前回に引き続き、今回も日本橋髙島屋S.C.店の注目店をリポート。新たに誕生した新館の中でも、5階はセンスのいい雑貨などを揃えるショップが集まっています。そこでお店にいるだけでワクワクしてくる新館5階の3店舗をピックアップします。
「タッチアンドフロー」で知らない文具に出合おう
文具を通じて新たな発見ができるショップ「タッチアンドフロー」の日本橋髙島屋S.C.店は「書くことで見つける上質な暮らし」がテーマ。
ただ文具を並べるだけでなく、様々な筆記具を試し書きできるコーナーを店内の中心に据えているのが特徴です。
試し書きの紙はメモ用紙程度のことがほとんどですが、こちらにはA3サイズの大きな紙がいくつも。しかもペンが引っかからない、書きやすい紙を使用する徹底ぶり。書き見本もたくさん飾られているうえ、試し書きコーナーなのに椅子も用意されています。
これは年配の方から、お子さままで楽しみながらゆっくりとお気に入りの1本を見つけてほしいとの思いからだそう。
他にもメッセージカードや便せんといった紙アイテムやマスキングテープのほか、アンティーク風のブローチや時計といった雑貨類も充実。
文具に限らず、かつてはみんなに認められていたのに、時とともに忘れられてしまったアイテムに再びスポットを当てることも、このショップのテーマ。もしかしたら掘り出しものに出合えるかも!?
本棚ごと売る!? 「ハミングバード・ブックシェルフ」
神楽坂の「かもめブックス」などを手がける企業の新たな業態「ハミングバード・ブックシェルフ」もデビュー。
店頭に絵本が並んでいて、子どもと一緒に本を探すのも楽しそうと思いつつ、店内に足を踏み入れると何か変。もちろん本が並んでいるのですが、テーマごとに本がまとめられているのです。
こちらは本屋ではなく「本棚屋」として、本の判型に合わせて作ったシェルフに、それぞれのテーマに沿った本を詰め合わせ、まとめて売るユニークなシステム。
初めてのミステリー小説といった具体的なものから、愛といった抽象的なテーマまで、様々な切り口の本棚が並んでいます。「ハミングバード・ブックシェルフ」の運営母体は本当に本が好きな人が集まる校正・校閲の会社。だから一筋縄ではいかない選書です。まとめて読むこと、でショップ側の意図が立体的に感じられるようになります。
今後も続々と本のラインナップが増えると同時に、文具をはじめとした雑貨類も充実させていくそうです。
クラフト感ある日用品と、センスのいいベビーグッズなら「ブリック&モルタル」へ
どこかクセのある日用品やアートをセレクトする「ブリック&モルタル」。中目黒にあったショップのファンなので、日本橋髙島屋S.C.にオープンするとあって期待しておりました。
店頭にはオリジナルブランドの「アマブロ」をはじめ、セレクトした豆皿100点がずらり。
「アマブロ」といえば、豆皿ブームの火付け役。金彩を施したおなじみのモデルも揃っていました。
豆皿以外にも普段使いしやすいお皿がこんなに!
大好きなムーミンとコラボした器もありました。
お皿といえば、いわゆるB級品を自身で値つけして買うことのできるコーナーも。
使用上には全く問題のないものの、厳しい検査のために商品にならないものがこんなにあること、お客さん自身で値段をつけることで「ものの価値」を改めて考え、またショップとのコミュニケーションの一つになれば、との思いから行っているそう。
「アマブロ」にはベビー&キッズのアイテムもあり、オリジナルのスタイをはじめ、セレクトしたグッズもたくさん!
ご自身のお子さん用にはもちろん、出産祝いにもおすすめです。
出産祝いでいいなと思ったのがポプリの詰め合わせ。
出産入院している友人へ贈るプレンゼントって結構困りませんか? 生花はケアしてもらう必要があるし、お菓子もNGなことがあるし…。その点これなら相手の負担にならないのでいいかも。相手の好みを考えながら好きに詰められるのもいいですよね。
販売していてるアート作品も飾られてあり、お店に遊びに行くだけでもワクワクした気分になります。
今回ご紹介した3店は、どこもじっくりと眺めているとお気に入りのアイテムが見つかります。できれば子どもを預けてショッピングに集中したくなるショップばかり。
普段、日本橋と縁遠い人もこの機会に日本橋髙島屋S.C.へ遊びに行ってください。
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。