『30』
電気グルーヴ
1曲目からしてやられた感が。電気グルーヴ、ここにあり
1曲目から『電気グルーヴ10周年の歌2019』という、10周年のときではなく今回のアルバムのために制作した謎のアニーバーサリーソングで始まる(6曲目には『電気グルーヴ30周年の唄』も)。『Shangri-La』『富士山』など人気曲のリメイクとともに、斜め上の方向から攻めてくる新曲も収録。ピエール瀧が大河ドラマに出るようになっても、電気グルーヴは電気グルーヴなのだと確信。40周年も50周年もこのまま突き進んでほしい。(キューンミュージック)
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『F』
フジファブリック
デビュー15周年にして、通算10枚目という記念すべきアルバム。ちょっとひねりのあるサウンドに耳を傾けると、心の奥にしまっておいた記憶のスイッチを押すようなフレーズが飛び込んでくる。Vo.&G.山内が故郷を歌う『手紙』はすべての人の青春の思い出とリンクしてしまう泣き曲。(ソニーミュージック)
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『瞬間的シックスセンス』
あいみょん
昨年末は『紅白歌合戦』に出演し、2月には自身初の武道館公演も。2枚目のアルバムにはドラマ『獣になれない私たち』の主題歌『今夜このまま』も収録。ゆるさのあるアーティスト名とはギャップのあるクリアで力強い歌声と、普遍的な歌詞に世代を超えてヒットしているのに納得。2月13日発売。(unBORDE)
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『DNA 』
バックストリート・ボーイズ
ティーンの頃にハマった人も多いのでは? 結成以来25周年を迎えた5人組、9枚目のオリジナルアルバム。iTunes1位を獲得した先行シングル『ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート』をはじめ、重ねたキャリアを感じさせながら、不動のBSBらしさをうかがわせる全15曲を収録。(ソニーミュージック)
取材・文/古川はる香