自分で用意する調味料は塩だけ!
美容にも健康にも抜群に良いとされる、韓国の薬膳料理「参鶏湯」。
食べると本当に体の内側から元気が湧いてくるので私も大好きですが、滋養強壮に良い様々な生薬などが入っているからこそ専門店などでしか食べることができないと思っていました。
そんな私が夢中になっているのが、「参鶏湯研究所」の「本格薬膳参鶏湯スパイスセット」。参鶏湯研究家である脇もとこさんが漢方薬局と共に開発したスパイスセットで、こちらを使えば自宅でびっくりするほど簡単に、とびきり美味しい本格的な参鶏湯を作ることができます。
丸鶏を使って作るBLEND NO.1 と、手に入りやすい骨付き鶏肉を使うBLEND NO.2の2種類があり、初めて作った時はまず手始めに、より手軽なNO.2を選びました。
骨付き鶏肉以外に必要な材料は、にんにく・しょうが・クレソン(なければ万能ねぎ)だけ!
もち米を洗い、にんにくは芯をとってつぶし、しょうがは薄切りにスライスします。
あとは、レシピの順番通りにスパイスを入れて煮込むだけ!煮込み時間も、骨付き鶏肉の場合は30分程度で完成します。
拍子抜けするほど簡単!丸鶏バージョンの魅力
実際に作ってみるまではハードル高く感じていた“丸鶏を使った参鶏湯”ですが、基本的な作業はほとんどNO.2と同じ。順番通りに材料を入れて煮込むだけでとても簡単でした。
丸鶏は下処理が済んだ状態なので、自分でやる作業はざっと洗って拭くだけ。過去に一度だけローストチキンを作ったことがある程度の私ですが、鶏のお腹の中にもち米など材料を詰める作業も楽しく進めることができました。
NO.1・2共に、食べている最中はもちろん食べ終わってもしばらく汗が止まらなくなるほど体の芯から温まります。どちらも美味しいですが、特にNO.1を食べた時に驚いたが味の濃厚さで、大鍋に対して小さじ2杯の塩しか入れていないにも関わらず、深い味わいに感動しました。丸鶏さえ手に入れば手間はNO.2とほとんど変わらないので、参鶏湯好きの方には是非試して味わってみて欲しい!と感じました。
心も体も元気になる参鶏湯の魅力を、もっと知ってほしい!
私がこのセットに興味を持ったきっかけは、開発された脇もとこさんのインタビューを聞いた事でした。もともとはスタイリストとして活躍されており、現在は薬膳や発酵食を通して健康的なライフスタイルを提案する「HOME KITCHEN PHARMACY」も主宰。食にまつわる様々なワークショップなどもプロデュースし、参鶏湯研究家としても活動されています。
そのきっかけとなったのが、娘さんと共に訪れた友人宅で食べた参鶏湯で、美味しさと人を元気にする力に驚き、娘さんからもリクエストがあったことから自分でも作ってみたという脇さん。そのうちに韓国まで生薬を買い付けに行くようになるなど試行錯誤を繰り返す中で独自のレシピを開発し、参鶏湯のワークショップを開いたり、不定期でお店にて提供したりするようになったといいます。
ただ、自分で参鶏湯を作ってみたいと興味を持ってくれた方であってもハードルになってしまうのが、高麗人参など少し特殊な材料を揃えること。そのネックを取り払い、誰でも簡単に自宅で参鶏湯を作れるようになれば、その魅力をもっと多くの方に知ってもらえるのではという想いのもと開発されたのが、このセットだったそうです。
ちょっと風邪っぽい時なども、食べると体が中から温まって普段以上に汗をかき代謝が良くなり、翌日起きると体がすっきりして軽く感じられる参鶏湯。本場の韓国では夏の食べ物で、日本でいう「土用の丑の日」と同様に、参鶏湯を食べて暑気払いをするそうです。
夏の疲れが溜まっているこの時期だからこそ、家で手軽に作れることや、家族みんなで楽しめることも大きな魅力。我が家の子どもたちは、普段あまり見たことのない丸鶏や生薬などに興味津々でした。
体の芯から元気にしてくれる「本格薬膳参鶏湯スパイスセット」、気になった方は是非チェックしてみてくださいね!
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。