今回お届けするのは、LEE12月号『今年は「壁に飾るクリスマス」』に掲載中の、料理家 星谷菜々さんのアトリエの壁飾り。誌面に掲載しきれなかった「飾るジンジャーブレッド」と「フルーツポマンダー」のもっと詳しい作り方をLEEweb限定でご紹介します。
星谷菜々さん
料理家、「apron room」主宰。お菓子教室やイベント開催のほかオリジナルエプロンの企画も。www.apron-room.com/
シックなイラストやドライフラワーが壁を彩る星谷さんのアトリエ。
「イベントや撮影をすることも多く、邪魔にならないよう壁に張ったり吊るしたりして飾りを楽しむようになりました」。この季節は、ジンジャーブレッドクッキーとフルーツポマンダーが定番だそう。「今年はクッキーに、素朴なオーナメントをネックレス風にかけて。ドライの植物やカードなどもコラージュして華やかにしました」(星谷菜々さん)
フルーツポマンダーは、小ぶりのかぼすを使って愛らしく。クローブを刺し、シナモンパウダーをまぶすと松ぼっくりみたいな趣に。
クッキーは食べる以外にもこんな使い方が!
■オーナメントと飾るジンジャーブレッド
ツリーがなくても、壁に飾ってクリスマスムードを演出。「楽しげな雰囲気を出したくて、旅先で見つけたユニークな人と天使の抜き型を使い、花のようにも雪の結晶のようにも見える小さなストローオーナメントをプラス」
「吊るす糸やドライの草花はクリスマスカラーを選び、古本の1ページやフレームも混ぜてさりげないさし色にしました」(星谷菜々さん)
Point_1
クッキー生地の型を取ったら、糸を通す用の穴を菜箸であける。ふちに近すぎると割れてしまう可能性があるので、ほどよい位置に。
Point_2
ストローオーナメントはネットで簡単に購入可能。ついている糸を利用し、首にかけて結ぶだけ。
柑橘×ハーブでさわやか
■シナモン香るフルーツポマンダー
作り方
土台はオレンジが定番ですが、今回は空間やいろいろな雑貨となじむ小さなサイズ感にしたくて、かぼすを利用。
「最初に、吊るすリボンと近い幅のマスキングテープを十字に張り、皮部分にクローブを刺します。シナモンパウダーとかぼすをビニール袋に入れて全体にまぶしたら、取り出して1~2週間乾燥させリボンを」。オーナメントのひとつとして、ベビーソックスやドライペッパーとともに。
Point_1
マスキングテープを巻いたかぼすは、竹串でやや間隔をあけながらクローブを刺す下穴を。ワンコーナーごとに穴をあけ、すぐにクローブを刺すと傷みにくい。
Point_2
クローブをすべて刺し終わったらビニール袋に入れ、シナモンパウダーを適量ふりかけて全体にまんべんなくまぶす。その後、2週間ほどバットやお皿に載せて乾燥させる。
Point_3
水分が抜けたら、リボンを2本用意する。マスキングテープを巻いておいた部分に、リボンを十字にかけて、1本はてっぺんでちょうちょ結びに。もう1本は、吊るす場所に合わせて結んであげればOK。
2018年11/7発売LEE12月号に掲載中の『今年は「壁に飾るクリスマス」(P164~)』にプラスした、詳しい作り方をLEEweb限定でお届けしました。本誌もあわせてご覧くださいね。
次回は、『クリスマスは子どもの絵が素敵な壁飾りに! スタイリスト河野亜紀さんの手作りオーナメント』をお届けします。
撮影/馬場晶子 取材・原文/高井法子
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