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LIFE

川口ゆかり

憧れSnow Peakのグランピング!『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』なら、大自然滞在型の超贅沢キャンプが手軽に叶う

  • 川口ゆかり

2019.08.02

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こんにちは。

ライター川口ゆかりです。

 

LEE本誌でもキャンプやアウトドアの魅力について度々ご紹介していますが

「キャンプを体験してみたいけれど、道具がなくて」「テントをはるのが大変そう」と尻込みしている方も多いはず。

そこで今回は、自然環境の中でホテル並みのサービスが受けられる、新しいキャンプスタイル『グランピング』

ピックアップ!その魅力に迫ります。どうぞお付き合いください。

 

そもそもグランピングって、何?

グラマラス/Glamorous(魅力的な)とキャンピング/Camping(キャンプ)を組み合わせた造語

面倒な設営は一切なく、”手軽にラグジュアリーなアウトドアを満喫したい!”

そんな私たちの願いをかなえてくれるのがグランピングです。

 

客室はテントを張ったキャンプに寄っているものから、高級ホテル感覚で過ごすコテージまで多岐にわたります。

日本でも少し前からグランピングというワードを耳にするようになりましたが、実は今に始まったブームではなく、

カナダやアフリカなどでは、かなり前から富裕層をターゲットにしたアウトドアテイストの高級リゾートが存在したんだそう。意外と歴史は長いのです。

 

ワンランク上の山岳リゾート『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』へ。

そんなグランピングのなかでも、いま一番ホットな施設と言われているのが白馬八方尾根スキー場の北尾根高原に今年7月オープンした『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』!

アウトドア用品メーカー『SnowPeak』がプロデュースする、グランピングブランドの最高峰「FIELDSUITE」の第一号。アクセスは東京から北陸新幹線で約1時間半。JR長野駅より専用車に揺られること約70分(無料送迎)。駐車場到着後は4人乗りの北尾根クワッドリフトとバギーを乗り継ぎ、標高1200mのFSHエリアへ。

FIELD SUITEのためだけに開発された特別仕様の宿泊テント7棟と、2020年東京オリンピックの新国立競技場をデザインした建築家・隈研吾氏と『Snow Peak』社との共同作品「住箱-JYUBAKO-」1棟をそれぞれ約100㎡のウッドデッキに設置した全8棟。

 

北アルプスを間近に望む標高1200mの絶景フィールドを舞台に、食事からアクティビティまでを含めたオールインクルーシブスタイルの体験ができると、話題のスポットなんです。

残雪を楽しむスノーアクティビティの春、花々が咲き乱れ爽やかな風が吹く夏、葉の色燃ゆる紅葉に心奪われる秋…。

大自然を五感で感じられるような絶景フィールドを8組16名だけが体験できる。

まさに日本で唯一の山岳フィールド ラグジュアリーリゾート施設

 

お隣サイトとの距離はしっかりとってあるので、プライベートタイムを大切にしたい方にとっても満足できるはずですよ。

これがテントの中?目を疑うほどの快適空間がここに!

アウトドア用品メーカーとして名高い『SnowPeak』がプロデュースしていることもあり、細かな部分までスタイリッシュ!

各宿泊テントには、ふかふかのダブルベッド2台(「住箱-JYUBAKO-」にはシングルベッド2台にトイレシャワー付き)、エアコンやWi-Fi設備、ミニ冷蔵庫にコーヒーセット、長靴、パジャマに至るまで。あらゆるアイテムがセンスよく並べられています。テントの中で水が出るなんて! この猛暑でもテントのなかが涼しく快適、、、それだけでもう感激でしょう??

 

「寝袋が暑くて眠れない」「朝起きたら腰が痛い」なんて、キャンプあるあるも心配ご無用!

冷房完備の心地いいベッドルームでゆったりと眠りにつく。

初のグランピング体験は、それはそれは快適&新鮮でした。



宿泊はオールインクルーシブのオーベルジュスタイル

「オーベルジュ」とは郊外や地方にある宿泊施設を備えたレストランのこと。

フランス発祥のスタイルで、その土地の宿ならではの料理をいただけるのがオーベルジュに宿泊する醍醐味の一つといわれています。『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』はオールインクルーシブのオーベルジュスタイルなので、ドリンクや食材はほぼ長野産。到着時にいただいた信州産のりんご酢を炭酸水で割ったウエルカムドリンクもそれはそれは美味しゅうございました。

 

飲み物を楽しめるパブリックスペース”カモシカラウンジ”には地元で生産されたワインやビールが数多く取り揃えられており、どれにしようか迷ってしまうほど!お酒が好きな方にはたまらないですよね?

