なんだか最近、パン戦国時代だとは思いませんか？　街に美味しいベーカリーが増えてきたと思えば、老舗の人気も健在。コッペパンやフルーツサンドのような昔ながらのアイテムが話題になり、その一方で高級食パンにも行列が……。かくいう私もパンには目がありません。朝、美味しいパンとコーヒーがあれば、やる気も二割くらい増すというものです。

毎朝、焼きたてパンを食べたい！

せっかく美味しいパン屋に来たのだからと、つい欲張って購入してしまい、余ってしまう。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。ひとつずつ包んで冷凍庫で保存し、焼き直すという方法をとっているのですが、買ったその日の味わいにはもちろん敵いません。無謀な夢を語らせてもらうなら、寝ぼけまなこでも行けるパン屋さんが近所に欲しい。毎朝、美味しい焼きたてパンが食べたいの……。

そんなわたしが友人に紹介されて、これは常にストックしておきたい！ と鼻を膨らませているのが、冷凍パンの「Pan&(パンド)」です。冷凍パンなんてこれくらいでしょう。と頭と口の中で勝手に想像していた味をあっさりと追い抜かしてきたので、とっても驚きました。冷凍したパンを袋からだし、トースターで焼き直しするだけなのに。一体なぜ？

天然酵母パンを専用工場で焼き上げて、即・冷凍。
だから美味しい。

Pan& をつくっているのは、大正時代から続くスタイルブレッドという製パン会社。群馬県桐生市にある天然酵母専用の工場で、1日に10万個ほどのパンを焼きあげ、全国のミシュランの星つきホテルやレストランに卸しています。徹底してこだわりぬいた冷凍パンを家庭でも味わってもらいたいと、新ブランド化したのだとか。

なぜ美味しいのか。その秘密は5つ！　選り抜きの素材たちで作ること。そして、食べるのにベストな状態の、出来立てアツアツのパンの旨みと水分を逃さぬよう、瞬間冷凍で閉じ込めているから。だからリベイク(焼き直し)するだけで、湯気が出るほどのパンが完成するのです。

1. 自家製天然酵母　専用の培養室で徹底的に管理された自家製天然酵母「桐生酵母」が、小麦の甘味を引き出してくれる。
2. 小麦粉　酵母と相性の良いオリジナルブレンドの群馬県産小麦粉100%。酵母と同じ土壌で育ったから、相性抜群。
3. 塩　少量でも大切な要素のひとつ。太陽と風だけで乾燥させた100%天然のフランス・ゲランドの塩を使用。
4. 水　工場がある桐生市は、二つの清流が交わる水に恵まれた場所。
5. 製法　パン生地を24時間低温で寝かせるから、もっちりしっとり食感に。余分な保存料や添加物は使用しない。そして・・・焼きたてを瞬間冷凍！

リベイクで、焼きたてパンを好きなタイミングで

Pan& のある朝はこんな感じです。まずはトースターにパンを投入し、2〜3分焼く。チーンと鳴ったら、そのまま無視して6〜8分放置。この蒸らしの時間がふっくらもちもちにするコツ。その間は、ゆで卵を茹でたり、ヨーグルトやコーヒーをセッティングするのにちょうどいい時間。トータルで10分！ これでリベイクが完了です。

全8種類、試してみました

基本ラインナップは全8種。純粋な小麦を味わえるナチュールやグラハムは、料理を選ばないので、朝食のハムエッグから、カレーやシチューのお供まで活躍。横に切れ目を入れてサンドイッチにしてもちょうどいいサイズ感で、守備範囲が広そう。デュラムやミッシュ (ライ麦)、フラックスシード(亜麻仁)は、素材の持つ香ばしさが特徴的。力強い味にも負けないので、ポークソテーやトマトソースなどに添えてみました。これから寒くなるので、こっくりとした煮込みメニューに合わせると良さそうです。にんにくやオリーブオイルとも相性がいいので、ちぎってアヒージョに浸して食べると、お酒にもよくあう。４歳児のおやつに大ウケだったのが、クーベルチュール(チョコ)ときな粉、ハニーソイ。どれも菓子パン未満の、ほんのりとした甘さ。でも、何もつけなくとも単体でパクパクと食べてしまうから不思議です。冷凍庫のパンもうないの？　とせがまれてしまいました。

Pan& の嬉しいところは、いつでも美味しいパンが冷凍庫にあるという安心感。ストックしておけるので、パン屋さんに立ち寄れた時はそっちを優先し、バタバタして買い出しにいけなかった朝や、突然の来客、子どもにおやつを催促された時など、好きなタイミングで焼きたてパンを食べられるという楽しみがあります。お買い求めは公式オンラインストアから。
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▼販売期間　2018 年 11 月 19 日~12 月 26 日
※冷凍クール便でお届け　※数量限定のため、予告なく終了する場合がございます。