LEE8月号のインテリア特集は、整理収納アドバイザー/OURHOME主宰 Emiさんの「家族と一緒に変化を楽しむ 暮らしの整え方BOOK」!
どのページを開いても、インテリア&収納アイデアがつまった充実の一冊ですが、見どころはEmiさんの自宅マンションリフォーム!
決心したのはいつ? 悩んだことは?
初めての打ち合わせから、引き渡しまでの過程を振り返っていただき、「いつ、どんなことを決めたのか」はもちろん、大変だったことや仮住まい中の工夫など、リアルな話をうかがいました。
今日のLEEコーナーでは、前後編で、各部屋のリフォームポイントや、収納アイデアを大公開しちゃいます!
半年かけてついに完成!
Emiさんの自宅リフォーム、大公開!【リビング・クローゼット・子ども部屋】
約半年のリフォーム期間。決めることがいっぱいでした
今回、築17年、約80平米の自宅マンションをリフォームしたEmiさん。
「わが家の場合、リフォームにかかった時間は、約半年。阪急阪神不動産に施工を依頼して、何度も打ち合わせを重ねました。間取りなどの根本的な部分から、造作などの仕上げの段階まで、とにかく決めることがいっぱい」
「悩みすぎて大変だったけれど(笑)、家族で出来上がっていく過程を見るのは、とても楽しかったです!」(Emiさん)
ウォークスルー空間を作りフレキシブルな間取りに
「間取りについて考えたとき、一番に作りたいと思ったのがウォークスルークローゼット。実は、この家に住み始めた頃からイメージしていたことだったんです。同時に、子どもたちの成長に合わせて、それぞれの個室も準備することに。打ち合わせを重ねた結果、家の中心をフレキシブルに使えるウォークスルー空間にして、コンパクトな洋室も2つ確保することになりました」(Emiさん)
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無垢の床とコンクリートの壁。リビングは好きな素材を生かして
リビングは、大きな面積を占める床と壁の素材を一新。より洗練された空間に。
「床は、10年愛用したタイルカーペットからフローリングに変更。夫の意見に私も賛成して、無垢材を選びました。壁は白、と考えていたのですが、元のクロスをはがしたら、下からきれいなコンクリートが! 急遽、それを生かすことにしました」(Emiさん)
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入居後、自分たちで壁に白いペンキを塗ったり床にグレーのタイルカーペットを敷いたりと、趣向を凝らしてきたリビング。中央にはテレビを置いていました。
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POINT オープンボックスは組み替えて収納力アップ
「リビングでは、以前と同様、OURHOMEのオープンボックスを活用。上下の段を少しずつずらして置くことで、棚と棚の間にスペースを作り、収納力をアップさせました」(Emiさん)
POINT リビングのドアは自分たちでカスタム
「ほかの場所のドアは元のものを再利用したり既製品を採用したりしたのですが、リビングのドアは素材やガラスのサイズを選んでオーダー。取っ手も、自分たちでアイアンのものを探してカスタムしました」(Emiさん)
POINT 照明は自由度の高いライティングレールに
「わが家はよく模様替えをするので、照明の位置も変えられるように、ライティングレールを設置。ライトだけでなくグリーンなども吊るせて、気に入っています」(Emiさん)
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どこからもアクセスしやすくいろいろな使い方ができるファミリークローゼットが誕生!
クローゼット周辺にも、空間をマルチに使うためのアイデアがいっぱい。
「クローゼットのイメージは、"業務用の倉庫"。ウォークスルーの空間に、キャスターをつけたスチールラックを並べました。リビングとの境は、壁を撤去して、黒フレームの透明間仕切り扉に。扉を開ければ、リビングの延長として使うことも。今は一角を息子のスペースにしていますが、将来はここを夫婦の寝室に、と考えています」(Emiさん)
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玄関近くの洋室を丸ごと使って設置していた、以前のファミリークローゼット。スチールラックは当時も同じものを使用。
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POINT 玄関側にドアをつけてウォークスルー空間に
「クローゼットの奥に、玄関側へ抜けられるドアをつけたことで、ぐるぐる回遊できる間取りになりました。玄関、子ども部屋、リビング、どこからでもすぐクローゼットへアクセスできるので便利!」(Emiさん)
POINT スチールラックを入れ込みカーテンを閉めれば広々!
「スチールラックは奥にまとめて入れることも可能。端の位置に突っ張り棒を使ってカーテンをつけ、目隠しできるようにしました。来客時などは、こうして手前のスペースを空けようと計画中です」(Emiさん)
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自分の部屋が欲しい娘とまだいらない息子。それぞれの"今"に合わせて
子どもたちには、それぞれの個室として使える洋室を準備。
「ホールのスペースをとったため、4 畳と4.5畳とコンパクトになりました。自分の部屋を欲しがっていた娘は、早速個室を使っています。ベッドカバーを選んだり壁を飾りつけたりと楽しそう! まだ家族の気配が感じられるほうが落ち着くという息子には、リビング続きのクローゼット横に専用スペースを。ゆくゆく息子の部屋になる洋室は、今は夫、わたし、息子の寝室にしています」(Emiさん)
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リビング続きの洋室(現在のウォークスルー空間)を双子で共有。成長に合わせて、デスクやオープンボックスのレイアウトを変えていました。
後編は、収納アイデア満載のキッチン、バスルーム、玄関のリフォームをお届けします。
撮影/仲尾知泰 Emi 間取りイラスト/飯山和哉 取材・原文/藤本こずみ Emi 本誌編集部
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