スキーやソリ、雪遊びを通して知る、今まで感じたことのない寒さや雪の感触、絶景や自然の神秘…こうした雪山ならではの体験で子どもの感性を刺激し、成長を促す。それが「雪育」です。最近のスキー場は、広いキッズエリアがあり、スキー以外の遊びも充実しているので、まだスキーができない年齢の子どもや、スキーはちょっと苦手というママも存分に楽しめるんですよ。
雪遊びやソリも楽しめる充実のキッズエリア
福島県の磐梯山麓にあるアルツ磐梯では、700㎡もの広いキッズエリアで、さまざまなタイプのソリやスノーストライダーなどを借りて遊ぶことができます(1日1000円で何度でも交換可能)。無料のスノーエスカレーターもついているので、斜面を登るのもラクラク。
また、キッズエリアで開催される「スノーミュージアム」では、子ども向けのワークショッププログラムを実施。雪だるまやオブジェを作ったり、スノータワーの高さを競い合ったりと、雪遊びを存分に楽しめます。そして、疲れたら雪の中でおやつを作ってひと休み。焚き火を使った焼きマシュマロ作りを楽しめる「boh-bohキッチン」も(マシュマロセット300円)。
近隣の猫魔スキー場にある300mものストライダー・チュービング専用コース「ニャンダーマウンテン」(12月下旬~)も、ダイナミックに遊びたい親子にはぴったり!
2016年12月21日オープン ※スノーミュージアムとBoh-bohキッチンは、2016年12月28日~2017年1月4日、それ以降は土日祝のみ。
福島県磐梯町大字更科字清水平6838-68
2016年12月3日オープン
福島県北塩原村大字檜原字猫魔山1163
リフトに乗って絶景を見に、山頂の「磐梯展望回廊」へ
スキーやスノーボードができなくても、山頂からの雪山の絶景を楽しめるのが、アルツ磐梯にある「磐梯展望回廊」(2016年12月24日~2017年3月20日)。
リフトに乗車して標高1135mのリフト山頂駅へ。そこには200mもの尾根沿いの展望回廊があり、この時期に雪山でしか見られない絶景が待っています。
真っ白に雪化粧をした磐梯山の美しい稜線、時期や天候によっては、樹氷や眼下に広がる雲海などを見ることができるかも! 3歳以上で、雪上を歩ければ参加できるので、スキーやソリ遊びに疲れたら行ってみよう。
北海道ならでは!氷の街「アイスヴィレッジ」が出現
北海道最大級のスノーリゾート「星野リゾート トマム」には、氷の街「アイスヴィレッジ」がオープンします。スケートリンクや氷の滑り台で遊んだら、氷のストリートにあるショップでひと休み。
氷のストリートには9つの専門店があります。焼きマシュマロをいただけるマシュマロ専門店や、この時期にぴったりのホットチョコレートが美味しいホワイトチョコレート専門店、雪の結晶レプリカづくりなどのワークショップに参加できる雪氷のアトリエなど。
また、アイスヴィレッジ内には、この時期限定で結婚式が行われる「氷の教会」や、実際に泊まることができる「氷のホテル」もあり、宿泊しなくても見学することが可能。まるで氷のお城みたい!と子どもたちは大興奮しそうです。
こんな、極寒の中でのリゾート体験を楽しむことができるのも、北海道ならではですね。
アイスヴィレッジ開催期間:2016年12月10日~2017年3月中旬
(氷の教会2017年1月14日~2017年2月19日/氷のホテル2017年1月14日~2017年2月28日)
北海道勇払郡占冠村中トマム
スノーシューでお散歩&バームクーヘン作り体験も
さらに、家族みんなで楽しめるスノーアクティビティとして最近人気なのが、スノーシューハイキングです。「星野リゾート トマム」では、スノーシューをはいて、ふかふかの雪の上をお散歩。フィールド内にある大型テント「コタ」に着いたら、そこでバームクーヘンを焼いて食べることができるんです(中学生以上4500円、小学生以下3500円/要予約)。
そのほか、スノーシューをはいて、フィールドマップを片手に自由に森の中を散策できる「スノーシュー散策ウォーク」も(60分1100円/3歳以上)。
こんな雪遊びなら、「スキーは苦手、寒いの嫌い」というママでも、子どもと一緒に気軽に楽しめそうですね! 次回は、レンタルやスクールも充実した親子スキー最新事情をお伝えします。
※画像提供:すべて星野リゾート
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相馬由子 Yuko Soma
ライター
1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。