春を迎え、新年度のPTAが気になる季節となりました。
そこで、LEEメンバー&LEE100人隊に、園の保護者会や、小・中学校のPTA体験談を大調査!
「楽しくまっとうした!」「想像以上に大変だった……」それぞれの悲喜こもごもエピソードから、前向きに乗り切る知恵やヒントをもらいましょう!
経験者がズバッと語る!
【イマドキPTA】活動のココが疑問&改善してスッキリ!
PTAの活動って、実際にどんなものがあるの?何をしているの?と、疑問の声もチラホラ。
効率よく見直す風潮がある中で、これまでの活動をそのまま踏襲している、時代に合わないびっくりな活動も・・・?
「PTAに参加する親同士の親睦を深める交流会などは、どの学校にもあると思います。うちには、学校からの経費で格安で参加ができるバスツアーなるものが。でもツアー参加者は好き勝手言い放題・・・」(菠蘿油・会社員・49歳)
「毎年同じ人ばかりで、親睦目的の人はほとんどいないのが現状。学校の子どもたちの予算を使ってすることか?と疑問に思うも、特に口に出せないまま任期が終わってしまった」(菠蘿油・会社員・49歳)
地域の人を呼んでの収穫祭。保護者が料理を作ってもてなすのですが、その間に子どもたちが学習発表会をしているんです。親は家庭科室で地域の方々のためにカレーを作り、子どもたちの様子を見られないのは悲しすぎます……。(ゆん・主婦・36歳)
初めての親御さんや先生たちとも親しくなれ、わが子がどんな学校生活を送っているかも見られるので、一度はやらないと損だと思う。あと、広報係は行事のときにいい位置で見られるのでお得感アリ!(mana・主婦・46歳)
文化祭実行委員で、毎年、段ボールを拾ってきてゴミ箱の装飾(!)をしないといけない伝統が。なんとか廃止してほしい! と提案書を書くも、「伝統」を理由に却下された。(A子・会社役員・38歳)
メンバーが仕事をしている人と専業主婦が半々だったので、平日学校で作業する人と、家でできる仕事をする人などうまく分担し公平に割り振ることができました!(もも・アルバイト・39歳)
初めての仕事なのに前担当者からは何の引き継ぎもなく、教えてくれる人は誰もいない……手探りでやらざるを得ないプレッシャーがある。(もつ・パート・41歳)
文化広報委員でパンフレットを作成する際に、パソコンの得意・不得意を話し合い、なるべく適材適所に人を振り分けました。カメラ係、取材係、編集係、印刷製本係など、それぞれの得意分野を生かせました!(しおり・会社員・39歳)
やりたくもない駅でのティッシュ配りや、聞きたくもない講演会の聞き役(というか、サクラ)をさせられます。(めぐち・主婦・41歳)
1年間で本当に何をするのか一覧表にまとめた。大変!と思われている係でも、忙しい時期には波があることがわかるようにし、単調作業が好きな人が向いている仕事、創意工夫がある人が向いている仕事……など、内容を明確にわかるようにした。(こもちししゃも・会社員・46歳)
こんな時はどうすればいい?PTAの悩みQ&A
PTAとしての活動はもちろん、人同士の付き合い方も悩みがつきない大きな理由。
全国のPTAや学校を中心に取材されている、PTAジャーナリストの大塚玲子さんにお話を伺いました。
Q 初めてのPTAで右も左もわからない!そんなときでも、受け身にならないで、活動するにはどうすればいい?(りえんこ・フリーランス・37歳)
A 初めての人は聞きやすい立場。疑問に思ったことは聞いてみて
「慣例にとらわれず、疑問に思う気持ちは大事! 初めてのことだからこそ、固定観念に縛られずに『この活動は何のため?』『なぜこの方法で?』と素直に疑問に思ったことを聞いてみて。あなたにしかできないことです!」(大塚玲子さん)
Q 働く人と専業主婦がうまく折り合いをつけて活動するにはどうしたらよいでしょう?(100人隊№034 みっち)
A 集まる曜日や時間帯を変え、参加できない人を一定にしないこと!
「会社員と専業主婦、どちらもいる集団ならば、全員が都合のいい時間帯などないですよね。例えば、集まりは平日昼、平日夜、土曜という選択肢を用意するなどがいい工夫かなと思います。会議そのものを減らす提案もあり」(大塚玲子さん)
次回は、人間関係のモヤモヤエピソード。情報交換ができた!とポジティブな意見から面倒な人間関係に悩まされた人も。
イラストレーション/カツヤマケイコ 取材・原文/飯田理恵
詳しくは2019年3/7発売LEE4月号をご覧下さい。
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