FASHION

愛しいパリの旅~フレンチ・ベーシックの舞台裏① 福田麻琴

  • 福田麻琴

2019.02.07

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あけましておめでとうございます!(?)
あっという間に2月になってしまいました。

みなさんLEE2月号、見ていただけましたか〜?
なんと!なんと!憧れのアニエスさんにインタビューすることができました!
夢見たいな出来事が2018年、起きていたのです〜。

アニエス・ベーの服に出会い、ファッションの仕事がしたい!と色々経てスタイリストになったわけで、やっぱり私にとっては原点!
ガチガチに緊張しましたが、本当に幸せな時間でした。

その夢覚めぬまま帰国し、だいぶ引きずり、そのまま師走に突入し、とにかく今年できることはやらねば!と突っ走ってしまったので、ほぼ年末の記憶がありません(笑)
年始はハワイでゆっくり過ごそう、、、なんて思っていましたが、まさかの現地で子供がインフルエンザに。年代モノのワインの値段のような処方薬をせっせと飲ませながら、あぁ保険に入っていて良かった、とベランダからワイキキのサンセットを眺めました・・・。

思った以上にバタついた年末年始!
でもなんだか心はいつもワクワクしています!
それがまた怖いっ(笑)
私よ、今年は何をしでかすつもりだい?
そんなワクワクと共に今年もこのblogでみなさんにおしゃれにまつわるお話ができたら!と意気込んでおりますっ。
どうぞよろしくお願い致します!

すでにパリロスが始まっているので、旅を振り返りながら、何回かに分けてパリのあれこれを書き綴りたいと思います。
思い出だけでも少しは心が満たされそう!(笑)
みなさんにご紹介したいものがたくさんありますので、しばらくパリのお話におつきあいくださいませ。

ずっと天気が良く(これはラッキーでした!)、寒すぎず、トレンチコートが似合う、パリらしいパリを感じられた今回の旅。
新しい発見もたくさんありました。
憧れのあの人に会う!という重大ミッション以外は車で走りながら、ここ良さそう!とロケハンしたり、おしゃれな人を見つけては声をかけてスナップしたり、とノルマはあるけどフリースタイル!?な状態で、慌ただしいのはカメラマン(笑) 須藤くん、ご苦労様でした!

懐かしい景色をゆっくりもう一度見ることができたのも嬉しかったです。留学していた頃は、毎日時間がありあまっていたので、パリ中を散歩しました。なぜあの時留学先にパリを選んだのか、、、セーヌ川を歩いていると、やっぱりこの街との縁を感じずにはいられません。幸せにも、切なくもなる、パリの風景。

 

合間にヘアメイクのマナさんが撮ってくれました。サンマルタン運河にて。木々が紅葉していてとてもキレイでした。まさに昔イメージしていたパリそのもの。落ち葉、曇り空、冷たい風、ストール、トレンチコート、ブーツ、、、いつも私のパリのイメージは秋や冬ばかり。

 

よくここで仲間達とピクニックしたなぁ。フランス人はよく飲み、よく喋る!(笑) その時間を最も大事にしている気がします。ライフスタイルへの考え方もとても影響を受けました。

 

大好きなお店、MIZNONがサンマルタン運河近くにできていました!嬉しすぎる! 定番の変わり種ファラフェルも最高ですが、シンプルな野菜料理も絶品!

(左上)カリフラワーの丸焼き、(左下)茹でたアーティチョーク、(右)インゲンとガーリック。新鮮な野菜の旨味がギュッとつまっていて、本当に美味しかった〜。家でやってみよう!と思いながら、今の今まで忘れていました。そういうものよね。

 

続いては、感謝の気持ちを込めて書きます。
アニエスさんの取材というビッグミッションをかかえながら、パリの取材、モデル撮影から私のスナップ、街角スナップまで、一緒に今回のパリを満喫してくれたスタッフをご紹介させてください。少数精鋭のこのteam。いつもとは違う海外撮影。ハラハラドキドキもこのメンバーでなら乗り越えられました!

愛すべき今回のチームです! あの日、あの時、あの場所で・・・素晴らしい時間を作ってくださり、本当にありがとうございました。

担当編集おだっこ。
チャーミングな、イマドキ女子。
アングラ好きでアート好き。
ファッションからライフスタイルまでこなす、LEEの妹キャラクター的存在。
国内外のちょっとマニアックな情報を網羅し、最近の美術展、本、アートにまつわる全てについて面白かった?と聞きたくなる人。
この人に聞けば、イマドキがわかること間違いなし!のがんばりやさん。
編集さんなので、アップの写真はふせておきますが(笑)、ユニセックスな雰囲気ですよ!男性カメラマンと兄弟かな、と思っちゃうような!

 

カメラマン須藤敬一氏。

ファッションからウェディング、料理まで、こんなに幅の広い人は見たことがない!
この方の写真には愛がある。
いつもはこんなに褒めませんが、今日は言わせてください!(笑)
仕事仲間であり、ママ友!?であり、趣味の似ている友達でもあります。
何か困ったらすぐに相談できて、優しく手を差し伸べてくれる。
一緒に旅に出たくなるでしょう。

インスタを始める!と、意気込んでいた須藤氏。色々写真は撮ったけど、まだはじめてないような・・・カメラマン須藤氏のオフショット。 この猫のおそそが香るドア前がお気に入り。こんなにフレンチなおじさんはパリ中探してもこの人がNo.1でしょう。

 

ライター磯部安伽氏。

尊敬する大先輩でありながら、時に妹のように守ってあげたくなる存在。ご自身でも本を出版されるほどのお洒落さんで、磯部さんに大丈夫、と言われたら、間違いなく大丈夫! 私にとっての指針であり、いつも導いてくれます。正義感が強く曲がった事が大嫌い!
「この企画は読者のみんなに伝わるように届けたいから、本当に使えるものを紹介して!」と叱咤激励され、私は毎回本気でみなさんにお届けしております。
ツンデレ度が高めなので、どうにか褒められたくて頑張っちゃう(笑)
フレンチ・ベーシック企画がこんなに長く続けられたのは、磯部さんのおかげです。

留学中、はじめて訪れたフレンチレストラン・Aux Lyonnais(オーリヨネ)で磯部さんと。ちょっとお洒落して来ました!

 

そんな3人と私の4人組でお届けした今回のフレンチ・ベーシック特集、いかがでしたか?

パリで理衣ちゃんに会えたのも嬉しかったし、ヘアメイクのマナさん、コーディネーターのノリコさん、関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちを込めて。

 

近くて遠いフランス、パリ。
ここには新しい何かがいつも必ずあります。
ここにしかない何かが必ずある。
みなさんにも少しでも今のパリを感じて頂けたら、こんなに嬉しいことはないです。

ひょんなことから留学することになりましたが、パリで良かった。
心からそう思います。
私はここでファッションと向き合い、ライフスタイルを見直し、大切なものが何かを知りました。

次の大きな連休、どこ行こうかなぁと迷っている方がいたら、是非パリへ!ここは夢のように美しいかと思いきや、とても現実的で、あらためて自分自身を見直せる場所です。

学生の頃、よく来た場所。セーヌ川越しに見るノートルダム寺院。懐かしい!

見応え、読み応えたっぷり!フランス在住のモデル理衣さんも登場の「福田麻琴のNEWフレンチベーシックを巡る旅in Paris」はLEE2月号に掲載。電子版がまだお求めいただけますので、まだの方はぜひご覧ください!

福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

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