シェフ特製のおつまみもお皿ではなく、アウトドア用のカップに入っていたりと随所に『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』らしい、こだわりを感じました。

いつでも、どこでも、好きな時に好きな場所で。

ルールはナシ!

ドリンクを片手に読書を楽しんだり、お昼寝したり。どうやって過ごすかは、自分たち次第。

くつろぐ時間がたっぷりあるのもここならでは。

森のトレイルで山の醍醐味を味わう!

チェックインしてからディナーまで少し時間があったので、ガイドさんとともに森のトレイルへ。

1周1400mの散策路は高低差が40m以下と穏やか。お子さんでもじゅうぶん楽しむことができます。

壮大な山の景色に美しい空気。全身で自然を感じながら、のんびりと歩くこと1時間。

息をのむほど美しい光景が突如、目の前に!

展望台の目の前に北アルプス、眼下には南股川が流れており、落差2000mを超える絶景ポイント。

ただただ圧巻。白馬三山の壮大な景色に思わず足を止めて、見入ってしまいました。

子どもウケ抜群のスポットも点在!

(写真・上)遊牧されている牛たちを間近で見ることも。何度も見かけているうちに、親近感が湧いてくる可愛らしさがあります。(写真・中)こちらは 散策路の入口、ブナ林に作られた木の上のウッドデッキ。日本海方面の山々を見渡せます。階段には手すりがないのでちょっぴりスリリング!(写真・下)200種類を超える山野草が広がるナチュラルガーデン風フラワーパーク。季節を通じて多くの昆虫や両生類を見ることができるので、休日は多くの家族連れで賑わっているんだとか。こんなスペース施設が身近なところにあるなんて素敵ですよね。

 

 

山の景色をバックにアペリティフを楽しむ。

PM17:00

ディナー前の食前酒として、キンキンに冷えたシャンパンをフィンガーフードとともにいただくことに。

トレッキングの疲れもいっきに吹き飛ぶ、最高のひと時!!

このまま歩いて開放的なダイニングへと移動します。ワクワクが止まらない!

 

若手気鋭のシェフが創る地産地消ディナーに舌鼓

白を基調にした清潔感あふれるテーブルは、決して華美ではないのにセンスがよくて、

時折、吹き抜ける風にランタンの灯りがなんだかとても心地いい。

こちらの専用テントで、シェフ自慢のコース料理を信州産ワインとペアリングしていただきました。

ワインはどれも長野産。個人で作られているものが多く、なかなか手に入らない貴重なものなんだとか!

(右上から)目にも鮮やかなトウモロコシのスープから始まり、白馬で養殖された大岩魚に池田町でつくられたエディブルフラワーを添えたカルパッチョ。ハモのお出汁と裏ごししたトマトソースの冷製スパゲティ。アクセントにスダチをキュッと絞って。

イタリア産のブラータチーズ入りとアーティチョークを揚げたものに赤ワインを煮詰めたソースを添えて。お口直しは、バジルのギモーヴ。メインのステーキは信州牛ヒレと自然豊な信州・長野の土地が生み出した食材をふんだんに使った創作コース。

だんだんと日が落ちて、空が夕焼けに染まっていく過程を楽しみながらいただく。

大自然というダイニングがより一層素敵なディナータイムを演出してくれます。

カリカリとひんやりを同時に楽しむデザート

シチリアのお菓子としてもポピュラーなカンノーロをいただいて、ディナータイムが終了。

 

日没後は屋外の焚き火バーで心地よい音楽を聞きながら、好きな飲み物を片手にリラックス。

パチパチと火の粉を散らす焚き火が雰囲気を盛り上げてくれます。

ワインやビールといったお酒はもちろんですが、温かいドリンク(しかもオーガニック!)が用意してあるのも嬉しい!

いつの間にか焚き火を囲むようにして(同じ日に滞在していた方々と)旅のこと、趣味、仕事について、語り合っていました。

都会の喧騒を忘れさせてくれる、贅沢なひと時。。。

 

翌朝は大人気ご来光ツアーへ!

AM4:30頃、テント外で微かに響き渡るクマ鈴の音で目覚めました。

深い眠りについていたのか朝早かったのにも関わらず、すっきり爽快!

