『LOVE』
菅田将暉
忘れていた「切なさ」が全方位から思い出される一枚
俳優としての才能は言うまでもないが、アーティストデビュー以降、音楽の才能も高く評価されている菅田将暉。2枚目のアルバムも米津玄師、あいみょん、石崎ひゅーい、柴田隆浩(忘れらんねえよ)、志磨遼平(ドレスコーズ)という音楽好きも食いついてしまう面々が楽曲を提供。自身で作詞作曲した楽曲も収録されており、その完成度にはただただ脱帽。彼の声質もあってか、あらゆる方向から「切なさ」を駆り立てられる全11曲。(エピックレコード)
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『PACIFIC』
CRAZY KEN BAND
1年ぶりとなるアルバムは"港町"がテーマ。フロントマン・横山剣のソロアルバム収録の『中華街大作戦』が装いも新たに生まれ変わった『クレイジーの中華街大作戦!』をはじめ、最上級のテクニックと遊び心を感じさせる"東洋一のサウンドマシーン"の名にふさわしい一枚に。(ユニバーサルシグマ)
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『ルージュ』
ユナ
マレーシア出身のシンガーソングライター。アーティスト活動をしながら法律を学び、ブティックを設立するなど新時代を思わせる生き方も注目。フィーチャリングアーティストを多数起用し、日本からはMIYAVIが『ティーンエイジ・ハートブレイク feat. MIYAVI』で参加。(ユニバーサル クラシックス&ジャズ)
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『エブリバディ おどろう! ケロポンズ BEST』
ケロポンズ
子育て・保育関係者ならみんな知ってる!? 大人から子どもまで踊れて歌って笑える音楽ユニット・ケロポンズ。結成20年を迎えて発売されるベストアルバムは子育て界のキラーコンテンツ(?)『エビカニクス』をはじめ全13曲を収録。CD収録曲+ボーナストラックを目で見て楽しむDVDも。(ユニバーサルシグマ)
取材・文/古川はる香