銀座三越や伊勢丹新宿店など、都心にありながら緑あふれるテラスや屋上を持つ百貨店が増えています。敷地も広いので子連れで利用するのに便利ですよね。
日本橋三越本店の本館屋上が、子どもと一緒に楽しめる空間へとリモデル。日本橋のど真ん中と思えない「日本橋庭園」へ一緒に遊びに行きましょう！

都心なのに意外なほど空が開けている理由は？

増築改修を経て1935（昭和10）年に現在の姿となった日本橋三越本店の本館。現在は国の重要文化財に指定されているほど歴史がある建物のため、あまり大がかりな緑化はできないのでは？　芝生が敷かれているくらいなのかな？　と思っていました。すみません、甘く見てました。なんと水盤があるじゃないですか！

柵のあるウッドデッキがあるので、子どもと一緒に水盤のそばまで近づくことができます。
屋上は階数に換算すると8階。大都会で8階だと高層ビルに囲まれて圧迫感があるのかと思いきや、意外と空が開けています。

それは皇居にまつわる、あるルールがあったから。皇居の周囲は、皇居の標高である100尺（約31m）よりも高い建物を建設してはいけないと定められていました。そのため日本橋三越本店をはじめ、周辺も高さ100尺のビルが多く、都心でありながら開放的！

近年、新しく建設された日本橋エリアのビルも基壇部は100尺で統一されています。それらのビルは緑化を推進しているので、美しい景観が作られているとのこと。

しかもこちらに植えられている植物は、皇居と同じものとか。

優秀グリルで、焦げや生焼けと無縁のBBQができる！

夏の百貨店の屋上といえば、ビアガーデンを想像する人も多いのでは。日本橋三越本店では9月16日（月・祝）までの期間限定で、BBQコースを提供する「グリルテラス 日本橋2019」を開催中。
食材を焼くのはアメリカのウェーバー社のグリル。これがすごい！

ふたをするので、焦げや生焼けなどのありがちな失敗がなく、ふっくらと焼き上がります。

タイマー設定ができるので、グリルにつきっきりにならなくていいのがいい！　BBQ用デジタル温度計もあるので、中まで火が通っているか、ひと目でわかるので子どもに食べさせる時にも安心です。

世界各地の料理が気軽に楽しめる「フードカート」も

さらにランチやディナー、ショッピング中に一息つきたい際にぴったりな「フードカート」もあります。
1913年に英国に設立された英国国際フィッシュ＆チップス協会から正式認証を受けたアジア唯一のお店「マリン」、タイの料理人による本場の味が楽しめる「ノイの食堂」など、本格的な料理も。

フィッシュ＆チップスのお店「マリン」。

「フィッシュ＆チップス レギュラー（ピクルスとソース付き）」￥1,512

タイレストラン「ノイの食堂」。

「ガパオライス」￥810、「トムヤムクン」￥918

イタリア・フィレンツェのチョコレートジェラート専門店「ジェラテリア・ヴィタリ」は、チョコジェラートを含む14フレーバーが日替わりで楽しめます。

チョコレートジェラート専門店「ジェラテリア・ヴィタリ」。

3種盛りにすれば、親子でシェアしながらいろいろなフレーバが味わえますね。
BBQを含む、食事を楽しむスペースは開閉式テントのため、雨でも楽しむことができます。

日本橋三越本店に遊びに来た人はもちろん、BBQをしたいけれど、郊外まで行くのは大変という人にもおすすめのスポットです。

「グリルテラス 日本橋2019」
会期：〜2019年9月16日（月・祝）
「グリルテラス日本橋」営業時間：平日17:30～L.O.21:00、土日祝日11:30～L.O.14:30、17:30～L.O.20:30
「フードカート」営業時間：平日11:00～L.O.21:00、土日祝日11:00～L.O.20:30
問い合わせ：0120･354･585

「グリルテラス 日本橋2019」公式サイトはこちら！