より良い2019年を迎える秘訣とは? 『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2019』著者インタビュー【後編】
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藤本こずみ
2018.10.22 更新日:2020.08.03
10月11日の発売以降、早くも大きな話題となっている『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2019』。
本の活用法と新しい見どころについてお聞きした、占術研究家・水晶玉子先生インタビュー前編に続き、後編では、より良い2019年を迎えるためのアドバイスとLEE読者へのメッセージをいただきました。
2019年は物事を俯瞰してとらえることが大切に
オリエンタル占星術では、28年周期で年運が移り変わっていくというお話でしたが、2019年はどんな年になりそうでしょうか。
「2019年は、オリエンタル占星術でいうと“昴宿(ぼうしゅく)”の年。“昴宿”には視点を高く持つ性質があるので、2019年は物事を俯瞰してとらえたり、長期的な展望を持ったりすることが大切になってきます。2018年に起きたいろいろな変化や、毎日の生活の中の小さな出来事に対して、少し引いた視点から自分なりにその理由を考えてみる。例えば、スーパーに買い物に行って野菜が高かった時に、ただ不満に思って終わらせず(笑)、『どうしてだろう』と社会的背景にも想像を巡らせる。そんな風に、目の前のことだけでなく、先のことにまで考えを及ばせること、興味を持っておくことで、知識の量も増えるし対処の幅も広がっていくと思うんです。星の作用は前倒しで表れるので、2018年終盤の現在からこれを意識して行動することが、2019年の開運につながると言えるでしょう」
運気がいい時、悪い時の過ごし方
目の前のことだけでなく、先のことまで考える余裕は持ちたいけれど、現実は家事や仕事や育児に追われていっぱいいっぱい、なんてことも……。
そんな悩みを抱えがちなLEE読者に向けて、明るいアドバイスもいただきました。
「運気を見れば、いい時も悪い時もある。誰にでも波はあるんだから、余裕がある時もバタバタする時もあって当たり前! いつもいつも、100%素敵な暮らしはできなくていいし、できている人もいないと思いますよ(笑)。
私は、うまくいかない時期には、『この試練は自分に何を教えてくれているんだろう』『どうやってクリアすればこれをプラスに変えられるだろう』と考えるようにしています。もちろん反省することも必要だけれど、自分を責めても仕方ないこともありますよね。そんな場合は、『今は運気が悪いから』と考えてしまうのも1つ。『運気が悪い時期を過ぎたら必ず挽回しよう!』と頑張ればいいんです。注意するべき点は、“星のせい”にはしてもいいけれど、“人のせい”にはしないこと。人に対してネガティブな感情を持っているうちは運気は開けないと、心に留めておきましょう。人間、辛い時は『どうして自分ばかり』と思ってしまいがち。でも、ここでも俯瞰的な視点を持って、苦手なママ友さんや上司に対しても『あの人も大変なのかも……』と思いやる。または、ご主人やパートナーの生活が絶好調なら『あなたについていくわ!』と相手のペースに乗ってみる(笑)。そんな風に、人にはそれぞれの運気や人生があることを認識することで、少しずつ流れが変わってくると思います。
一方、いいことが続いている時期には、その幸運を一人占めせず、周りの人たちにおすそわけすることが大事。自分が持っている情報やスキルを広めたり、寄付やボランティアを始めたり。『自分さえよければいい』と考えるのではなく『いいものこそみんなでシェアしよう』と考えることが、運気をさらに上げる秘訣です。
2018年もあと少し、1日1日を大切に過ごして、ハッピーな2019年を迎えてくださいね」
2019年の自分の運勢はもちろん、開運メッセージや危機管理ポイント、そして家族や周りの人たちとの相性までチェックできる『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2019』。
水晶玉子先生からの“言葉”の贈り物を、じっくり楽しんでみませんか?
『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2019』
水晶玉子・著 ¥1400 集英社 大好評発売中
藤本こずみ Kozumi Fujimoto
ライター
1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。