をおさえて、毎日のお手入れを見直しましょう！

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» 美の先輩は語る「35歳、私が感じたエイジングサイン」

 

35歳からの新エイジングケア入門
夏の終わり、肌を放っておくと＂老け印象＂が加速する！？今すぐ始めたいエイジングケア４つのポイント

１　入れ下手、出し上手な夏の肌。秋、湿度が下がると大変！

美容家の小林ひろ美さん曰く、「夏の肌は水分の入れ下手で出し上手。乾燥しているのに湿度や汗で乾いていると自覚しないから、秋になって湿度が下がるとかっさかさになってしまうの」

触れるとごわごわ、化粧水が浸透せずに上滑りする、日焼けはしていないのに顔がくすんでいるといった症状がある人は、要注意。水分をしっかり届けるケアが急務です。

 

２　35歳からは潤いをただ与えるのではなく、長く留められる肌を育てるケアにシフトを！

エイジングケアといっても基本は保湿。ただ水分を補うだけの保湿ケアではなく、水分を長く肌に留めておけるようにするのが35歳から始めたい新しい保湿ケアです。

セラミドやヒアルロン酸、NMFなどの細胞が潤いを保つために必要な材料をチャージして、バリアを強化。与えるだけでなく、肌内部からの水分蒸散をいかに防ぐか、がポイントとなります。

３　寒暖差は肌のバリア機能や保湿機能にも影響していた！

風邪でもないのに鼻水やくしゃみ、咳が出る＂寒暖差アレルギー＂。

「昨日は暑かったのに今日は寒い」「暑い外から冷房ガンガンの室内へ」など寒暖の差により、自律神経が乱れることが原因といわれています。

この寒暖差が直接的な肌荒れの原因となることが資生堂の研究で明らかに！

 

肌を外部刺激から守るスキンケアやベースメイクケアを取り入れ、寒暖差による肌荒れを防ぐことはエイジングケアにもつながります。
４　再生医療発想、医科レベルのスキンケアが増えている

ケミカルピーリングやヒアルロン酸注入といった美容医療で行われる施術。こうした施術を参考にしたエイジングケア製品が開発されています。

「美容医療をやるのはまだ勇気がないけど、積極的なエイジングケアはそろそろ始めたい」と考えているLEE世代にぴったり。

進化したエイジングケアは効果実感も早く、今がまさに始めどきなのです。

この「老けサイン」が出たら、今すぐケアを！肌の状態別エイジングケアサインをチェック！

#ベースメイクに前より時間がかかる
#しっかり寝たのに疲れてる？と聞かれる
#肌がごわごわする

・・・ LEVEL 1

#輪郭がだるっとボケてきた
#おでこのシワが気になって前髪を上げられない
#肌が乾いて仕方ない

・・・ LEVEL 2

#眠たそうな目と言われた
#なんだか肌が黄色っぽくくすんでる
#笑うと鼻が横に広がって大きくなる

・・・ LEVEL 3

 

LEVEL 1　角層の最表面、キメが乱れている

紫外線から肌内部を守ろうと角層が分厚くなる夏。
そのせいで化粧水の浸透が妨げられ、乾燥し、肌がごわつきます。キメが乱れるため光の反射も悪く、顔色がくすんで見えます。

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LEVEL 2　角層＆表皮が水分を保持できない

化粧水や美容液の浸透が悪くなった肌では、健康な肌細胞が育ちづらくなります。
未熟な細胞は水分を抱える力が弱く、シワやシミ、ゆるみなどの肌悩みが現れ始める原因にも。

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LEVEL 3　真皮の弾力のもとが失われている

真皮の弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンといった線維。その産生力が徐々に衰え、分解される量が上回るように。
肌の土台が崩れるため、シワやたるみが現れます。

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美の先輩は語る
35歳、私が感じたエイジングサイン

「35歳の頃は肌のインナードライ化がひどくなり、乾燥するのに鼻はテカり、メイク崩れが大変でした。
思えば与えるケアしかしていなかったのですね。
あるとき、朝のぬるま湯洗顔を泡洗顔に変え、ごしごしこすらず、優しいタッチで洗顔するようにしたら、潤いバランスが整って毛穴の黒ずみもテカリも、メイク崩れもなくなりました」（鵜飼香子さん）

「疲れていても寝ることで回復していた肌のくすみやハリ感が戻らなくなってきたのがちょうど35歳頃。
気になる部分的なシミやシワが全体的に刻まれていく感じで、それまでは保湿メインの美容液などを選んでいましたが、エイジングケアを意識し始めました。
肌全体と目元やほうれい線などにシワケアを取り入れたのもこの頃ですね」（水井真理子さん）

「若い頃は皮脂の多い肌。乾燥に悩むことがないので、乳液やクリームなど油分リッチなケアはさぼりぎみ。
そのツケが出てきたのが35歳頃。ハリがなくなり、皮脂の出入口である毛穴の開きが目立つ状態に。
そこでベタつきの気にならないさらさらと浸透力の高いオイルを使い始めたら肌にふっくらとハリが戻り、ひと安心した記憶が」（平 輝乃さん）

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撮影／神戸健太郎（モデル）　久々江 満（商品）　ヘア＆メイク／野口由佳（ROI）　スタイリスト／中里真理子　モデル／橋本優子　イラストレーション／IKULA　取材・原文／平 輝乃
※商品の価格は本体価格（税抜き：2019年9/7発売LEE10月号現在）で表示しています。詳しくはLEE10月号をご覧下さい。