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LIFE

ほったらかし投資

やめたくなったらやめてもいいの?【ほったらかし投資Q&A】/ロボアドバイザーでほったらかし!

  • LEE編集部

2019.08.25

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投資初心者でも始めやすい「ほったらかし投資」とはいえ、気になる疑問は出てくるもの。

「やめたくなったらやめてもいいの?」「終了予定時の相場が悪かったらどうすればいい?」

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんに、Q&Aでうかがいました!

「それでもやっぱりお金が苦手!」というあなたは、「ロボアドバイザー」という手も。

さっそくチェック!

この記事は2018年5月7日発売LEE6月号の再掲載です。


家計再生コンサルタント横山光昭さんに聞く
「ほったらかし投資」を続けるためのQ&A

 やめたくなったらやめてもいいんですか?

もちろん大丈夫です。ただし、相場を見て時期を選んで

「『ほったらかし投資』を始めてみたものの、『手間はかからないけれど、やっぱり投資が怖い』という方も、中にはいらっしゃいます。そういう方は安全確実な貯め方が向いているので、投資をやめて大丈夫。ただし、マイナスが出ているときに売るのはもったいない。相場を見て、プラスが出たら売りましょう」(横山光昭さん)

 

 終了予定の20年後の相場が悪かったときはどうしたらいいですか?

やはり様子見がおすすめ。そのためにも貯金は必要です

「20年後を目標に『ほったらかし投資』を始め、いざ20年たったときに相場が非常に悪いと、マイナスが出ているケースもありえます。その際は無理に売却せず、相場が回復するまで様子見を」(横山光昭さん)

 途中でほかの商品に変えることはできますか?

基本はできません。一旦売却して、別の商品を買う形になります

「Aという投資信託を積み立てていて、やっぱりBに変えたいと思ったら、Aの資産をそのままBに移動させることは基本的にはできません。あらためてBに申し込むことが必要。Aが不要なら売却することになります。ただしここでも、売る際には、できればプラスが出ているタイミングでしたいですね」(横山光昭さん)

 

 老後生活に入ったときに少しずつ切り崩すことはできますか?

まとまった額を売却するのがベター。iDeCoなら毎月定額を受け取れる設定もできます

「投資信託を毎月売却するのは、手間がかかります。まとまった額を相場が高いときに売り、生活費として少しずつ使いましょう。投資し続けるために残したほうに運用益が出ることもあります。iDeCoなら、月々自動的に受け取る方法も選べます」(横山光昭さん)

それでもお金が苦手な私・・・
難しいことはお任せ!「ロボアドバイザー」でほったらかし!

手数料が1%程度かかるけど何もかもお任せできて便利!

投資に関する何もかもを、ロボットにお任せできるのが、最近話題の「ロボアドバイザー」。

「スマホやPCで申し込めるサービスで、“ロボット”が自動的に最適な投資配分をアドバイスし、買い付けてくれます。投資配分を調整してくれる“リバランス”の機能もあり、まさに“ほったらかし”ができる投資です」(横山光昭さん)

何もかもお任せできるのがメリットですが、手数料として、残高の1%程度(1年あたり)かかるのが一般的です。

メリット
・すべてお任せでOK
・リバランスも自動的にしてくれる

デメリット
・残高の1%程度の手数料がかかる

ロボアドバイザーの代表的なものには、THEOや楽ラップ、WealthNaviなどが挙げられます。さらに、買い物のおつりを自動的に投資に回せるサービスも登場!気になったものをチェックしてみては?

THEO、楽ラップ、WealthNavi
何もかもお任せ!代表的な「ロボアドバイザー」をチェック

 

THEO
/ 運営会社 お金のデザイン /

 

1万円から始められ、投資先をこまめに最適化

1万円からと、少額で始められるのが大きな特徴で、投資初心者の利用が多い。約86カ国・地域で1万1000以上の銘柄に分散投資する。

最初に「年齢」「年収」「毎月の貯金額」「現在の金融資産額」などの質問があり、自分がどれだけのリスクに耐えられるか="リスク許容度"を自動的に診断。さらに個人のニーズを加味して投資配分が提案される。

質問に対する利用者の回答によって231パターンの銘柄配分からおすすめのものが選ばれ、最新の金融工学の研究に基いて投資される。リバランスは月1回と頻度が高く、こまめに調整してくれる。

最低投資金額
1万円(積み立ては月1万円から)
手数料
残高の1%
自動リバランス
あり(毎月)

 

楽ラップ
/ 運営会社 楽天証券 /

低コストとリターンの安定化を両立

国内外の株式や債券、REIT(不動産投資信託)の計17本の投資信託から組み合わせて投資される。海外資産に投資する場合、円高・円安という為替の影響をできるだけ抑える運用を行っているのが特徴的。相場が大きく動いたら、資産の組み換えを自動で行う機能の有無を選択することもでき、中長期で安定的にリターンを目指している。

最低投資金額
10万円(積み立ては月1万円から)
手数料
残高の0.65%※固定報酬型の場合
自動リバランス
あり(適時)

WealthNavi
運営会社 ウェルスナビ /

機能性と利便性で評価が高い

国内外約50カ国、1万1000社以上に分散投資をして、世界経済の成長を上回るリターンを目指す。配当やリバランスによって税金の負担が増えると、資産の一部を自動的に売却して、その負担を軽減する機能が特徴的。

投資資金として最初に10万円が必要だが、『マメタス』を使えば月1万円から利用できる。投資未経験者の利用も増加中。

最低投資金額
10万円(積み立ては月1万円から)
手数料
残高の1%
自動リバランス
あり(適時)

マメタス

クレジットカードや電子マネーを登録し、日々の買い物の「おつり」が、ウェルスナビでの投資資金として積み立てられるサービス。例えば、支払いの基準を500円にすると、1300円の買い物で200円が投資資金に!


撮影/露木聡子 イラストレーション/藤井昌子 取材・原文/西山美紀
この記事は2018年5月7日発売LEE6月号『「ほったらかし投資」始めどきです!』の再掲載です。

おしゃれも暮らしも自分らしく!

LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
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