日ごとに寒さが増し、何よりも暖かさを追求したスタイリングに気持ちが傾く季節。
手当たり次第に着込んでしまいたくなるけれど、やっぱり気になるのが「着膨れ」。

真冬ならではのそんな悩みを解消する救世主として、LEEがこれしかないと考えたのは、文字どおり＂身の丈＂に合った「美脚パンツ」でした。

そこで、この冬頼りになる「基本の旬パンツ3本」を、着やせの達人・スタイリスト福田麻琴さんが厳選！
コートをはおっても脱いでもスタイルUPできるコーディネート術とともにお届けします。

福田麻琴さん提案
＂3本の旬パンツ＂で今年らしく細見え＆防寒！

まずは、防寒テクをきかせやすく、着やせも叶えてくれる、基本の3本をチェック！

１.　きれいめワイド
腰高ですっと広がるラインに美脚効果あり。ももから足首までゆとりがあり、内側にレイヤードしての下半身の保温が可能。コーデュロイのセンタープレス入りは特に狙い目の一本！
￥33000／アングローバル（イレーヴ）

２.　丈短テーパード
気になるおなかや太ももをカバーできるテーパードは、軽快丈で全身のバランスUPにも有効。靴との隙間をおしゃれに防寒するなら、このボトムが最適です。
￥21000／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（ギャルリー・ヴィー）

３.　黒スキニー
体にフィットしてレギンス感覚ではける黒スキニーは、この冬の最強細見えボトム。その分、冷気が伝わりやすくもあるので、もものあたりまでは長め丈のアウターやトップスでカバーするのが吉。
￥3990／ユニクロ

全身バランスをよく見せるカギは、やっぱりアウターとトップス選びにあり。コートをはおっても脱いでもスタイルUPできる「基本のき」を福田麻琴さんが指南します。

きれいめワイドはロング丈コートでゆるゆるバランスを作る

「旬スタイルの要といえるワイドパンツは、どんな身長の人も下半身のボリュームが出すぎないコーデが必須。ひざ下くらいのロングコートなら、バランスよく楽しめますよ。明るめのカラーで柔らかな素材を選べば、ほどよい＂ゆるさ＂のある、こなれた着こなしに！」（福田麻琴さん）

ボトムの素朴な印象をトレンチがブラッシュアップ

こっくりベージュのパンツが、オフホワイトのトレンチと鮮やかなブルーニットのおかげで、ぐっと都会的な雰囲気に。

コートを脱いだら…

コート、パンツともにボリュームがあるので、トップスはフィット感あるリブニットで引き算。すっきりウエストインしてメリハリを。

パンツ￥33000／アングローバル（イレーヴ）　コート￥71000／ミュラー オブ ヨシオクボ　ニット￥18000／エリオポール代官山（エリオポール）帽子￥18000／ピルグリム サーフ+サプライ（サンフランシスコ ハット）　イヤリング￥5000／プティローブノアー　ストール￥24500／トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店（トラディショナル ウェザーウェア）　バッグ￥27000／フリーカンパニー（フリーストアベジタル）　靴￥88000／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（サルトル）　中にはいたレギンス￥4000／プリスティン本店（プリスティン）靴下￥6000／ヤエカ アパートメント ストア（ヤエカ）

丈短テーパードはショート丈アウターで重心を引き上げる

「シルエット自体に美脚効果のあるテーパードは、その形がしっかりと見えるコーディネートを心がけて。
ピーコートやブルゾンなどコンパクトなアウターを合わせると、ボトムラインを強調できるとともに、重心もUPして腰高バランスを作ることができますよ！」（福田麻琴さん）

王道のネイビー×白で軽快なマリンスタイルを

しなやかなウールのテーパードパンツは、シーンを選ばず重宝するきれいめ感。アウターもネイビーでそろえ、インナーや小物は白で統一して清潔感たっぷりと。
ウエスト丈のピーコートなら、パンツの美しいラインを主張できるだけでなく、重心が高めにくるため、より脚長な印象を作ることができます。

コートを脱いだら…

体が泳ぐサイズ感のボーダーニットは、前だけボトムにインして少しだけブラウジング。おなかとお尻をさりげなくカバーする小ワザを駆使することで、1 ＋ 1 コーデに自信を。

起毛感のあるウールソックスと赤パンプスで仕上げた、暖かみ満点の足元もマスト。

パンツ￥21000／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（ギャルリー・ヴィー）　コート￥36000・ニット￥14800／ビショップ（オーシバル）　スヌード￥18000（カラコラム）・バッグ￥37000（マスターアンドコー）／ギャルリー・ヴィー 丸の内店　靴下￥2300／シップス 有楽町店（ブリュー フォレ）　靴￥46000／エストネーション（ペリーコ）

丈短テーパードはショート丈アウターで重心を引き上げる

「パンツが細身なだけに、シルエットがはっきりと出てしまうおなかやももは、旬のロングニットをかぶせてしまえば難なくクリア！
さらに上からドロップショルダーのコートをはおることで、ゆるピタの着やせ黄金バランスに。黒が持つ着やせ力も期待できます」（福田麻琴さん）

人気復活のブーツインで美脚力が加速する

下半身全体をキュッと引き締める、ストレッチのきいたブラックスキニー。顔映りがパッと明るくなるイエローのロングニット＋コクーンシルエットのコートを合わせて上半身にボリュームを作ることで、対照的な脚の細さが引き立って。
スキニーの上に重ねたスエードのロングブーツも、脚長見せに貢献します。

コートを脱いだら…

後ろが少し長くなった前後差ニットで、気になるぽっこりおなかと下がったお尻を一気にカモフラージュ。明るいイエローとブラックのコントラストも、脚の細見えに一役。

パンツ￥3990／ユニクロ　コート￥70000／フレームワーク ルミネ新宿店（クチュール ド アダム）　ニット￥24000／ギャルリー・ヴィー 丸の内店（ギャルリー・ヴィー）　帽子￥12000／エストネーション（ラ メゾン ドリリス）　ストール￥24900／シップス 有楽町店（ベグ）　バッグ￥39000／オルサ（オルセット）　ブーツ￥78000／フラッパーズ（ネブローニ）

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屋外・室内ともにこれで万全！
次回は、ここまでのセオリーを踏襲しつつ、、悩める小柄さんのために、さらなるヒントをレクチャーします。

撮影／渡辺謙太郎（MOUSTACHE）（モデル）魚地武大（TENT）（静物）
ヘア＆メイク／TOMIE（nude.） スタイリスト／福田麻琴　モデル／浜島直子（LEE専属）　取材・原文／栗田瑞穂　撮影協力／カラーワークス
※商品の価格は本体価格（税抜き：2018年12/7発売LEE1月号現在）で表示しています。
※詳しくは2018年12/7発売LEE1月号をご覧下さい。