さっそく、東の百名山、雨飾山・高妻山・戸隠連峰・浅間山と白馬村を一望できるご来光デッキへ。

 

雲の先に見える空が徐々に明るくなっていき、鶯の音が響き渡る、幻想的な空間。

ふと平地を見下ろせば、雲海が広がっていました。

この日は残念ながらご来光は拝めなかったものの、お天気がいい日は西に真っ赤に染まる北アルプス、東には雲海とご来光と360度素晴らしい景色を楽しめるんだとか。

群を抜いたアクティビティが大充実!

無料で楽しめる森のトレイルやご来光ツアーのほかにも、オプションで青木湖の湖上でランチを楽しんだり、熱気球体験etc…。大自然のすばらしさを感じられる様々なエクスペリエンスが『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』には用意されています。普段は都会の高級ホテルで優雅な時間を過ごしているけど、アウトドアにも興味がある。でも何をしていいかわからない!そんな方も専用のコンシェルジュがしっかりサポートしてくれるから安心。ここでしか体験できない世界に魅了されるはずです。

キャンプに欠かせない露天温泉も敷地内に完備!

キャンプの楽しみの一つである温泉も施設内にあり、日頃の疲れた体を心身ともに癒してくれます。泉質は、つるつるたまご肌で有名な高アルカリ泉質の白馬八方温泉。早朝から23時まで営業しているので、ご来光を眺めた後、ゆっくりと朝風呂を楽しむことができますよ。目の前に広がる白馬三山を眺めながら、、、なんて。贅沢な時間!!

 

またこちらには、バスアメニティが充実しているのも嬉しいポイント。バスタオル・フェイスタオル・シャンプー&コンディショナー、ボディソープにスキンケアまで完備されているから、手ぶらで来ても安心なんです。

キャンプは荷物の準備や片付けが大変なので、身軽に気軽に宿泊できるのは嬉しい限りですよね。

 

「絶景の足湯」でゆったりまったり。

朝食まで少し時間があったので美肌の湯と呼ばれる「絶景の足湯」へ。

白馬三山に手が届きそうな眺望を楽しみながら、じんわりと浸かる。至福のひと時。

早朝なのでガラーンとしていますが一般のお客様がいらっしゃる時間帯はたくさんの方で賑わっていましたよ。

フィールドブレックファーストを客室デッキで。

ご来光ツアーを楽しんだあとは朝食タイム!

雄大な北アルプスを眺めることが出来るプライベートデッキでいただきます。

予約していた時間にスタッフの方が現れ、手馴れた手つきでテーブルをセッティング。

横長の重箱が1つずつ運ばれ、フタを開けてみると……

発酵バターのクロワッサン、ふわふわのオムレツにベーコン、ヨーグルト。野菜がたっぷり入ったミネストローネも!!

こちらで遊牧されている牛さんたちから搾乳したばかりの濃厚な牛乳もいただきました。

*重箱に添えられていた自家製りんごジャムや信州産の百花はちみつは、お持ち帰りも可能。

 

 

ストレスフリーな空間で美味しい朝食を心ゆくまでいただく。最高の時間。

幸せ過ぎる!なんて思ったら大間違い。

これだけで終わらないのが『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』!

 

帰りの道中や、北尾根高原内でピクニックランチを楽しんでもらえたら、と

チェックアウト時にこんな素敵なランチボックスがついてくるんです。もう至れり尽くせり!

信州幻の米(十六穀ごはん)、信州産福味噌鶏モモ肉の山葵ソース和え、うなぎの蒲焼、揚げしゅうまい、かぼちゃのサラダ、ナスの揚げ浸し、生麩田楽、小谷漬、野沢菜と盛りだくさんの品揃え!

滞在中のケアはもちろんですが、帰路の細やかな気遣いまで(涙)。

グランピング初体験は『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』の

完璧なまでのホスピタリティに終始、感動する旅となりました。

アウトドアに興味はあるものの、「テント設営に自信がない」「キャンプ道具を持っていない」などの理由からキャンプに行くチャンスがないという方はもちろん、ワンランク上のキャンプ体験を楽しみたい方にも強くおすすめしたい『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』。

今シーズンの営業は11月4日までなので、お申し込みはお早めに!

 

『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』

長野県北安曇郡白馬村大字北城5713

問い合わせ:090・2524・4555

ホームページ

http://fieldsuite-hakuba.com

 

 

 

川口ゆかり Yukari Kawaguchi

ライター

1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。

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