FASHION

最少ワードローブで作る冬コーデ

【はまじ×福田麻琴さん】たった10着!好印象着回し10days【前編】

2018.11.07

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たくさん服はあるはずなのに、なぜか毎日、装いが変わり映えしない・・・

誰しも一度は、そんな悩みに直面したことがあるはず。では、どうすれば、新鮮で素敵な着こなしを実現できるのでしょうか?

今月のLEEは、「少ない服を最大限生かす」という、永遠の課題をテーマに、冬のおしゃれにもっともっと磨きをかけるワードローブの組み立て方を考えていきます!

 

はまじ×福田麻琴さん
好印象を作る最少ワードローブは“トレンド3着+定番7着”が黄金比率

好奇心旺盛、新しいトレンドを上手にキャッチするはまじと、長く愛せる定番名品の目利きであるスタイリスト福田麻琴さん。
お二人と一緒に、ワードローブにおける流行りアイテムのベストバランスと、この冬買うべきマスト服を探りました。

 

ベーシックを活性化する厳選トレンド3着

はまじ&福田麻琴さんが口を揃えたのが、まずは今年らしいニュアンスカラーを取り入れること。さらに、オーバーサイズのアウター、スタイリングに奥行きを出す質感のあるボトムがあれば、旬コーデが瞬時にまとえます!

 ハイネックも畔編みも今季のトレンドど真ん中。ドロップショルダー×ワイドな身幅のオーバーサイズシルエットが、体の華奢さを強調してくれます。浮かずに着映える絶妙ブルーが大人にフィット。¥38000/オーラリー

 深みのあるブルーグリーンがノーブルな印象。ハイウエスト&細身のすっきりとした形で、ゆるトップスと合わせてもバランスよく仕上がります。前スリットで足さばきも上々。¥26000/ブルーム&ブランチ青山(フランネル)

 中綿入りのふんわりとした素材を使った、保温性の高いロングコート。リッチなキャメルの発色と、クラシカルな大きめボタンが今年らしく、さっとはおるだけで着こなしが旬顔に。55000/インターリブ(サクラ)

 

シンプルなのに鮮度を感じる定番7着

ベーシックといえども、フィットや1㎝の丈の違いでその印象はガラリと変わってきます。福田麻琴さんが選んだ、「トレンド3着」を生かす今年の定番とは?

 エクストラファインウールを使用した肌ざわりなめらかなリブニット。細身のフィットが抜群に女らしい。¥15000/SANYO SHOKAI(マッキントッシュ フィロソフィー)

 ボーダーカットソーは、ベージュになじむブラウンをチョイス。短め丈とボックスシルエットで、ハイウエストボトムと好相性。コスパのよさにも注目を。¥4900/アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店(サニーレーベル)

 後ろ下がりのフォルムがポイント。裾が長いので、ゆるニットとのレイヤードも楽しめます。端正なネイビーは、ベージュやグレーと合わせるとキリッと印象が引き締まるので、きれいめに仕上げたいときにもお役立ち。¥21000/ティッカ

 畔編みの縦ラインがすっきりした印象を与えるロングカーデ。ワイドパンツやタイトスカートとのコンビネーションで、今年らしいバランスを楽しんで。ニュートラルなライトグレーは、どんな色とも合わせやすい万能カラー。¥14500/LEEマルシェ(12closet)

 重い冬コーデに抜けを作る白パンツは、一本持っていると便利。厚手の
コットンツイル地で、はくほど体になじみます。ブーツが合わせやすい軽快な七分丈も◎。¥19000/ヤエカ アパートメント ストア(ヤエカ)

 デニムは今季人気の明るいブルーをセレクト。高い位置についたポケットとゆるいワイドシルエットが美脚見えに貢献する一本です。¥27000/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー)

10 この冬ダッフルを選ぶなら、ネイビーや黒ではなく、やわらかい女性像に似合う淡いベージュを。起毛感のあるふんわりとしたウール素材で、裏地なしでも暖かい。¥78000/ゲストリスト(グローバーオール)

選び抜いた最適アイテムを着回し!

今っぽいのに尖らずやさしげ。LEE世代が目指すべき"ほの旬"コーデを、はまじが披露します!

