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FASHION

卒園式・卒業式&入園式・入学式

人気スタイリスト福田麻琴さんの【卒園・入学準備】に密着!

2019.03.11

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7年前に母となり、スタイリストとして忙しく働きながら、子育てにも全力で取り組んできた福田麻琴さん。

いよいよこの春、息子さんが保育園を卒園し小学生に。そこで、麻琴さんが卒園・入学を前に用意したものを、LEE4月号で密着ルポ!

確かなセンスで選んだアイテムの数々は、これから小学生ママとなるお母さんたちに知ってもらいたいものばかりです。

服はシックに、足元は華やかに。これが私流ハレの日バランス

「晴れたら着物を予定していますが、念のため洋装も用意。冠婚葬祭で活用しているミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラスのトリアセジョーゼットの七分袖ワンピース&コートを重ね着し、シックにまとめました。あくまで主役は息子。アクセも控えめに抑え、足元にビジューを添えて少しだけドレスアップを」(福田麻琴さん)

\ 卒園式はコレ! /

「上の入学式バージョンは、アニエスベーの上下に、スムージーのクリップ式蝶ネクタイ、足元はマーチンのサイドゴアブーツで。卒園式はユニクロのイネスコレクションのジャケットにいつものデニムを。黒のブーツは履き回しがきくので一足あると便利」(福田麻琴さん)

「好き」がはっきりしてきた息子に成長を感じる春

まだまだ甘えん坊だと思っていた息子も、4月から小学生。昨年の3月にオーダーしたランドセルも届き、いよいよその日が迫っていることを実感しています。


こどもビームスと大峽製鞄のコラボ
「ランドセルは大峽製鞄のこどもビームス別注モデルを昨春オーダー。熟練の職人さんが手縫いしているためとても丈夫で、購入後のメンテナンスもしっかりしているそう。卒業したら革を利用して、ペンケースなどに作り変えようと企んでいます」

入学準備をスタートしたのは、そのランドセルの注文から。毎年すぐに完売してしまうと聞いていたので、事前に申し込み時期を調べ、抜かりなく遂行!

式服や息子グッズは、年末の健康診断や説明会後に間違いのないものを購入。最近は「これがいい」という主張強くなってきたので、本人の“好き”を上手に取り入れられるよう、なるべく心がけました。


クラス感で選んだ小物
「服がミニマルなので、女性らしく映えるゴールド使いの小物をプラス。バッグはヴィンテージエルメス、時計とイヤリングも同じくヴィンテージです。手元にはディンヴァンの一粒ダイヤのバングルを。存在感十分のマノロブラニクのフラットで晴れやかに仕上げて」

目下の不安は心の準備のほう。個人プレー向きな息子にとって、ゼロから人間関係を築かねばならない小学校入学は、なかなかの大きな壁になりそうです。

実は最近まで、落ち着きのない息子に少しナーバスになっていました。
でも先日、バスで高齢の方に自分から席を譲る姿を見たら、「きっと大丈夫」と悩みが晴れて。親の思いどおりにならなくても、こんなやさしさを持っていてくれればいいかと、ラクに見守れるようになりました。

これから子どもに望むのは、自立した人になってほしいということ。その一歩として、最近夕食後から寝るまでの時間を、本人に任せるようにしたんです。

時間の使い方を考えることは、自分の生き方を考えること。まだ上手にはできませんが、徐々に練習中です。

入学前の3月中に母子短期留学に行く予定。いつまでも一緒に冒険して、一緒に学ぶ母でありたい。日々成長する息子を前に、強くそう思い、ともに歩んでいます。

麻琴さんが入学式までに揃えたものは?

「場面に合った準備」が必要となる小学校入学。ここでは、麻琴さんが式当日や入学後のために新たに購入したものを、LEEだけに披露していただきました!

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 生地の染め上げからスタートした初めての着物作り

「とうとう着物に目覚めたこの春。淡いグレーの色無地は、呉服店『銀座もとじ』で作ったもの。スタイリストらしくもっとエッジのきいたものをと思っていたのですが(笑)、お店の方にご指導いただき、おめでたい席にふさわしく、母らしいこの色に。洋服とは選び方が大きく違って、とても新鮮な経験でした。着物って奥深い!」(福田麻琴さん)

帯はグレーがかった白をベースとし、繊細な文様が施されたものを。帯揚げ、帯締めも同じように淡くやさしい色みで揃え、美しいグラデーションを楽しむ装いに。草履は着物の端切れを鼻緒に使い、『銀座ぜん屋』で作ったもの。フランスで買ったヴィンテージバッグを合わせて。

 

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 学校行事の日の必携品はシックなモノトーンで揃えて

「学校行事用のA4トートとスリッパは、実用性を考慮。雨の日も躊躇せず使えて、学校のトイレにも臆せず行ける、丈夫で水ぬれに強い合皮製のクラスカ ギャラリー&ショップ "DO"のBANKシリーズを選びました。これなら夫と兼用も可。子どものスケジュール管理用に新調したイニシャル刻印入りのスマイソンのノートも、黒で統一」(福田麻琴さん)

トートは¥6000、スリッパは¥2400と、手に取りやすいリアルプライス。ボントンのショッパーをスリッパ入れとして活用しています。
式典に欠かせない真っ白いハンカチは、ともさかりえさんの連載で紹介した際に、一緒に和光でオーダー。イニシャル刺しゅう入りです。

※クラスカのトートとスリッパはLEEマルシェでもお取り扱い中です。

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 通学服は本人の好みを取り入れバージョンUP!

着回し重視の麻琴さん。スポーツウェアはセットアップで買い、さまざまな形で楽しみます。
(右)キャンプでも活躍するノース・フェイスのアウトドアジャケット。ボトムもアリ。
(中)中綿入りで暖かいアディダスの迷彩ウェア。
(左)ナイキのジャージは合わせやすい黒を。

「これまではフレンチ好きな私の趣味で、息子はボーダーやデニムなどばかり着せられてきましたが(笑)、最近は自我が芽生えて『かっこいいもの』に惹かれるように。本人の希望で通学にも使えるスポーツウェアを何着か購入。手持ち服と組み合わせ、親子双方の好みを生かしたコーディネートを心がけています」(福田麻琴さん)

\ 雨の日 /

いつものデニムスタイルに防水機能の高いジャケットをプラス。スター・ウォーズの傘とブランドストーンの長靴は保育園時代から持ち越し。

\ 遠足へ /

ボトムのパンチが強いので、Tシャツとスニーカーは白で統一。キャップはグローバルワーク、リュックはエルベシャプリエ。

\ サッカー /

ALLナイキコーデにセント ジェームスのボーダーを入れ、ちょっぴり可愛らしさを。


撮影/須藤敬一(モデル、ロケ物)魚地武大(TENT)(物)ヘア&メイク/TOMIE(nude.)スタイリスト/福田麻琴 取材・文/栗田瑞穂
※掲載商品はすべて福田さん私物です。詳しくはLEE4月号をご覧下さい。

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