Day 1【3+4+9】

今日は絶好のロケ日和!
お気に入りのキャメルコートでいつものデニムがたちまち洗練

晴れた日はロケに向かう足取りも軽く。体のラインがきれいに見える黒タートル×デニムのシンプルスタイルに、今季らしいキャメルの中綿コートをはおったコーディネートが撮影現場でも好評。軽くて暖かいコートは、冬のお出かけを快適にしてくれるマストアイテム。赤いチェックのマフラーを添え、配色のメリハリを意識して。

イヤリング¥10000/プティローブノアー 手に持ったマフラー¥23000/リーミルズ エージェンシー(ジョンストンズ) バッグ¥46000/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー) 靴¥28000/アパルトモン 青山店(カミナンド)

Day 2【2+5+10】

写真展を見に、友人のギャラリーへ。
冬らしい素材を重ねた奥行きのあるコーデを満喫

束の間のひとり時間に写真展へ。友人に「ボーダーのブラウンとボトムの色合わせがおしゃれ」と褒められ大満足。足元はスニーカーでも、ウールやコーデュロイなど暖かみのある素材を重ねることで、リッチな大人カジュアルを目指します。ロングタイトスカートはどんなアイテムと合わせても細見えが叶うから、自信を持ってお出かけに着ていけます。

サングラス¥52000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) バッグ¥53000/エバゴス スニーカー¥15000/アングローバル(MHL×コンバース) タイツ/スタイリスト私物

Day 3【1+9+10】
打ち合わせは頭の冴えるブルーのグラデーション配色で

マネージャーとカフェで打ち合わせ。気心知れた間柄だと、思わず会話がはずんで時間を大幅にオーバーしちゃうことも……! そんな日は冷静さを保てるよう、ブルーのトップスとボトムをチョイス。オーバーサイズニットは畔編みで表情があるので、デニムとの1 ・2 コーデでも今っぽく仕上がるのがうれしい限り。ミルキートーンのベージュダッフル&白トートをプラスすれば、ブルーオンリーとはひと味違った柔和な着こなしを楽しむことができます。

バッグ¥18000/ヤエカアパートメント ストア(ヤエカ) ベージュストール¥23000/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー)

Day 4【3+5+8】
ビタミンカラーのオレンジで真冬のロケも元気に乗り切る!

テレビ番組のロケで、北風が吹きすさぶ中をブラブラ。とっても寒いけれど、軽量で暖かい優秀コートのおかげで、終日元気に過ごせそう。キャメルと白の曖昧配色をピリッと引き締めるオレンジのマフラーを投入して、全身の印象を明るく新鮮に。真っ白の七分丈パンツは、同じく白のソックスとハイカットスニーカーでつなぐことで、脚長効果を狙って。

マフラー¥20000/リーミルズ エージェンシー(ジョンストンズ) スニーカー/Day2 と同じ ソックス/スタイリスト私物

Day 5【2+6+7】
しっとりトラッドな装いがブックカフェにお似合い

新刊絵本のサイン会を開くブックカフェの下見に。噂に聞いていたとおり私好みの写真集や絵本がいっぱい! 場所の雰囲気に合わせて、バンドカラーシャツにカーディガン、ロングスカートでフェミニントラッドなスタイリングを選択。昨年までなら黒の革小物を合わせていたところを、ブルーのバッグやベージュのブーツでやさしげにまとめるのが今年流。

バッグ¥69000/マッキントッシュ フィロソフィー 新丸ビル店(ミミ) ブーツ¥69000/プラージュ 代官山店(ペリーコ)


ほどよくトレンドをなじませた厳選10枚があれば、毎日印象のいいおしゃれが実現します!

撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE)(人物)魚地武大(TENT)(静物)ヘア&メイク/TOMIE(nude.)スタイリスト/福田麻琴 モデル/浜島直子(LEE専属) 取材・原文/栗田瑞穂 撮影協力/浅尾拂雲堂 東京文化会館 プロップス ナウ
※商品の価格は本体価格(税抜き:2018年11/7発売LEE12月号現在)で表示しています。
※詳しくは2018年11/7発売LEE12月号をご覧下さい。

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